エクシーガ クロスオーバー7
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「スバル・エクシーガ」の記事における「エクシーガ クロスオーバー7」の解説
クロスオーバー7 2015年4月16日 - 発売(Hタイプ)。2013年11月に開催された第43回東京モーターショーに参考出品した「CROSSOVER 7 CONCEPT」をベースに市販化したモデルで、ミニバンからクロスオーバーSUVに転換した。車両型式はE型の2.5L車に用いていたYAM型を継承。なお、このモデルより日本国内専売となる。 専用サスペンションの採用により最低地上高を170mmに上げ、全幅は25mm拡大して1,800mmとなった。また、前後バンパーやホイールアーチ、サイドシルにクラッディングを施し、大型フロントグリルやルーフレール、ブラック塗装と切削光輝を施した専用17インチアルミホイールを採用してSUVらしい力強さを表現し、サイドやリアにメッキパーツを配し、LEDアクセサリーライナーも採用した。内装はシートやステアリングホイールなどにタン色のレザーを随所に織り込み、ブルーグリーンステッチ、ピアノブラック調や金属調の加飾を施した。また、メーカーオプションでウルトラスエード+レザーシートを設定している。サスペンションを新開発したほか、シンメトリカルAWDを標準設定している。装備面ではEyeSight(ver.2)、SRSサイドエアバッグ&サードシート対応SRSカーテンエアバッグ、運転席&助手席8ウェイパワーシート、シートヒーターを標準装備している。グレードは「2.5i EyeSight」のみのモノグレード展開となる。なおエクシーガデビュー当初の売り物の一つであった「パノラミックガラスルーフ」は廃止となった。 2015年12月10日 - 特別仕様車「Modern Style」を発表(2016年1月5日販売開始)。内装色にダークブラウンを採用したほか、本革巻ステアリングホイールにブラックを、助手席インパネ加飾とリアクォータートリムにブラックレザー調素材をそれぞれ採用。また、ファブリック/合成皮革シート・本革巻ステアリングホイール・助手席インパネ加飾にはブルーグリーンステッチも施した。 2016年10月3日 - 特別仕様車「Active Style」を発売。スバル初のBOXER(水平対向)エンジン搭載車「スバル・1000」の発売50周年を記念した特別仕様車の第五弾で、内装にチャコールグレーとタンカラーを組み合わた専用撥水ファブリック/合成皮革シートやリバーシブルカーゴフロアボードを採用したほか、インパネ加飾にタン&ブラックレザー調素材、ドアトリムにグレーの撥水ファブリック、リアクォータートリムにブラックレザー調素材をそれぞれ採用。外観はガンメタリック塗装と切削光輝を組み合わせた17インチアルミホイールを採用した。 2017年3月13日 - 一部改良並びに特別仕様車「X-BREAK」を発表(一部改良モデル・「X-BREAK」共に4月3日販売開始)(Iタイプ)。ボディカラーの入れ替えを行い、「プラチナムグレー・メタリック」と「ダークブルー・パール」を廃止する替わりに、「ヴェネチアンレッド・パール(オプションカラー)」と「クォーツブルー・パール」を追加した。2016年1月発売の特別仕様車「Modern Style」も、カタロググレードの「2.5i EyeSight」同様にボディカラーの入れ替えを行い、販売が継続される。 「X-BREAK」はフォレスターに設定されているグレードをクロスオーバー7にも設定されるもので、外観はダークグレーメタリック塗装の専用17インチアルミホイールやオレンジの「CROSSOVER7」ロゴを入れたサイドクラッティング、「X-BREAK」リアオーナメントを装備し、カラードドアミラーをブラックに変更。内装は撥水ファブリックと合成皮革のコンビシート(ブラック/ブラック&タン)やリバーシブルカーゴフロアボードを装備し、助手席のインパネにはタン&ブラックレザー調素材の加飾を施した。 2017年12月18日 - 生産終了のためオーダーストップ。以後は在庫対応となる。 2018年3月30日 - 販売終了に伴い、ホームページへの掲載、カタログの配布を終了。エクシーガとしては9年9ヵ月の歴史に幕を閉じた。これに合わせてスバルのラインナップからミニバンが消滅し、市場も完全撤退する形となった。後継車は無いものの、クロスオーバー7として販売していたスバルのクロスオーバーSUVとしては既存のアウトバックが事実上の受け皿となる。
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