信心組織
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「ヘヴィーオブジェクト」の記事における「信心組織」の解説
クロンダイク(Klondike) 声 - 辻親八 アニメオリジナルエピソード「野に咲く花に鎮魂の歌を >> ベイビーマグナム破壊戦」に登場。『信心組織』の重鎮の一人。眼鏡をかけたスケベな老人の導師。 国際的影響力が高い宗教家だが、実際には「非暴力・不服従・無抵抗主義」を貫く哲学に近い思想家の側面が強く、『信心組織』の中では浮いた存在。思想の拡大が嫌われているものの、勢力の垣根を越えて多くの信者を持っているために国際問題を危惧して迂闊に殺害する事も適わず、結果的に人質として各世界的勢力の間をたらい回しにされている。 サラサ=グリームシフター 女性だけの天罰組織『ヴァルキリエ』構成員。低い声で無愛想な話し方をする。 『神敵』となったロイベルツを追い、ロワイヨーテ方面非正規戦やソロモン方面防衛戦でクウェンサー達と一時的な協力関係を取ったが、ロイツベルがディープオプティカルの主砲で消し飛ばされ、遺体を回収できなくなったため撤退した。 ロイベルツ=オールドニック 十字教系勢力の元枢機卿の老人。旧宗教の復古運動による十字教勢力の弱体化に危機感を抱いている。 失言を連発してギリシア系勢力との内戦を引き起こし、『安全国』の民間人を含む5000人以上の大量の死者を出したことで、十字教系勢力からも除名されヴァルキリエの討伐対象となった。ロワイヨーテ方面のハイエナ(強盗集団)と接触を図り、彼らと自身を追跡するヴァルキリエを衝突させようと目論んだが、第37機動整備大隊がハイエナを掃討したことで失敗。オセアニア北東端に逃走しようとしたが、休暇中の第37機動整備大隊がそこへ駐屯していたためソロモン方面へとさらに北上することになった。その後、『資本企業』と取引を交わし、人工プラチナ製造法『電子数学の財宝』を実現させることでギリシア勢力の経済破綻と自身の返り咲きを狙った。しかし、プラチナ暴落の疑惑さえ生めれば十分だった『資本企業』に切り捨てられ、ディープオプティカルの主砲を撃ち込まれ焼死した。 ラミール=スコッフロー テクノピックの裏で暗躍するギリシア系組織『アスレティカ』の指揮官。階級は中佐。金髪・褐色肌の女性。『ロケットイカロス』のコールサインで知られるエースパイロットでもある。 母体ギリシアの祖先から発祥したオリンピックの復活を目論み、テクノピックを廃止するため会場となるオリンピアドームの破壊計画『空白化』を実行に移した。マリーディ襲撃に見せかけてオリンピアドーム側が無人兵器の情報を統合するハブを破壊し、無力化。こうして対空戦力潰し、マリーディに妨害を受けながらもオーシャンサブステーションの1機を掌握し、送電用レーザーの兵器化に成功する。そのレーザーによりオブジェクトを攻撃することで警護に当たる4機の各世界的勢力のオブジェクト同士による戦争を嗾けようとしたが、マリーディが搭乗したHarpuiaiの襲撃に遭い、自身もマイクロウェーブ兵装搭載機に乗って排除に当たるが、返り討ちに遭い死亡する。 イリス=アグラベーション 『アスレティカ』の構成員である女性。階級は准尉。ラミールの死に動揺する部下を統制し送電レーザーを発射したが、マリーディの搭乗したHarpuiaiの空対空ミサイルによって軌道を逸らされ、『空白化』の計画が頓挫した。 プタナ=ハイボール(Putana=Highball) 『"HINOU" 5th instruct battalion』のエリート。長い黒髪を頭の後ろで束ねている、金色の瞳で褐色肌の少女。15歳。身長155cm、体重45kg、スリーサイズはB78W56H80。階級は大尉。出身地はニューデリー、ガンジス。 特殊スーツは、緑色を基調としたナース服を模したデザイン。極度の視線恐怖症だが、それを自らの武器として転化させている。カレー好き。 『コレクティブファーミング』が鹵獲されたことで存在意義を失い、部隊の兵士から処刑される所をミリアによって救出されて捕虜となる。初めはクウェンサーに敵意を抱いていたが、彼やアヤミの言葉を受けて思い直し、『コレクティブファーミング』の自爆を諦めて機体を『正統王国』へ差し出した。 ウルズ=サイレントサード 第5次ノルンプログラムでウルズの役割を担う事になった『トリニティスタイル』を操るエリート。三姉妹のエリートの一角であり長女。緑色の特殊スーツで全身を覆った、長い金髪を1本の三つ編みにした18歳ぐらいのおっとりとした印象の少女。姉妹揃って同じ髪留めをしている。スーツには布を水着のように巻きつけている。2人の妹スクルドとベルザンディと共に部隊内では「聖女猊下」と敬われ、兵士の集団ヒステリー化施策『ベルセルク』を助長させるアンプとしての役割を担っていた。耳年増な割りに純愛を求める等、色々と重いため部隊内の兵士から余所余所しい態度を取られる。化学戦のエキスパート。エリートとしては及第点ギリギリのスペックしか持ち合わせておらず、知略で補っている。 ベルザンディ=サイレントサード 第5次ノルンプログラムでベルザンディの役割を担う事になった『トリニティスタイル』を操るエリート。三姉妹のエリートの一角であり次女。緑色の特殊スーツで全身を覆った、金髪を粗雑に二つ縛りにした16歳ぐらいの目つきの険しい少女。姉妹揃って同じ髪留めをしている。スーツには布を水着のように巻きつけている。妹のスクルドと姉のウルズと共に部隊内では「聖女猊下」と敬われ、兵士の集団ヒステリー化施策『ベルセルク』を助長させるアンプとしての役割を担っていた。エリートとしては及第点ギリギリのスペックしか持ち合わせておらず、知略で補っている。 スクルド=サイレントサード 第5次ノルンプログラムでスクルドの役割を担う事になった『トリニティスタイル』を操るエリート。三姉妹のエリートの一角であり三女。緑色の特殊スーツで全身を覆った、長い金髪をツインテールにした14歳の少女。姉妹揃って同じ髪留めをしている。スーツには胸元と腰回りにそれぞれX字に布を巻きつけている。2人の姉ウルズとベルザンディと共に部隊内では「聖女猊下」と敬われ、兵士の集団ヒステリー化施策『ベルセルク』を助長させるアンプとしての役割を担っていた。また、エリートとしてのバイタル調整には入眠時幻覚を利用する。 計画性皆無でアドリブに殺人を繰り返す天性のシリアルキラーであり、軍で囲わなければ社会に適合できない人格破綻者。常識的な倫理観は存在せず、殺せる時に殺せる場所で殺せる分だけ殺す事を信条としている。同じ部隊内の兵士にさえ殺人癖を隠し通してきたサイコパスであり、その殺人は模倣犯を大量に発生させるほどに伝染率が高い。好みの殺害対象は中性的で女っぽい男であり、一目惚れしたクウェンサーの殺害を画策した。オブジェクトによるクリーンな戦争に微塵も興味がなく、自身の手で殺人を行う事を何よりも優先する行動原理を有する。基本的には縊殺を好むが移り気が激しいため殺害方法もばらついていた。しかしマダガスカルでの一件を機に、爆弾を用いる手法に魅入られ、クウェンサーを「先輩」と崇めるようになった。 『トリニティスタイル』の主格を担っているものの、エリートとしての調整のバランスが崩れてしまったピーキーなタイプ。特に攻撃性が高く、敵軍が『白旗』を上げても暗黙の了解を破り攻撃を辞めない。兵士ではない民間人どころか味方の兵士や自身の姉達まで見境なく射殺を試みる。最終的に実験戦場マダガスカル島での一件を経て、抗躁剤を投与され植物状態のまま実験サンプルとして延命処理が施された。 エリック=キングスバレー 『トリニティスタイル』を保有する部隊の男性兵士。実験戦場マダガスカル島にて第37機動整備大隊の捕虜となった事を機に、敵国兵士であるクウェンサーを信頼するようになる。 ティルフィング=ボイラーメイカー 70歳を超える白髪の老人。『尊翁(そんおう)』として『中央』に名を連ね「聖者」と敬称付きで呼ばれている。多額の軍資金を援助して『ノルンプログラム』を推進し、単に兵器運用上のパフォーマンス向上に留まらずに異なる宗教間の協調や融和を実現し、真の意味で『信心組織』として単一の巨大統合組織になる事を目論んでいる。 重心や歩行で体内時計を変異させ、モジュール化した策士・猛将の挙措を再現する機材を身に付けている。 ロバート=ミスティネイル 『オールドファッション』のエリート。エリート開発では参考資料に必ず名前が載る程の成功例の頂点。スコパン相手にチェスの試合での勝利は不可能と結果が出されているにも関わらず、世界選手権で3度も優勝している。堅実だが予測不能で、対ロバート個人用に競技AIを組んだ『情報同盟』の学者集団も途中で匙を投げるほど。オブジェクト操縦に関しても天才であり、その操縦センスだけで「オブジェクトは最新型の方が強い」という定説をたった一人で覆し続ける古参の旧式乗り。戦友との約束に寄り添い、世界的勢力のしがらみを無視してワンマンでスタンドプレイを続ける戦闘狂。 エリザベート=シュノズル 『情報同盟』系の観光業界を牛耳る社長令嬢。豊満なボディラインの美女だが、衣装や化粧のセンスが少女っぽいためアンバランス。彼女の会社はセカンドヴェニスの開発元だが、収益が偏りグループ内のパワーバランスを崩す存在だと忌々しく思っている。2年前に致死率99.8%の暴徒鎮圧用の非殺傷ガス兵器『アルゲイフォンテス』を浴びたが、ヘルメス製薬から解毒剤を買い取り一命を取り留める。その後は同企業に多額の寄付金をしている。報道上は神の愛を授かったとされ、幸運の女神を気取ってカジノで集客に貢献していた。世界屈指の水上カジノ『オリーブガーデン』滞在中に大口カジノ『オリュンポス』にてクウェンサー達の襲撃を受ける。 ベネト=ダンデライオン 催涙スプレーや路面活性化オイルなど化学的セキュリティ商品分野のパイオニア。恰幅の良い初老の男。ヘルメス製薬に所属しており、特殊部隊『ケリュケイオン』への大口出資者。『オリーブガーデン』にてセレモニーの開演中に、『アルゲイフォンテス』の解毒剤を欲したクウェンサー達の襲撃を受けて両足の骨を折った。 ユーヴァー=ダービーフィズ 48歳の男性。北欧文化遺産保全委員会の代表理事。発言に宗教的な意味を付加させる事に成功した自覚的扇動者。 エピスキア=スウィートレディ エレクトリックドリル部隊に所属する29歳の男性軍人。 カラット=アフィニティー 本国ローマに住まう少年。ローマ崩壊時にクウェンサーに保護されパリまで同行した。 チェダー=アフィニティー 海兵隊コマンド『グノーシスウィッチ部隊』所属の女性兵士。エリートのような身体強化手術を受けており、片目が義眼。カラットの母親。 ダリア=ウエディングベル 15歳の女性軍人。『島国』四阿に潜み世界大戦を招いた元凶の4人の内の一人。
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信心組織(Faith Organization)
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