instruct
「instruct」とは、指示する・指導するということを意味する表現。
「instruct」とは・「instruct」の意味
「instruct」は「教える・指導する」「指図する・命じる」という意味を持つ動詞である。「知らせる・通告する」という意味で使われることもある。学校などの教育関係のほか、企業などビジネスや組織の場で使われることが多い。また、単に手順などを伝える場合にも使用することができる。一般的に他動詞として用いられ、活用は一般的な動詞の活用形に倣う。名詞形は「instruction」、形容詞形は「instructive」という形を取る。過去分詞形の「instructed」も形容詞的に使われることがある。「instruct」の発音・読み方
「instruct」は「instrʌ́kt(インストゥラクト)と発音する。最初の「i」は短い「i」音である。この音は、日本語の「イ」と似たような発音で、舌を前に出して口を少し開けて発音する。次の「n」は「n」音である。舌を上あごに付けて鼻から息を出す。「str」は、「s」「t」「r」の音を繋げた音節である。「s」は、舌の先を上あごに付けて息を出す。「t」は、舌の先を歯茎に付けて息を止めてから短く離す音である。この「s」「t」は子音であるので、日本語の「ス」「ト」とは発音が異なるので注意が必要である。母音を入れないよう意識するのがポイントである。「r」は、舌を上あごに近づけたまま振動させて出す音で、日本語にはない音である。「u」は「ʌ́」の音になる。ここには強勢が置かれるので、やや強めに発音することが大切である。次の「c」は「k」の発音である。これは、舌を口蓋に付けてから息を短く止めてから離す音で、日本語の「カキクケコ」の子音要素に近い音である。そして最後の「t」も、子音のみの発音を意識する。
「instruct」の語源・由来
「instruct」という単語は、古代ローマのラテン語「instructio(指導・教育・訓練)」に由来している。この言葉は、軍事的な文脈で使用され、戦闘の前に兵士たちに対して行われる訓練を指す場合が多かった。その後「instructio」は、より一般的な意味合いを持つようになり、教育や訓練を含む広範な指導行為を表すようになった。この言葉はフランスに渡り、「instruction」という形に変化している。中英語期になるとイギリスにも伝わり、「instruccioen」という単語になった。その後、英語の「instruccioen」は「instruct」という単語に変化し、現代英語においても広く使用されている。「instruct」を含む英熟語・英語表現
「instruct」を含む英熟語や英語表現には以下のようなものがある。「instruct someone in something」は「誰かに何かを教える・指導する」という意味のフレーズである。「re-instruct」は「再度指示する・再度教える」という意味の表現である。「instruct someone how to」は「する方法を誰かに教える」という意味である。「instruct」のthat節とは
「instruct」の後に「that節」を取ることにより、「~という内容を指示した」という文章を作ることができる。例えば、「He instructed us that we should finish the project by Friday.(彼は我々にプロジェクトを金曜日までに終えるよう指示した)」のようになる。
「Instruct to」とは
「Instruct to」は、後に動詞を続けることで「~することを指示する」という意味の文章を作ることができる。通常は「instruct」の直後に目的語を取るので、「S instruct O to do」という形になる。
「instruct」に関連する用語の解説
「instruct」に関連する用語には以下のようなものがある。「self-instructed」は、「自己学習の」「自己指導の」という意味を表す形容詞である。「instructive feedback」は、改善するための「指導的なフィードバック」を意味する表現である。「instructive material」は「教材」のことで、教育的な目的で使用される資料全般を指す。「instructive experience」は「教育的な経験」「学びのある経験」という意味である。「the instruction」とは
「the instruction」は「Ainslie MacLeod」により書かれた書籍である。正式なタイトルは「The Instruction: Living the Life Your Soul Intended」で、スピリチュアルな内容が世界中で反響を呼んだ。
「instruction」とは
「instruction」は「instruct」の名詞形で、「指示・命令」「教育」という意味である。また、「説明書」という意味で使われることも多く、文脈により判断することが必要である。
「instruct」の使い方・例文
「instruct」は以下の例文のように使用することができる。「My boss instructed me to prepare a report on the latest sales figures.」(私の上司は私に最新の売上高のレポート作成を指示した。)
「The teacher instructed the students to complete the assignment by Friday.」(教師は生徒に金曜日までに課題を完成させるよう指示した。)
「The coach instructed the team to focus on defense in the next game.」(コーチはチームに次の試合で守備に集中するよう指導した。)
「The manual instructs users on how to assemble the furniture.」(取扱説明書には家具の組み立て方が指示されている。)
「The supervisor instructed the workers to wear safety gear at all times.」(監督は常に安全装備を着用するよう労働者に指示した。)
「The flight attendant instructed the passengers to fasten their seat belts before takeoff.」(客室乗務員は離陸前に乗客にシートベルトの着用を指示した。)
「The chef instructed the new cook on how to prepare the signature dish.」(シェフは新しい料理人にシグネチャーディッシュの作り方を教えた。)
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