マクロス・ギャラクシー船団とは? わかりやすく解説

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マクロス・ギャラクシー船団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 08:27 UTC 版)

新マクロス級超長距離移民船団」の記事における「マクロス・ギャラクシー船団」の解説

惑星エデン発の新マクロス級としては21番目となる第51超長距離移民船団循環システム密閉式ケミカルプラント採用する第4世代巨大移民船団である。民間企業ゼネラル・ギャラクシー社がスポンサー企業となって主導する移民船団であり、全銀河でもトップレベル技術力有するハイテクノロジー重視思考徹底的な資本主義体制敷かれており、省力化自動化極度に進んだ結果失業率高く一部スラム化している。メインランドをはじめとした船団構成する艦船は、バトル・ギャラクシーを除き船団では見られない独自のものとなっている。 船団独自にインプラントサイバネティックスなど人間半機械化する技術開発。その合法化巡り推進派と反対派対立し一度合法化法案否決されたものの、推進派がテロ行為などで巻き返し勝利したことで社会全体電脳化された。インプラント化した市民現実仮想重なり合った環境暮らし、ただの広場仮想環境重ねることで公園になり、合成食品味覚コントロールすることで美味な食事になる。他方、非インプラント生身人間あらゆる面で過酷な生活を強いられる。『マクロス・ザ・ライド』では、他の船団から来訪した生身人間ゴーグル身につけることで拡張現実としてインプラント・ネットワークの一部利用できるとされている。 「銀河の妖精」ことトップアイドルのシェリル・ノーム同船団の出身者2059年シェリルコンサートツアーのため近隣宙域航行中マクロス・フロンティア船団訪れているあいだに、ギャラクシー船団バジュラからの大規模な襲撃受けている旨の通信最後に消息不明となる。 テレビ版『マクロスF』では実際に小惑星帯無傷の状態で潜んでおり、グレイス・オコナーと船団幹部バジュラ利用して全人類を支配しよう暗躍していた。それによってバトル21番艦「バトル・ギャラクシー」とその艦載機フロンティア船団交戦するが、敗北し計画失敗する。また全人類の支配隷属目的とした船団幹部陰謀は、S.M.Sにより地球の新統合政府にも通報される。バジュラ戦役後の経緯については物語中では語られていないが、総監督の河森正治によればギャラクシー船団幹部健在で、「とりあえずはバジュラ利用されるのは阻止できた」段階語っている。 『劇場版 マクロスF』では実際にバジュラ攻撃受けて壊滅するその後船団幹部本体収めた装置工作員難民船とともにフロンティア船団紛れ込みバトル・フロンティアコントロール奪いバトル・フロンティアバジュラクイーン融合させる。しかし、支配脱したブレラ・スターンの手により船団幹部打倒される。

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マクロス・ギャラクシー船団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 16:00 UTC 版)

マクロスFの登場人物」の記事における「マクロス・ギャラクシー船団」の解説

グレイス・オコナー(Grace O'Connor) 声 - 井上喜久子 シェリルマネージャー身長173cm。シェリルをうまくコントロールし的確に仕事をこなす。物腰柔らか穏やかな女性だが、怒ると怖いとされている。フロンティア来てからは、マネージャー業の裏ブレラ命令与えたり三島密約を結ぶなどの不審動き見せる。 体内はすべて機械構成されており、情報処理通信能力優れているうえ、驚異的な運動能力備え性別体格髪型などを変えることも可能。男性の姿をとっているときは「G」と名乗る。とある場所にギャラクシー船団幹部意識共有する同一身体いくつも用意しており、使用中身体消失してすぐさま別の身体へと移行できる。 もともとは第117大規模調査船団で、マオやランシェとともにV型感染症バジュラ研究していた科学者調査船団の壊滅後はギャラクシー船団渡り、インプラント・ネットワーク理論をもって中枢入り込んだギャラクシー船団では「大佐」という階級持ちギャラクシー船団幹部結託してインプラント技術バジュラ利用し銀河支配野望を抱く。自分研究論文否定したランシェには強い憎悪ライバル心を持っており、自身研究理論正しさ証明しようとしている。 フロンティア船団からバジュラ発するフォールド波観測したことで、自身野望のためそれを利用することを思いつき意図的にフロンティア船団バジュラ呼び込んで交戦状態に陥らせる最終戦バジュラクイーン融合し銀河支配実現させるべく地球などにバジュラ送り込むが、バジュラ人類という存在理解したことで失敗最後フロンティア船団バジュラ、そしてブレラまでも敵に回して敗北し自身アルトVF-25狙撃され破壊される。ただし上述のとおりこれはグレイスにとっては端末のひとつに過ぎず本体存在するギャラクシー船団戦後健在である。 娘ドラ◎ - 『娘ドラ◎ドラ3』の「ギャラクシー・メモリー」では、計画一端として、両親殺されスラム街彷徨っていたシェリル救い養育するが、徐々に女に対して本物愛情を抱くようになる。しかしその情が計画の邪魔になると思い本編開始前消去していたことが語られている。 テレビ小説 - 両足ラムジェットエンジン上腕部にグレネード内蔵している。脳内に「易経」のチップ仕込んであり、苛立ったときはこれにアクセスする。 11年前2048年調査船団がバジュラ襲われる直前に偶然オズマ出会っていた。その直後バジュラ襲撃によって瀕死の重傷負い救出したマンフレートらによって強制的にインプラント化された。“マンフレート”らと結託しているが、本心では彼らを軽蔑し嫌悪感抱いている。短編「デンジャラス・ジャーニー」では、自分とは違うイノセントランカへの憧れと、周囲の人間への嫉妬自己嫌悪に陥っていたナナセアドバイスをするが、その行動理由考えた過去自分記憶ノイズ判断し表層意識から消去する劇場版 - 本名グレイス・ゴドゥヌワギャラクシー船団幹部支配受けて行動するキャサリンたちからスパイ容疑告発されるも、逆にフロンティア船団首脳陣ギャラクシー船団救難信号無視する決定出した事実告げて動揺させるシェリルのリベンジライブでは、ランカの力がシェリルの力を呼び覚ました判断しバジュラ襲撃怯えるスタッフ叱咤してその歌を船団に流す。のちにギャラクシー船団幹部の命を受けフロンティア船団制圧画策するが、事前に察知していた三島率い部隊銃撃受け身柄を拘束されるフロンティア側にインプラント・ネットワークを切断され支配から解放されると、バジュラ本星戦い最中脱出しシェリルステージ準備整え幼き日のシェリルアルト向かって言ったように、その歌を乗せた「光の舞」によって「銀河震えている」のを見届け倒れる。 少女漫画版 - もとはマオ・ノーム研究所働いていたV型感染症研究者で、ランシェやマオとも良好な関係にあった同僚ジャックとの結婚式当日ギャラクシー船団誘導されバジュラ襲撃を受け、元老院スルトによってジャック殺され自身サイボーグ化される。元老院コントロール下に置かれながらも、フロンティア船団アルト交流するシェリルを見るうちに自我取り戻し元老院逆らってシェリルの命を救い、「処分」される。 ブレラ・スターン (Brera Sterne) 声 - 保志総一朗 / 佐々木日菜子少年時代バジュラ壊滅させられギャラクシー軍の残存部とされるアンタレス小隊率いVFパイロット2040年生まれ19歳階級少佐搭乗機赤紫VF-27γコールサインは「アンタレス1」(登場初期パープル1)。 ギャラクシーサイバネティクス技術により身体の大部分インプラント化(人工化)した機装強化兵(サイバーグラント。いわゆるサイボーグ)であり、戦闘能力きわめて高く、体の各部ナイフなどのさまざまな武器内蔵している。 冷徹で、つねに表情崩さないが、フロンティア潜伏中に偶然ランカ出会い、同じアイモという曲を知る彼女に強い興味を抱く。愛用ハーモニカで「アイモ」を奏でるなど、ランカとの関係性を伺わせ、アルトに対してランカをめぐり頻繁に対立的行動をとる。のちにランカボディガード担当することになる。 みずから戦闘マシンと語るように本来情動はなきに等しかったが、ランカの歌を聞いたときに感情芽生え始めランカ願いかなえるべく行動するうになる。しかしその位置グレイス捕捉されており、ランカ自分の妹だと告げられたうえでインプラントによる強制コントロールを受け、ランカ11年前贖罪促す存在として洗脳利用される最終決戦では帰還したマクロス・クォーター砲撃による被弾で偶然インプラント端子破壊され支配から解放されアルト共闘するテレビ漫画 - 美星学園に「転校生」として編入し学園制服着てランカ行動ともにするバジュラ本星における決戦ではアルトとの戦いでインプラント端子破壊されるものの戦意失われず、みずから支配脱したランカの歌で自我取り戻す。 テレビ小説 - 脳まで機械化されていることが明確に記されており、ギャラクシー船団にいたころ、自身過去記憶がすべて作られたものであると偶然気づいたことが、グレイス出会い、その下につくことになったきっかけとされている。バジュラ本星における決戦ではアルトとの激闘果てにピンポイントバリアパンチで打たれ行動強制チップに異常が発生し、歌のフォールド波指令波がジャミングされて支配から解放される。なお、テレビ版をはじめとする各作品ではサイボーグとなった具体的な経緯いっさい描かれていないが、テレビ小説第4巻キャラクター紹介においては、「グレイス改造手術洗脳施された」とされている。 短編「ワイヤード・ウォーリア」と「ミュートスノート・オルゴール」(どちらもマクロスF フロンティア・メモリーズ』に収録)はブレラ視点描かれ物語となっており、前者バジュラ戦役前の惑星ネバー舞台に、人工人格記憶植え付けられ試作バイオロイドとの関わりを、後者ランカアイとともにフロンティア船団から旅立ったのちに不時着した未知惑星で、戦争から逃れ隠れていたプロトカルチャー世話するはずだったコンピュータとの出会い描いている。 劇場版 - グレイスの命を受け、シェリル護衛する任務ついている。黒いロングコート着用しサングラスをかけており、グレイス部下全員色違いでこれと同じ隊服支給されている。シェリルとは最初から面識があり、第一次遭遇戦ではランカ救おうとするアルトVF-27γ援護するランカ捕獲し心理誘導するために送り込まれ存在で、インプラント・ネットワークで行動管理されその本心はわずかに残されるのみとなっている。フロンティア制圧作戦の際にグレイスよりシェリルランカ確保命じられ直後同作戦は失敗しフロンティア側によってインプラント・ネットワークが切断される新統合軍追われる途中任務遂行のためにランカ対しフロンティア上層部陰謀と歌の秘密明かし自身ランカの兄であり、彼女に再会するために生き延びてきたと語る。その後記憶戻ったランカ連れ去ろうとしてオズマ交戦したあとにフロンティア首脳陣抹殺しバジュラ本星ではアルト激戦繰り広げるランカの歌では異変をきたしながら敵対行動止めずアルトの「光の舞」に触発されることで感情芽生え、みずからインプラント呪縛解き放ちバトル・フロンティアCICにいるギャラクシー船団幹部倒し爆炎にのまれ姿を消す劇場版小説 - 劇場版では描かれていないランカとの初接触は、本作においてはグレイスランカ身柄確保するための布石としてシェリル通した指示により、シェリルのリベンジライブに招待されランカ案内務めというかたちで描かれている。その後の行動結末大筋において劇場版と同じで、エピローグにおけるランカ独白部分では「姿を消した」と表現されている。 少女漫画版 - 元老院に用済みとなったシェリル暗殺ランカ確保命じられるインプラントによりコントロールされているが、ランカのことになると自身感情見せる。ギャラクシー船団では完全にスルトコントロール下に置かれアルト前に立ちふさがるも、洗脳解かれランカの歌によりインプラント端子破壊され自我取り戻しアルト協力する。のちにバジュラ本星ランカ再会するが、彼女の記憶だけを失った態となっていた。シェリルアルト命を懸けた行動でその命を救われ記憶取り戻す。 マクロス・ギャラクシー船団幹部 声 - 麻生智久老人)、稲田徹中年)、金野潤青年)、福原香織少女) マクロス・ギャラクシー船団幹部意識集合体グレイス理論にもとづく計画実行移し銀河支配もくろむ。インプラント・ネットワークによりグレイス情報身体感覚共有する。声はアバターのようなものであり、必ずしも実際年齢性別反映したものではない。 本体存在するギャラクシー船団は、バジュラ襲われたという通信発したあと小惑星帯身を隠しグレイス義体通して暗躍しつづける。 テレビ漫画 - 登場しないテレビ小説 - “マンフレート”後述)が加わっている。計画最終段階においてグレイス切り捨てられる娘ドラ◎漫画) - 「老人」蝋燭アバターで、「青年」はクマアバターで、「少女」はアヒルアバター登場する劇場版 - 機械一体化し変わり果てた姿となった本体保存している装置登場するデザイン高倉武史)。ギャラクシー船団壊滅後、難民船団に隠れてフロンティア船団乗っ取る計画進める。一度フロンティア政府捕われるが、バジュラ本星にて反撃成功しバトル・フロンティアバジュラクイーン融合させる最後ブレラ特攻により破壊され、その野望断たれる劇場版小説 - 「電脳貴族(サイバーノーブル)」と総称されるテレビ小説同様、“マンフレート”加わっている。 少女漫画版 - ギャラクシー船団支配するのは元老院呼ばれる組織で、そのもと人体実験材料にされていたスルト後述)が長となっている。最終的にギャラクシー船団人間はすべてスルトが操るバジュラによって「処分」される。

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