マクロス・ザ・ライド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 15:30 UTC 版)
『マクロス・ザ・ライド』(MACROSS The Ride)は「マクロスシリーズ」の模型による作例記事と小説による『電撃ホビーマガジン』の連載企画。同誌2011年1月号から12月号まで全12話が連載された。『マクロスR』と表記されることもある。
注釈
- ^ 既存商品「VF-11B サンダーボルト」の仕様替えキット(成型色変更・パーツ追加・カルトグラフ製デカールなど)。
- ^ グレイス・オコナーの別名が「グレイス・ゴドゥヌワ」である点、シェリル・ノームが幼少期に早乙女アルトと逢っている点、ブレラ・スターンがシェリルのボディガードを務めている点など。
- ^ 「ジークフリート (楽劇)」、または「グラム (北欧神話)」を参照。
- ^ 『電撃ホビーウェブ』連載時はクァドラン・ノエルとされていた。
出典
- ^ VF-11D サンダーフォーカス"マクロス・ザ・ライド"(ハセガワ)
- ^ VF-11B ノートゥング II"マクロス・ザ・ライド"(ハセガワ)
- ^ 小太刀右京『マクロスΔ 2.ウィンダミア空中騎士団』、講談社ラノベ文庫、2017年3月、39-54頁、ISBN 9784063815665。
- 1 マクロス・ザ・ライドとは
- 2 マクロス・ザ・ライドの概要
- 3 登場人物
- 4 登場兵器
- 5 用語
- 6 書籍
マクロス・ザ・ライド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 06:32 UTC 版)
「VF-19 エクスカリバー」の記事における「マクロス・ザ・ライド」の解説
VF-19E 『電撃ホビーマガジン』誌上の小説『マクロス・ザ・ライド』に登場するVF-19EFの元になったとされる機体。『グレートメカニックDX17』102頁ではVF-19の最終形とされている。『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』で紹介された機体との関係は不明。 VF-19EF カリバーン 小説『マクロス・ザ・ライド』、小説『劇場版マクロスF』に登場する機体。VF-19Eのモンキーモデルで、ペットネームはカリバーン。VF-19Fから継承したデザインラインも見受けられる。マクロス・フロンティア船団などVF-19Eの量産を希望した移民船団があったものの、地球本国は高性能機の輸出に制限をかけており実現しなかった。そのためフロンティア新星とLAIの共同開発という建前で制作された機体である。当初のデータではいくつかの機構にもリミッターがかけられていた。2058年時点で156機が製造され、多数がS.M.Sに配備されている。またVF-19EFの開発の際に大手購入先のS.M.Sのために大気圏内戦闘を重視するS.M.Sのドクトリンに従ってカナードおよびVFCが装備できるように開発している。VF-19Eの機体管制AIやセンサー系は情報開示されていないため、これらはフロンティアの独自開発である。 小説『劇場版マクロスF』では2059年の第一次バジュラ遭遇戦後にフロンティア大統領補佐官のレオン・三島が量産化プランを提示し、3か月後の対バジュラ反攻作戦「ヒプノシス」実行前にはフロンティアの新統合軍に実戦配備されている。フロンティアの新統合軍に実戦配備されたVF-19EF カリバーンの内の一部はフロンティア新統合軍特殊飛行隊「ラウンドテーブル」に配備され、対テロ特殊任務機という触れ込みで(おもに人気取りに)活躍する。VF-19EFs 隊長機仕様は本国仕様S型に準じて指揮通信装置の拡充およびレーザー機銃の増設が施されている。指揮官仕様を非公式にEFs型と呼称する場合もある。文字設定のみで画稿・模型の作例などはなし。 VF-19EF S.M.Sフロンティア仕様 『マクロス・ザ・ライド』に登場する。S.M.Sフロンティア支部仕様は操縦系統にプロトタイプのEXギアシステムを試験的に採用している。従来のVF-19系の機体は高次元の機動が可能だがパイロットへの負担が相当に大きかった。しかしVF-19EFはプロトタイプEXギアシステムを取り入れることで、パイロットへの負担が軽減され、高次元の機動を引き出しやすくなっている。しかし相応の操縦技術や精神力を求められるために乗りこなせるパイロットはやはり限られる。フォールド・アクティブステルス機能を搭載しておりレーダーだけでなく、フォールド光すら欺瞞する。S.M.Sによって収集された本機のデータは後のVF-25、VF-171EXの開発に生かされる。カラーリングはカーキグリーン。武装はVF-19の標準兵装であるGU-15だが、VF-25用のGU-17Aも装備可能となっており、本体フレームも改良されている。 VF-19EF アンジェ機 『マクロス・ザ・ライド』の時代から数年前、S.M.S所属時のアンジェ672の乗っていたVF-19EF カリバーン。アンジェはエースパイロットのためパーソナルカラーであるオレンジと青、白で塗装されている。 RVF-19EF ウォーニング・カリバーン 航空管制用のVF-19EF。『マクロス・ザ・ライド』ではS.M.Sのアポロ小隊にて航空管制を行っている。RVF-19EF/CAT 前述のウォーニング・カリバーンの改修機。RVF-25に搭載されている新型の電子機器の量産型を試験運用のために搭載しており、フォールド波の分析やゴーストAIS-7Sの制御を行える。 VF-19ACTIVE ノートゥング 『マクロス・ザ・ライド』の小説版の表紙にも描かれている同作の主人公チェルシー・スカーレットの乗る主役機。VF-19EFを元に、データ収集用の実験機としてS.M.SがLAIから委託を受けて試験運用を行った。ACTIVEは「Advanced Control Technology for Integrated Valkyries:先進制御技術統合可変航空機」を意味する。 翼端へ装備された可変型ウィングレットは、かつてYF-21に装備されたOTM自由変形素材が使用されており、空戦のあらゆる局面に応じて翼断面や翼型を変化させる。 ただし、正式なBDIシステム(脳波操縦システム)やインプラントに頼ることなくこのように複雑な操縦系統をコントロールする技術は未だ発展途上であり、乗りこなすにはハイエンドAIの支援とEXギアによる直感的なインターフェース(簡易BDIシステムなども)、そして熟練パイロットの手腕が必要不可欠で、乗り手を選ぶ機体となった。新技術評価のための実験的な意味合いの強い本機だったが、前述のような理由でS.M.S内でも投入される局面が限られており、生産台数は少ない。2058年のバンキッシュレースに投入されたのは次世代型可変戦闘機開発のためのデータ収集の一環であると考えられている。チェルシー機のカラーリングは白とスカイブルーで白鳥のように美しい機体といわれる。 VF-19A ブラウヒッチ機 新星インダストリー・フロンティア船団支社がバンキッシュに投入した地球本国仕様のVF-19。レーサーはオスカー・ブラウヒッチ。A型はYF-19の直接の量産型だが、本機にはC型、P型のデータも反映されている。エンジン強化のため、脚部にサブのエアインテークが設けられている。また、カナードは縮小され、ベントラルフィンは廃止されるなどの独自チューンが施されている。カラーリングはシルバー地に赤と黒のワンポイントが入っている。 VF-19C/MG21 ペガッスス隊仕様 『マクロス・ザ・ライド』に登場。地球本星のライセンスを得たマクロス・ギャラクシー船団がVF-19Cを元に独自に生産したタイプ。MG21は21番目の新マクロス級であるマクロス・ギャラクシー製であることを示す。ギャラクシー船団で行われたバンキッシュ星天カップにて旧統合軍のマーキングを施されたペガッスス隊の機体が展示され人気を集める。ペガッスス隊の機体は白とライトグリーンでカラーリングされている。 VF-19A2 エンジェルバーズ仕様 地球本国仕様のエクスカリバー。A型との差異の詳細は不明。アクロバットチーム「エンジェルバーズ隊」のものは伝統的な白地に赤と青のラインが入ったカラーリングとなっている。同隊の機体は変形時の強度の確保のために主翼基部の砲塔が排除されている。マクロス・ギャラクシーで星天カップが行われた際にデモ・フライトを披露したとされている。
※この「マクロス・ザ・ライド」の解説は、「VF-19 エクスカリバー」の解説の一部です。
「マクロス・ザ・ライド」を含む「VF-19 エクスカリバー」の記事については、「VF-19 エクスカリバー」の概要を参照ください。
マクロス・ザ・ライド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:27 UTC 版)
「VF-1 バルキリー」の記事における「マクロス・ザ・ライド」の解説
VF-1X++ ダブルプラス 2057年に新星インダストリーがVF-1X-plusを改良し、少数生産した機体。第一次星間大戦後のOTM技術により、機体強度を向上させつつも軽量化を実現している。VF-1は2050年代でも払い下げられた機体の台数が多いため、素性を隠すために特務部隊などに需要がある。VF-1X++ ダブルプラス ハクナSP 2058年を舞台にした『マクロス・ザ・ライド』に登場。主人公のハクナ・青葉がバルキリーレースのバンキッシュ用に改造した機体。元は新統合軍の特務部隊エトワール・フィランで使われていた機体。ハクナ機はエンジンをLAI社製のELA-3000熱核バーストタービンに換装しており、脚部にVF-11用のスーパーパックを強引に装備することで、最新のVF-19とも渡りあう。カラーリングは白地にトビウオをモチーフにした赤いマーキングが入る。
※この「マクロス・ザ・ライド」の解説は、「VF-1 バルキリー」の解説の一部です。
「マクロス・ザ・ライド」を含む「VF-1 バルキリー」の記事については、「VF-1 バルキリー」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
日本のSF小説 | ヴァルキュリアの機甲 海底軍艦 マクロス・ザ・ライド クォンタム・ファミリーズ くだんのはは |
- マクロス・ザ・ライドのページへのリンク