マクロスエースとは? わかりやすく解説

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マクロスエース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/08 16:22 UTC 版)

マクロスシリーズ > マクロスエース
マクロスエース
MACROSS ACE
ジャンル 漫画雑誌
刊行頻度 年3回刊→季刊
発売国 日本
言語 日本語
定価 税込480円→540円
出版社 角川書店
発行人 井上伸一郎
編集人 安田猛
編集長 石脇剛
雑誌名コード 12402
刊行期間 2009年1月26日 -
発行部数 12万部(2009年1月まんたんウェブ調べ)
姉妹誌 月刊少年エース

マクロスエース』(マクロスAとも表記、英語表記はMACROSS ACE)は2009年1月26日に角川書店より創刊された「マクロスシリーズ」総合漫画雑誌である。

概要

1982年に放映が開始された『超時空要塞マクロス』以来、TVアニメ、劇場用映画、OVAをはじめ、多岐にわたるメディア・商品展開が行われている「マクロスシリーズ」を題材にした漫画雑誌である。『月刊少年エース』の姉妹誌で、「ガンダムシリーズ」総合誌『ガンダムエース』の増刊という扱いである。第1号が2009年1月発売、第2号が6月発売、第3号が11月発売と創刊された2009年は年3回刊のペースで刊行された。

2010年からは季刊化され、第4号以降は3月、6月、9月、12月というペースで刊行されるようになった。

価格は第3号までが消費税込み480円(本体457円)だが、第4号からは540円(本体514円)になった。

超時空要塞マクロス』を同作のキャラクターデザイナーである美樹本晴彦自らが再構築、漫画化した『超時空要塞マクロス THE FIRST』が最大の目玉。同作は40ページに渡って掲載されており、表紙も飾っている。

マクロス7』の7年後を舞台とするシティ7艦内の少女ピアニストの物語「マクロス7thコード」(叶之明)、『マクロスF』のキャラクターによるオリジナルエピソード「マクロスF しーくれっとびじょんず」(okiura)、4コマギャグ漫画「ゼントラ弁当マクロス風」(アキバ鉄工)などの漫画も掲載されている。その他にも制作者や出演声優へのインタビューやコラム記事、『劇場版 マクロスF』の情報やコンピュータゲーム作品の特報、プラモデルや超合金の記事、広告など掲載記事はほとんどが「マクロスシリーズ」に関係したものとなっている。

ページ数は270前後、発行部数は12万部[1]

2011年3月の『Vol.8』を最後に『マクロスエース』本誌は発売されておらず、本誌『Vol.9』については公式には発売日未定とされている[2]

掲載作品の「マクロス THE FIRST」および「マクロスプラス タックネーム」は2011年9月に新創刊された雑誌『ニュータイプエース』(以下NA)に移籍して連載され、同誌の1コーナー「マクロスエース+」としてマクロス関連の情報が連載されている。

漫画

連載漫画

読み切り漫画

  • 番外編マクロスF(青木ハヤト)Vol.001、005
  • マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。(水島空彦)Vol.001
  • 新装版マクロス7トラッシュダイジェスト(美樹本晴彦)Vol.003
  • らき☆すた美水かがみ)Vol.003
  • マクロスF ランカノオト(ひらぶき雅浩)Vol.004
  • マクロス7 サニーフラワーの一番長い日(小林耕介)Vol.004
  • マクロスF S.M.S☆物語(氷堂涼二)Vol.005
  • パインパインパイン(ひらぶき雅浩)Vol.006
  • イツワリノヨウセイ!?(ひらぶき雅浩)Vol.007
  • かっとばせマクロス(武東宗哉)Vol.007
  • マクロストライアングルフロンティア」夢の“学園モード”ごちゃまぜVer.(戸田陽近、協力:バンダイナムコゲームス)Vol.008
  • ハナヨメオーバーフロウ(ひらぶき雅浩)Vol.008
  • MACROSS THE FIRST CONTACT(ゆづか正成)Vol.008
  • 9ナンバー・マニアクス(たいち庸)Vol.008

小説

インタビュー記事

連載

  • 宮武一貴(「マクロスシリーズ」メカデザイン)
  • 板野一郎(『超時空要塞マクロス』作画監督、『マクロスプラス』『マクロス ゼロ』特技監督)

コラム

  • May'nのこだわる道!!!
  • 中島愛のMY 愛TEM
  • 石黒昇の大久保界隈通信
  • 小原乃梨子のパインサラダ記念日
  • ばじゅらんぼう(高橋ゆういち)

その他の記事

マクロスグッズニュース
プラモデル、超合金、フィギュア、トレーディングカード、プライズ、アパレルグッズなどマクロスに関する商品の紹介ページ。
なぜなにまくろす!
『超時空要塞マクロス THE FIRST』の設定を解説する。文章は波志本泰、絵はゆづか正成。
マクロス7アウトライン(セブンスコードアウトライン)
『マクロス7』および「マクロス7thコード」の解説と4コマ漫画。テキスト、漫画は山本鳴海が担当。
アニメ評論家 氷川竜介の『語る!』
評論家、氷川竜介による『超時空要塞マクロス』に関する解説・論評。
MACROSS MECHANICS(マクロスメカニクス)
「マクロスシリーズ」に登場するメカを文章と設定画で解説する。第3号から連載開始。
MACROSS非公式×機MECATRONICS(マクロスひこうしきボツきメカトロニクス)
マクロスの設定担当のDr.千葉がオリジナル設定の妄想機体を紹介する。イラストはI-IV。創刊当初は少なかったメカに関する記事を補充するためとして第3号から連載開始。色気のない記事がなりそうだからという理由で『マクロスF』に登場する女性キャラクターのクラン・クランが講義をするという体裁になっている。
ヤックデカルチャー通信
読者が投稿したイラストや感想を掲載したページ。下は10代前半から、上は40代まで幅広い年代のファンが投稿している。ヤックデカルチャーはマクロス世界内の言葉で驚きを表す感動詞。第2号より開始。

単行本

マクロス コミックゼントラ盛り
本誌に掲載された4コマ漫画や読み切り作品を収録。2011年3月26日発売。ISBN 978-4047156753

脚注

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  1. ^ マクロスエース:26日創刊 美樹本晴彦の初代マクロスマンガも連載」まんたんウェブ(毎日.jp)2009年1月27日。
  2. ^ ニュータイプエース web KADOKAWA 2011年7月28日。

外部リンク


マクロスエース(角川書店)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:34 UTC 版)

アニメ雑誌」の記事における「マクロスエース(角川書店)」の解説

マクロスシリーズ専門誌2009年1月に『ガンダムエース増刊として創刊し年3回刊行。『ガンダムエース』と同コンセプト漫画誌で、美樹本晴彦による『超時空要塞マクロス』のコミカライズ作品目玉

※この「マクロスエース(角川書店)」の解説は、「アニメ雑誌」の解説の一部です。
「マクロスエース(角川書店)」を含む「アニメ雑誌」の記事については、「アニメ雑誌」の概要を参照ください。

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