VF-19 エクスカリバー
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VF-19 エクスカリバー (ブイエフ じゅうきゅう エクスカリバー、Excalibur)は、「マクロスシリーズ」に登場する架空の兵器。初出は、1994年放送のテレビアニメ『マクロス7』。ファイター(戦闘機)、バトロイド(人型ロボット)、中間形態であるガウォークの三形態に変形する可変戦闘機(ヴァリアブル・ファイター=VF)のひとつ。
注釈
- ^ DVD劇場版『エスカフローネ』のブックレットに載っている「青嵐」の試作の変形機構はYF-19と同一なのが見てとれる。
- ^ 『空中騎行戦記』のキャラクターはその後テレビアニメ『天空のエスカフローネ』に使用された。
- ^ 『マクロスプラス』制作当時、アクティブステルスについては初搭載されたという設定だった。のちに『マクロス ゼロ』でVF-0とSV-51がアクティブステルスを搭載しているという設定が作られたため、第三世代型のシステムを初搭載したという設定に改められた。
- ^ Vortex Flow Controller(渦流制御器)とは、機体表面に微量のガスを噴射して気流に渦を発生させ、負圧により機首の動きを制御する装置(野球の変化球の仕組みに近い)。これを用いると尾翼がほとんど不要となり、大迎角飛行でも機敏な姿勢制御が行える。
- ^ これについては、『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19エクスカリバー』における非公式設定では、VF-0から歴代可変戦闘機の搭乗経験がある人物の言として、VF-11がコンピュータ補助によってパイロットになれる水準が下がったのに対し、VF-19は20世紀の戦闘機のように体で覚えるセンスのある者にしか扱えないとされている。[11]
- ^ YF-21のΩ1(オメガワン)と対をなしているが、劇場版ではコールサインがイーグル1へ変更されている。
- ^ 同号はロイ・フォッカー・スペシャルの元になったジョリー・ロジャース特集であったことと、ハセガワ製1/48スケールのプラモデルが新発売されてから間もない時期でもあったため、それに合わせたものでもある。
- ^ 『スタートレック』シリーズのバード・オブ・プレイ。
- ^ 『マクロス7』第23話以降の本編冒頭に挿入されるナレーション部分の表記。表記ゆれがあり、バンダイ・やまとから発売された玩具の商品名、『マクロスエースフロンティア』などのゲーム作品、分冊百科『マクロス・クロニクル』、映画『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』のパンフレットなどでは「ファイヤーバルキリー」となっている。
- ^ 『マクロス7』のオープニングアニメーションにはアップでフェイスプレートを閉じるシーンがあり。第27話「七色の歌エナジー」においては、声が出なくなったバサラがフェイスプレートで口を隠した状態で出撃し、声を取り戻した直後にこれを開いて口を露出させるという演出がある。もともとはバサラが歌い出すときのみフェイスプレートが開く設定にする予定だったが、監督のアミノテツローが常時開いた状態にしようと提案し変更した[14]。
- ^ レーザー機銃だとする資料もある[15]。
- ^ 設定画では、主翼を後退翼となる位置まで回転させると主翼後端部の付け根付近がエンジンナセル(ガウォークおよびバトロイド形態時脚部)に食い込むように干渉するが、これをどのように解決しているかについて明記された資料はない。
出典
- ^ 『フィギュア王 Vol.130』ワールドフォトプレス、21頁。
- ^ 『河森正治 マクロスデザインワークス』ムービック。
- ^ 劇場版『エスカフローネ』DVDブックレット。
- ^ 『マクロスプラス Complete Blu-ray Box』ブックレット。
- ^ 『B-CLUB vol.145』バンダイ、1997年[要ページ番号]。
- ^ 『マクロス7 設定資料集』ムービック。
- ^ 『マクロス7 アニメーション資料集』小学館、1995年、94、98、100、128 - 130頁。
- ^ 『マクロスエース Vol.006』角川書店、2010年、112 - 113頁。
- ^ 『マクロスエース Vol.007』角川書店、2010年、235頁。
- ^ a b c 『THIS IS ANIMATION Special マクロスプラス』77頁。
- ^ 「VFエクストラファイル「VFマスター」」『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19エクスカリバー』ソフトバンククリエイティブ、2010年、110 - 111頁。
- ^ 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19エクスカリバー』76頁。
- ^ 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』29頁、116頁。
- ^ 『フィギュア王 No.314』ワールドフォトプレス、2024年、40頁、ISBN 978-4-8465-3318-2。
- ^ 「メカニックシート VF-19改 エクスカリバー “熱気バサラスペシャル”」『マクロス・クロニクル No.06』3頁。
- ^ 『マクロス7 アニメーション資料集』小学館、1995年、101頁。ISBN 978-4091015839
- ^ 「メカニックシート VF-19P エクスカリバー」『マクロス・クロニクル No.22』 5頁。
- ^ 「メカニックシート VF-19P エクスカリバー」『週刊 マクロス・クロニクル 新訂版 No.09』3頁。
- ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1 クロース・エンカウンター』174頁。
- ^ 小太刀右京『劇場版マクロスF(上)イツワリノウタヒメ』83頁。
- ^ 小太刀右京『劇場版マクロスF(下)サヨナラノツバサ』165頁。
- ^ 小太刀右京『マクロス・ザ・ライド(上)』12頁。
- ^ 小太刀右京『マクロス・ザ・ライド(下)』155頁。
- ^ a b c 「メカニックシート VF-19EF/A “イサム・スペシャル”/VF-25A メサイア」『週刊 マクロス・クロニクル 新訂版 No.69』3頁。
- ^ 「DX超合金 VF-19ADVANCE」取扱説明書。
- ^ 『OFFICIAL COMPLETE BOOK 劇場版マクロスF 〜サヨナラノツバサ〜』角川書店、2011年、79頁。
- ^ 小太刀右京『劇場版マクロスF(下) サヨナラノツバサ』265頁。
- ^ 小太刀右京『劇場版マクロスF(下) サヨナラノツバサ』266頁。
- ^ 小太刀右京『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』36頁。
- ^ 「メカニックシート YF-19」『マクロス・クロニクル No.25』9頁。
- ^ 「メカニックシート VF-19 エクスカリバー」『マクロス・クロニクル No.41』5頁。
- ^ 「メカニックシート YF-19」『マクロス・クロニクル No.25』10頁。
- ^ “『マクロス7』の「ファイヤーバルキリー」がバンダイHGプラモデルシリーズに見参!差し替え3形態変形機構に加えて、ド派手なサウンドブースターも完全装備!!”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA (2024年5月18日). 2024年6月5日閲覧。
- ^ “【マクロスプラス】TVドラマ「量産型リコ」第2話に『マクロスプラス』HG 1/100 YF-19 が登場!”. MACROSS PORTAL (2023年7月3日). 2023年7月8日閲覧。
- ^ 入倉功一 (2023年7月7日). “与田祐希「量産型リコ」マクロス回のガウォーク推しに喜びの声”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ. 2023年7月8日閲覧。
- ^ a b 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』22頁。
- ^ 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』117頁。
- ^ 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』29頁。
- ^ a b 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』78頁。
- ^ 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』79頁。
- ^ 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』125頁。
- ^ 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』81頁。
- ^ a b 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』83頁。
- ^ a b 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』82頁。
- ^ a b c 『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』87頁。
- 1 VF-19 エクスカリバーとは
- 2 VF-19 エクスカリバーの概要
- 3 バリエーション
- 4 追加・拡張装備
- 5 3DCGモデル
- 6 脚注
VF-19 エクスカリバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/30 07:07 UTC 版)
「超時空要塞マクロス トゥルーラブソング」の記事における「VF-19 エクスカリバー」の解説
上記に同じく2040年代の最新鋭機。操縦性はトリッキーで熟練パイロット以外には扱い難いが、機体システムそのものはVF-22より信頼性に優れ、機体強度も若干優位である。
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VF-19 エクスカリバー (Excalibur)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 09:44 UTC 版)
「可変戦闘機 (マクロスシリーズ)」の記事における「VF-19 エクスカリバー (Excalibur)」の解説
『マクロス7』などに登場。VF-11に次ぐ主力機として配備された機体。試作機YF-19は前進翼による高い運動性能が売りだったが、量産型では一般兵があつかえるよう機体が大幅に改修された。
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VF-19 エクスカリバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:15 UTC 版)
「マクロス7」の記事における「VF-19 エクスカリバー」の解説
統合軍の次期主力可変戦闘機として制式採用された最新鋭機。ダイアモンドフォースに代わる新部隊、エメラルドフォースの専用機として配備され、指揮官用のVF-19Sと一般隊員用のVF-19Fが登場する。通称ブレイザーバルキリー。
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「VF-19 エクスカリバー」の例文・使い方・用例・文例
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