『劇場版 マクロスF』
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「ランカ・リー」の記事における「『劇場版 マクロスF』」の解説
『劇場版 マクロスF』においては、アルトとは物語開始以前からの知り合いとされており、テレビ版ではランカのみが記憶していた「アイモ」をシェリルも受け継いでいるという設定になっている。アルバイトではジャイロスクーターに乗って美星学園に「銀河ラーメン」の出前を届ける。「オオサンショウウオさん」の色はテレビ版の緑からオレンジとなっており、一目でテレビ版のランカと見分けがつくようになっている。 前編『イツワリノウタヒメ』では「ミス・マクロス・フロンティア」出演シーンは大幅にカットされているが、その後の下積み活動の描写が多くなっている。フロンティア船団へのバジュラ襲来時(第一次遭遇戦、または第二次バジュラ遭遇戦)にシェリルとともにステージで歌い、これをきっかけに一躍人気歌手となる。 完結編『サヨナラノツバサ』では第一次遭遇戦でバジュラに捕獲された際の体験から、バジュラにも心があるのではないかという考えを持ちはじめる。アトランティス・ドームでのファーストライブを終えたあと、シェリルがフロンティア船団によりスパイと認定されて死刑宣告を受けた際、ギャラクシー船団のサイボーグ、ブレラ・スターンによって自身の失われた過去について告げられ、記憶を取り戻す。S.M.Sでの検査により自身とバジュラとの関係が明らかとなり、シェリルを救うためにみずから作戦を発案し、シェリルが収監されたアイランド・アルカトラズにて陽動のための慰問ライブを行う。脱出時、ランカの内臓をシェリルに全移植することをもくろむギャラクシー船団上層部の命令を実行するべく現れたブレラに身柄を狙われ、オズマとシェリルの命をかけた行動により救われる。最後の戦いを前にして、アルトの気持ちを察しながらも自分の思いを告げ、バジュラに心を伝え争いを止めるために歌う。
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『劇場版 マクロスF』
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「シェリル・ノーム」の記事における「『劇場版 マクロスF』」の解説
『劇場版 マクロスF』では謎を秘めたキャラクターとして描かれ、フロンティア船団訪問時に掛けられたスパイ容疑が物語の鍵となっている。シェリル本人はノーム家の出自や、「フェアリー9」としてギャラクシー船団の諜報活動に関わっていること、V型感染症に侵されていることなどを承知しながら歌手活動を続けている。V型ウイルスは脳ではなく声帯に付いており、助かるためには声帯を切除するか、ランカの内臓を移植する必要があった。また、歌舞伎の天才子役だったアルトとは幼少時にギャラクシーで出会っており、それをきっかけに歌手への志が芽生えていた。ただし、アルトはその出会いを忘れている。 ギャラクシー船団の避難民を救出するためS.M.Sを1億2千万クレジットの大金で雇う器量をみせ、バジュラのフロンティア襲来時にはランカとともにステージに立ち、歌で人々を勇気づける。スパイ疑惑を晴らしたかに見えたが、ギャラクシー幹部の計画の乗っ取りを画策した三島の陰謀によって逮捕され、戦時諜報員として死刑宣告を受ける。S.M.Sによって刑務所から救出され、逃走中にランカをかばって宇宙に飛ばされるが、ランカのペットのアイ君(バジュラ幼生体)に命を救われる。バジュラ母星での最終決戦では衰弱した体に鞭打ちながらランカとともに歌い続け、アルトがバジュラクイーンとともに姿を消すと意識を失い、その後は生命維持カプセルのなかで眠り続けることになる。 2021年公開の続編『劇場短編マクロスF 〜時の迷宮〜』では、眠ったままのシェリルを目覚めさせるため、ランカが奮闘する様子が描かれている。
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