ヒプノシス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 15:43 UTC 版)
|
ヒプノシス
Hipgnosis
|
|
|---|---|
| (メンバー) | |
| 国籍 | |
| 著名な実績 | |
| 運動・動向 | |
| 活動期間 | 1968年 - 1983年 |
ヒプノシス(Hipgnosis、1968年 - 1983年)は、イングランドのデザイン・アートグループ。メンバーはストーム・トーガソン、オーブリー・パウエル、ピーター・クリストファーソン。
1970年代を中心に「ピンク・フロイド」「ジェネシス」「レッド・ツェッペリン」ら数々のアーティストのカバーアートを制作[注 1]。音楽界において、アルバム・ジャケットに芸術性を持たせた草分け的存在であった[1]。
略歴
1968年、ストーム・トーガソンとオーブリー・パウエルが学生時代に友人であったピンク・フロイドのメンバー、ロジャー・ウォーターズから2ndアルバム『神秘』のカバーアートを依頼されたのがきっかけでデザイン・チームを結成。音楽アルバムのアートワークを主体としてロンドンを拠点に活動を始める[2]。1974年には、ピーター・クリストファーソンが加わり3人体制となっている。
チーム名「ヒプノシス」は、起業当時の2人が住んでいたアパートのドアの落書きから。Hip(ヒップ)、Gnosis(グノーシス)を合わせた造語である。
1970年代に活動の最盛期を迎えるが、1980年代からミュージック・ビデオなどの映像分野が顕著になり、それに対応した映像会社「グリーンバック・フィルムズ」を設立するため、1983年にチームは解散する。しかし後発の起業だったのも影響して軌道に乗れず、会社は倒産した。
解散後の動向
- その後もヒプノシスのアートワークを受け継いだ。アートスタジオ「StormStudios」を設立し、ピンク・フロイドやドリーム・シアターなどをはじめ、多くのアーティストのカバーアートを手掛けた。2013年死去[3]。
- 自身の音楽活動と並行して主にビデオ・ディレクターを務め、イエスやヴァン・ヘイレンなどのミュージック・ビデオをプロデュースしている。インダストリアル・バンドであるスロッビング・グリッスル、サイキックTV、COILの主要メンバーとして、長年にわたり活動した。2010年死去[5]。
-
ストーム・トーガソン(2010年)
-
オーブリー・パウエル(2014年2月)
-
ピーター・クリストファーソン(2007年)
特徴・作風
レコード・ジャケットを芸術作品としての表現の域にまで高めた先駆者。ただし、活動初期の頃はレコード会社側との軋轢もあったようで、1970年の『原子心母』の「牛」のジャケットを提示した際には難色を示された。特にアルバム・タイトルもアーティスト名も表記されていないことに反対の声が挙がったが、結果的に全英1位を記録したことで「その後の仕事がやりやすくなった」という。
イマジネーションに溢れた創造的な作風が特徴で、現実なのか非現実なのか解らないようなジャケットも多い。「見る者に考えさせる」ということも、ひとつのコンセプトであるという。また、矛盾や対比といった「二面性」も主要なテーマになっている。収録された音楽を聴かずにデザインをすることもあるという[1]。
ヒプノシスの代表作品
カバーアート一覧
| 年 | アーティスト | アルバム |
|---|---|---|
| 1968 | ピンク・フロイド | 神秘 - A Saucerful of Secrets |
| アレクシス・コーナー | ア・ニュー・ジェネレーション・オブ・ブルース - A New Generation of Blues | |
| ゴッズ | ジェネシス - Genesis | |
| ペペ・ハラミジョ And His Latin-American Rhythm | Till There Was You | |
| エインズレー・ダンバー・リタリエイション | エインズレー・ダンバー・リタリエイション - The Aynsley Dunbar Retaliation | |
| ラヴ・スカルプチャー | ブルース・ヘルピング - Blues Helping | |
| 1969 | ピンク・フロイド | モア - More |
| ゴッズ | トゥ・サミュエル・ア・サン - To Samuel a Son | |
| ピンク・フロイド | ウマグマ - Ummagumma | |
| パナマ・リミテッド・ジャグ・バンド | パナマ・リミテッド・ジャグ・バンド - Panama Limited Jug Band | |
| ピーター・バーデンス | ピーター・バーデンス - Peter Bardens | |
| エインズレー・ダンバー・リタリエイション | ドクター・ダンバーズ・プレスクリプション - Dr. Dunbar's Prescription | |
| トゥ・マム・フロム・エインズレー・アンド・ザ・ボーイズ - To Mom From Aynsley & The Boys | ||
| ガン | ガンサイト - Gunsight | |
| ハンブル・パイ | タウン・アンド・カントリー - Town and Country | |
| アイランド・レコード・アーティスツ | You Can All Join In | |
| 1970 | グレイテスト・ショウ・オン・アース | ホライズンズ - Horizons |
| ピンク・フロイド | 原子心母 - Atom Heart Mother | |
| クォーターマス | クォーターマス - Quatermass | |
| プリティ・シングス | パラシュート - Parachute | |
| グレイテスト・ショウ・オン・アース | ゴーイングス・イージー - The Going's Easy | |
| シド・バレット | 帽子が笑う…不気味に - The Madcap Laughs | |
| その名はバレット - Barrett | ||
| ザ・ナイス | ファイヴ・ブリッジズ - Five Bridges | |
| トー・ファット | Toe Fat | |
| コーチーズ | Cochise | |
| ハーヴェスト・レコード・アーティスツ | Picnic – A Breath of Fresh Air | |
| パナマ・リミテッド | インディアン・サマー - Indian Summer | |
| サウンズ・ナイス | ラヴ・アット・ファースト・サイト - Love at First Sight | |
| グレイヴィ・トレイン | グレイヴィ・トレイン - Gravy Train | |
| アージェント | リング・オブ・ハンズ - Ring of Hands | |
| エインズレー・ダンバー・リタリエーション | リメインズ・トゥ・ビー・ハード - Remains to Be Heard | |
| ジャクソン・ハイツ | キング・プログレス - King Progress | |
| ジョーボーン | ジョーボーン - Jawbone | |
| マーヴィン・ウェルチ・アンド・ファーラー | マーヴィン・ウェルチ・アンド・ファーラー - Marvin, Welch & Farrar | |
| オレンジ・バイシクル | オレンジ・バイシクル - Orange Bicycle | |
| クウィヴァー | クウィヴァー - Quiver | |
| トゥインク | シンク・ピンク - Think Pink | |
| プローブ・レコード・アーティスツ | Handle With Care | |
| 1971 | サザン・コンフォート | サザン・コンフォート - Southern Comfort |
| T・レックス | 電気の武者 - Electric Warrior | |
| トー・ファット | Toe Fat Two | |
| マーヴィン・ウェルチ・アンド・ファーラー | セカンド - Second Opinion | |
| ザ・ナイス | エレジー - Elegy | |
| ピンク・フロイド | おせっかい - Meddle | |
| エレクトリック・ライト・オーケストラ | エレクトリック・ライト・オーケストラ - The Electric Light Orchestra | |
| オーディエンス | ハウス・オン・ザ・ヒル - House on the Hill | |
| エドガー・ブロートン・バンド | エドガー・ブロートン・バンド - Edgar Broughton Band | |
| ウィッシュボーン・アッシュ | 巡礼の旅 - Pilgrimage | |
| クライマックス・ブルース・バンド | タイトリー・ニット - Tightly Knit | |
| ティアー・ガス | ティアー・ガス - Tear Gas | |
| スタックリッジ | スタックリッジ - Stackridge | |
| ダディ・ロングレッグス | Oakdown Farm | |
| バース・コントロール | オペレーション(UK盤) - Birth Control | |
| アラン・ボウン | ストレッチング・アウト - Stretching Out | |
| レヴァランド・ゲイリー・デイヴィス | ラグタイム・ギター - Ragtime Guitar | |
| デイライト | デイライト - Daylight | |
| イースト・オブ・エデン | イースト・オブ・エデン - East Of Eden | |
| ニュー・リーフ - New Leaf | ||
| マシュー・エリス | Matthew Ellis | |
| ロリー・ギャラガー | ロリー・ギャラガー - Rory Gallagher | |
| ホリーズ | ディスタント・ライト - Distant Light | |
| ジョン・ジェームス | John James | |
| ジョン・コンゴス | Kongos | |
| マスターズ・アプレンティス | マスターズ・アプレンティス (チョイス・カット) - Choice Cuts | |
| ナイン・デイズ・ワンダー | Nine Days Wonder | |
| プリンシパル・エドワーズ・マジック・シアター | アスモト・ランニング・バンド - The Asmoto Running Band | |
| ロッキン・ホース | Yes It Is | |
| ストレイ | サタデイ・モーニング・ピクチャーズ - Saturday Morning Pictures | |
| トゥリーズ | オン・ザ・ショア - On the Shore | |
| ジョン・ウィリアムス | ディア・ハンター - Changes(オリジナル盤) | |
| 1972 | フラッシュ | フラッシュ - Flash |
| イン・ザ・キャン - In The Can | ||
| ウィッシュボーン・アッシュ | 百眼の巨人アーガス - Argus | |
| ザ・ナイス | オータム'67 – スプリング'68 - Autumn '67 – Spring '68 | |
| ファンブル | 当世ロキシー風大ロック大会 - Fumble | |
| ルネッサンス | プロローグ - Prologue | |
| エドガー・ブロートン・バンド | イン・サイド・アウト - In Side Out | |
| エマーソン・レイク・アンド・パーマー | トリロジー - Trilogy | |
| オーディエンス | ランチ - Lunch | |
| プリティ・シングス | フリーウェイ・マッドネス - Freeway Madness | |
| ピンク・フロイド | 雲の影 - Obscured by Clouds | |
| ブルー・ミンク | ア・タイム・オブ・チェンジ - A Time of Change | |
| ロジャー・クック | Meanwhile Back at the World | |
| グレンコー | グレンコー - Glencoe | |
| ダンタ | Danta | |
| アタカマ | The Sun Burns Up Above | |
| グラハム・ベル | グラハム・ベル - Graham Bell | |
| アラン・クラーク | アラン・クラーク - My Real Name Is 'arold | |
| クライマックス・ブルース・バンド | リッチ・マン - Rich Man | |
| デヴィッド・エリオット | David Elliott(UK盤) | |
| ホリーズ | ロマニー - Romany | |
| アール・ジョーダン | Jordan | |
| ミネソーダ | Minnesoda | |
| ストリング・ドリヴン・シング | セカンド - String Driven Thing | |
| オリビア・ニュートン=ジョン | オリビア - Olivia | |
| ラビ・シフレ | Crying Laughing Loving Lying | |
| サザン・コンフォート | ステア・ドント・シェイク - Stir Don't Shake | |
| テネント & モリソン | Tennent & Morrison | |
| ヴィネガー・ジョー | ロックン・ロール・ジプシーズ - Rock'n Roll Gypsies | |
| 1973 | エレクトリック・ライト・オーケストラ | ELO2 - ELO 2 |
| ピンク・フロイド | 狂気 - Dark Side of the Moon | |
| ナイス・ペア - A Nice Pair | ||
| ロジャー・クック | ロジャー・クックの世界 - Minstrel In Flight | |
| エレクトリック・ライト・オーケストラ | 第三世界の曙 - On the Third Day(ワーナー盤) | |
| エドガー・ブロートン・バンド | ウーラ - Oora(見開き写真のみ) | |
| アル・スチュワート | 過去、現在、未来 - Past, Present and Future | |
| アージェント | イン・ディープ - In Deep | |
| レッド・ツェッペリン | 聖なる館 - Houses of the Holy | |
| オーディエンス | You Can't Beat 'em | |
| ロイ・ハーパー | ライフマスク - Lifemask | |
| ルネッサンス | 燃ゆる灰 - Ashes Are Burning | |
| ウィッシュボーン・アッシュ | ウィッシュボーン・フォー - Wishbone Four | |
| ライヴ・デイト - Live Dates | ||
| フラッシュ | アウト・オブ・アワ・ハンズ - Out of Our Hands | |
| Various Artists | ミュージック・フロム・フリー・クリーク - Music from Free Creek | |
| ベーブ・ルース | アマー・カバイェロ - Amar Caballero | |
| ピーター・バンクス | 二面性 - Two Sides of Peter Banks | |
| キャパビリティ・ブラウン | ヴォイス - Voice | |
| Various Artists | Charisma Disturbance | |
| アラン・クラーク | Headroom | |
| ザ・クリエーション | '66-'67 | |
| ホリーズ | Out on the Road | |
| ハンク・マーヴィン & ジョン・ファラー | 青春の詩 - Hank Marvin & John Farrar | |
| パブリック・フット・ザ・ローマン | Public Foot The Roman | |
| シャドウズ | スーパー・リバイバル - Rockin' with Curly Leads | |
| ストリング・ドリヴン・シング | 新しき生命体 - The Machine That Cried | |
| ウイングス | バンド・オン・ザ・ラン - Band on the Run | |
| 1974 | シャークス | Jab It in Yore Eye |
| ウーノ | ウーノ - Uno | |
| ジェネシス | 眩惑のブロードウェイ - The Lamb Lies Down On Broadway | |
| ウィッシュボーン・アッシュ | 永遠の不安 - There's the Rub | |
| ナザレス | 競獅子 - Rampant | |
| ルネッサンス | 運命のカード - Turn of the Cards | |
| ロイ・ハーパー | ヴァレンタイン - Valentine | |
| ピーター・フランプトン | サムシンズ・ハプニング - Somethin's Happening | |
| ロイ・ハーパー | ロイ・ハーパーの歴史 - Flashes from the Archives of Oblivion | |
| バッド・カンパニー | バッド・カンパニー - Bad Company | |
| ブルー・ミンク | フルーティ - Fruity | |
| ファンブル | Poetry in Lotion | |
| シド・バレット | 何人をも近づけぬ男 - Syd Barrett | |
| 10cc | シート・ミュージック - Sheet Music | |
| プリティ・シングス | シルク・トーピード - Silk Torpedo | |
| UFO | 現象 - Phenomenon | |
| バッドフィンガー | 素敵な君 - Wish You Were Here | |
| バディ・ボーン | ドロップ・イン・ジ・オーシャン - A Drop In The Ocean | |
| キース・クリスマス | ブライター・デイ - Brighter Day | |
| クライマックス・ブルース・バンド | 極点 - Sense Of Direction | |
| シリル | Mind Wave | |
| エレクトリック・ライト・オーケストラ | エルドラド - Eldorado | |
| ロバート・ジョン・ゴドフリー | ハイペリオンの没落 - Fall Of Hyperion | |
| ホリーズ | 安らぎの世界へ - Hollies | |
| ハンブル・パイ | サンダーボックス - Thunderbox | |
| ハイドラ | 不死身のロック魂 - Hydra | |
| キングズ・シンガーズ | Out Of The Blue | |
| ナッツ | ナッツ - Nutz | |
| ゲイリー・シアーストン | Dingo | |
| ストリング・ドリヴン・シング | プリーズ・マインド・ユア・ヘッド - Please Mind Your Head | |
| ビッグ・ジム・サリヴァン | ビッグ・ジムズ・バック - Big Jim's Back | |
| ユニコーン | ブルー・パイン・トゥリーズ - Blue Pine Trees | |
| レス・ウォーカー | Whatever Mood You're In | |
| ダリル・ウェイズ・ウルフ | 群狼の夜の歌 - Night Music | |
| 1975 | UFO | フォース・イット - Force It |
| プリティ・シングス | サヴェージ・アイ - Savage Eye | |
| S.F. Sorrow / Parachute(UKカップリング再発盤) | ||
| ピンク・フロイド | 炎〜あなたがここにいてほしい - Wish You Were Here | |
| バッド・カンパニー | ストレート・シューター - Straight Shooter | |
| ルネッサンス | シェエラザード夜話 - Scheherazade and Other Stories | |
| ロイ・ハーパー | HQ - HQ | |
| エドガー・ブロートン・バンド | A Bunch of 45s | |
| グレイテスト・ショウ・オン・アース | The Greatest Show on Earth | |
| 10cc | オリジナル・サウンドトラック - The Original Soundtrack | |
| アル・スチュワート | 追憶の館 - Modern Times | |
| ウイングス | ヴィーナス・アンド・マース - Venus and Mars | |
| アルベルト・イ・ロス・トリオス・パラノイアス | Alberto y Lost Trios Paranoias | |
| キャラヴァン | ロッキン・コンチェルト - Cunning Stunts | |
| サッサフラス | Wheelin' 'n' Dealin' | |
| ボブ・サーガーント | First Starring Role | |
| ストライフ | Rush | |
| ザ・ウィンキーズ | ザ・ウィンキーズ - The Winkies | |
| ビー・バップ・デラックス | フュチュラマ - Futurama | |
| デイヴ・エドモンズ | ひとりぼっちのスタジオ - Subtle as a Flying Mallet | |
| ヘッドストーン | Headstone | |
| ホースリップス | 不幸を呼ぶ紅茶 - The Unfortunate Cup of Tea | |
| エディ・ハウエル | The Eddie Howell Gramophone Record | |
| ハイドラ | ランド・オブ・マネー - Land of Money | |
| シャドウズ | スペクス・アピール - Specs Appeal | |
| ソリューション | Cordon Bleu | |
| スターズ | Stars | |
| ストリング・ドリヴン・シング | 継続 - Keep Yer Hand On It | |
| スウィート | 荒廃の街角 - Desolation Boulevard | |
| ユッカ・トローネン | Crossection | |
| クリフォード・T・ワード | Escalator | |
| ハワード・ワース & ザ・ムーンビームス | King Brilliant | |
| 1976 | AC/DC | 悪事と地獄 - Dirty Deeds Done Dirt Cheap |
| ゴールデン・イヤリング | To the Hilt | |
| モントローズ | 反逆のジャンプ - Jump on It | |
| ケヴィン・コイン | ハートバーン - Heartburn | |
| ウイングス | スピード・オブ・サウンド - Wings at the Speed of Sound | |
| ウイングス・オーヴァー・アメリカ - Wings over America | ||
| アル・スチュワート | イヤー・オブ・ザ・キャット - Year of the Cat | |
| アラン・パーソンズ・プロジェクト | 怪奇と幻想の物語〜エドガー・アラン・ポーの世界 - Tales of Mystery and Imagination | |
| ブラック・サバス | テクニカル・エクスタシー - Technical Ecstasy | |
| ジェネシス | トリック・オブ・ザ・テイル - A Trick of the Tail | |
| 10cc | びっくり電話 - How Dare You! | |
| レッド・ツェッペリン | プレゼンス - Presence | |
| 永遠の詩 (狂熱のライヴ) - The Song Remains the Same (album)|The Song Remains the Same | ||
| ブランドX | アンオーソドックス・ビヘイヴィアー - Unorthodox Behaviour | |
| ナザレス | 宿命のロックン・ローラー - Close Enough for Rock 'n' Roll | |
| UFO | ノー・ヘヴィ・ペッティング - No Heavy Petting | |
| ウィッシュボーン・アッシュ | 限りなき束縛 - New England | |
| ジェネシス | 静寂の嵐 - Wind & Wuthering | |
| アルバート・Y・ロスト・トリオス・パラノイアス | Alberto Y Lost Trios Paranoias | |
| シティ・ボーイ | リッツ・ホテルの晩餐会 - Dinner at the Ritz | |
| ダーティ・トリックス | ナイト・マン - Night Man | |
| ホリーズ | 真夜中のディスコティック - Russian Roulette | |
| ホースリップス | ライヴ! - Horslips Live | |
| ジャック・ランカスター&ロビン・ラムリー | マースケイプ - Marscape | |
| ウィリアム・ライオール | ソロ・キャスティング - Solo Casting | |
| グレアム・パーカー | ハウリン・ウィンド - Howlin' Wind | |
| セーラー | サード・ステップ - The Third Step | |
| センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド | アレックス・ハーヴェイの物語 - SAHB Stories | |
| ユニコーン | トゥー・メニー・クルックス - Too Many Crooks | |
| 1977 | ウィッシュボーン・アッシュ | フロント・ページ・ニュース - Front Page News |
| クラシック・アッシュ - Classic Ash | ||
| ジャスティン・ヘイワード | ソングライター - Songwriter | |
| UFO | 新たなる殺意 - Lights Out | |
| アラン・パーソンズ・プロジェクト | アイ・ロボット - I Robot | |
| 10cc | 愛ゆえに - Deceptive Bends | |
| ロイ・ハーパー | 或る日のイギリス - Bullinamingvase | |
| ブランドX | モロッカン・ロール - Moroccan Roll | |
| ライヴストック - Livestock | ||
| サミー・ヘイガー | サミー・ヘイガー - Sammy Hagar | |
| ミュージカル・チェアーズ - Musical Chairs | ||
| アル・スチュワート | アーリー・イヤーズ - The Early Years | |
| バッド・カンパニー | バーニン・スカイ - Burnin' Sky | |
| ピンク・フロイド | アニマルズ - Animals | |
| エレクトリック・ライト・オーケストラ | ベスト・オブ・ELO/1971-1973 - The Light Shines On | |
| ピーター・ガブリエル | ピーター・ガブリエル - Peter Gabriel (I) (aka "Car") | |
| イエス | 究極 - Going for the One | |
| スティーヴ・ハーレイ&コックニー・レベル | フェイス・トゥ・フェイス - Face to Face: A Live Recording | |
| ホークウインド | クォーク、ストレンジネス・アンド・チャーム - Quark, Strangeness and Charm | |
| スペース | デリバランス - Deliverance | |
| ステイタス・クォー | ステイタス・クォー・アット・アポロ・シアター - Live! | |
| ストローブス | デッドラインズ - Deadlines | |
| ムーディー・ブルース | コート・ライヴ+5 - Caught Live + 5 | |
| ブームタウン・ラッツ | ザ・ブームタウン・ラッツ - The Boomtown Rats | |
| シティ・ボーイ | 流れ者 - Young Men Gone West | |
| クローバー | Love On The Wire | |
| ザ・コーティナス | Defiant Pose ※12インチ・シングル | |
| ヘヴィ・メタル・キッズ | ヘヴィ・メタルへの誘惑 - Kitsch | |
| ホースリップス | エイリアンズ - Aliens | |
| ジョン・マイルズ | 大都会の孤独 - Stranger in the City | |
| ノー・ダイス | ロンドンの顔役 - No Dice | |
| ソリューション | 透明な風景 - Fully Interlocking | |
| パーシー“スリルズ”スリリントン | スリリントン - Thrillington | |
| ユニコーン | ワン・モア・トゥモロウ - One More Tomorrow(US盤) | |
| ヤング & ムーディー・バンド | Young & Moody | |
| 1978 | ペズバンド | ラフィング・イン・ザ・ダーク - Laughing in the Dark |
| ビー・バップ・デラックス | プラスティック幻想 - Drastic Plastic | |
| リチャード・ライト | ウェット・ドリーム - Wet Dream | |
| デヴィッド・ギルモア | デヴィッド・ギルモア - David Gilmour | |
| スティクス | ピーシズ・オブ・エイト〜古代への追想 - Pieces of Eight | |
| トッド・ラングレン | バック・トゥ・ザ・バーズ (未来への回帰・ライヴ) - Back to the Bars | |
| XTC | ゴー 2 - Go 2 | |
| ロビン・トロワー | キャラバン・トゥ・ミッドナイト - Caravan to Midnight | |
| イエス | トーマト - Tormato | |
| ジェネシス | そして3人が残った - …And Then There Were Three… | |
| ウィッシュボーン・アッシュ | 因果律 - No Smoke Without Fire | |
| ピーター・ガブリエル | ピーター・ガブリエル II - Peter Gabriel (II) (aka "Scratch") | |
| アル・スチュワート | タイム・パッセージ - Time Passages | |
| アラン・パーソンズ・プロジェクト | ピラミッド - Pyramid | |
| ブラック・サバス | ネヴァー・セイ・ダイ - Never Say Die! | |
| ルネッサンス | 四季 - A Song for All Seasons | |
| シナジー | コード - Cords | |
| UFO | 宇宙征服 - Obsession | |
| 10cc | ブラディ・ツーリスト - Bloody Tourists | |
| ニール・アードレイ | ハーモニー・オブ・ザ・スフィアーズ - Harmony Of The Spheres | |
| ベスナル | クラッシュ・ランディング - Crash Landing | |
| ザ・コーティナス | True Romances | |
| バンク・ドッガー | ファースト・オフェンス - First Offence | |
| ファビュラス・プードルズ | 理由なき亀裂 - Unsuitable | |
| ホット・チョコレート | Every 1's A Winner(US盤) | |
| アルヴィン・リー & テン・イヤーズ・レイター | 甦る雷神 - Rocket Fuel | |
| ジェラルド・マンセット | Manset 2870 | |
| ジョン・マイルズ | ザラゴン - Zaragon | |
| ザ・モータース | アプルーブド・バイ・ザ・モーターズ - Approved By The Motors | |
| ノヴァリス | 道化師 - Vielleicht Bist Du Ein Clown? | |
| レーシング・カーズ | Bring On The Night | |
| ジェリー・ラファティー | Gerry Rafferty(カナダ盤) | |
| サッド・カフェ | 殺怒珈琲II - Misplaced Ideals | |
| アドリアン・ワグナー | インカ帝国の滅亡 - The Last Inca | |
| ウォーカー・ブラザーズ | Nite Flights | |
| ウイングス | ロンドン・タウン - London Town | |
| グレイテスト・ヒッツ - Wings Greatest | ||
| 1979 | UFO | UFOライブ - Strangers in the Night |
| スコーピオンズ | ラヴドライヴ - Lovedrive | |
| アラン・パーソンズ・プロジェクト | イヴの肖像 - Eve | |
| バッド・カンパニー | ディソレーション・エンジェル - Desolation Angels | |
| ザ・デュークス | 運命の旅立ち - The Dukes | |
| エドガー・ブロートン・バンド(ザ・ブロートンズ名義) | Parlez-Vous English | |
| 10cc | グレイテスト・ヒッツ1972–1978 - Greatest Hits 1972–1978 | |
| レッド・ツェッペリン | イン・スルー・ジ・アウト・ドア - In Through the Out Door | |
| ブランドX | プロダクト - Product | |
| ゲイリー・ブルッカー | No More Fear of Flying | |
| スティーヴ・ヒレッジ | ライヴ・ヘラルド - Live Herald | |
| ゴドレイ&クレーム | フリーズ・フレーム - Freeze Frame | |
| UK | デンジャー・マネー - Danger Money | |
| ミック・テイラー | ミック・テイラー - Mick Taylor | |
| アシュラ | コーリレイションズ - Correlations | |
| ラルフ・マクテル | Slide Away the Screen | |
| エアーウェイブス | Next Stop | |
| マーク・アシュトン | Solo | |
| フィッシャーZ | ワード・サラダ - Word Salad | |
| ハーレークイーン | Victim Of A Song | |
| サッド・カフェ | 虚飾の扉 - Facades | |
| ストリートハート | Under Heaven Over Hell | |
| ジュディ・ツーク | ウェルカム・トゥ・ザ・クルーズ - Welcome to the Cruise | |
| ヴォイジャー | ハーフウェイ・ホテル - Halfway Hotel | |
| ダグラス・アダムズ | 銀河ヒッチハイク・ガイド - The Hitch-hiker's Guide To The Galaxy | |
| 1980 | プリティ・シングス | クロス・トーク - Cross Talk |
| ブランドX | ドゥ・ゼイ・ハート? - Do They Hurt? | |
| マイク・ラザフォード | スモールクリープス・デイ - Smallcreep's Day | |
| 10cc | ルック・ヒア - Look Hear? | |
| ピーター・ガブリエル | ピーター・ガブリエル III - Peter Gabriel (III) (aka "Melt") | |
| スコーピオンズ | 電獣〜アニマル・マグネティズム - Animal Magnetism | |
| UFO | ヘヴィ・メタル・エクスペリエンス - No Place to Run | |
| ウィッシュボーン・アッシュ | ジャスト・テスティング - Just Testing | |
| ライヴ・デイト2 - Live Dates Volume Two | ||
| レオ・セイヤー | リビング・イン・ア・ファンタジー - Living in a Fantasy | |
| シェヴィー | ザ・テイカー - The Taker | |
| ジンジャー | Ginger | |
| ハーレークイーン | ラヴ・クライムス - Love Crimes | |
| ヒューマン・セクシャル・レスポンス | Fig.14 | |
| ザ・フォトス | The Photos | |
| マイケル・シェンカー・グループ | 神 (帰ってきたフライング・アロウ) - The Michael Schenker Group | |
| ヴォイジャー | アクト・オブ・ラヴ - Act Of Love | |
| ジョン・ウェットン | コート・イン・ザ・クロスファイアー - Caught in the Crossfire | |
| ダグラス・アダムズ | 銀河ヒッチハイク・ガイド Part2 - The Hitch-hiker's Guide To The Galaxy Part Two | |
| 1981 | UFO | ワイルド/ウィリング/インセント - The Wild, the Willing and the Innocent |
| ピンク・フロイド | 時空の舞踏 - A Collection of Great Dance Songs | |
| レインボー | アイ・サレンダー - Difficult to Cure | |
| レインボー・ベスト - The Best of Rainbow | ||
| ニック・メイスン | 空想感覚 - Nick Mason's Fictitious Sports | |
| ロジャー・テイラー | ファン・イン・スペース - Fun in Space | |
| デフ・レパード | ハイ&ドライ - High 'n' Dry | |
| ハーマン・ラレベル | 奇襲攻撃 - Nip in the Bud | |
| ビルー・カーロフ & ザ・エクストリームス | Let Your Fingers Do The Talking | |
| ヤコブ・マグヌッソン | ジャック・マグネット - Jack Magnet | |
| ミッドナイト・フライヤー | 真夜中の罠 - Midnight Flyer | |
| トレヴァー・ラビン | ウルフ - Wolf | |
| リフ・ラフ | ビニール・フューチャー - Vinyl Futures | |
| ルームフル・オブ・ブルース | Hot Little Mama | |
| コージー・パウエル | サンダーストーム - Tilt | |
| 松任谷由実 | 昨晩お会いしましょう - Sakuban Oaisimashō(I Will See You Last Night) | |
| 夕闇をひとり(シングル盤) - "Walking Alone In the Dusk" | ||
| 1982 | ポール・マッカートニー | タッグ・オブ・ウォー - Tug of War |
| レインボー | 闇からの一撃 - Straight Between the Eyes | |
| アラン・パーソンズ・プロジェクト | アイ・イン・ザ・スカイ - Eye in the Sky | |
| バッド・カンパニー | ラフ・ダイアモンド - Rough Diamonds | |
| レッド・ツェッペリン | 最終楽章 (コーダ) - Coda | |
| ジョン・マクラフリン | ミュージック・スポークン・ヒア〜吟遊詩人 - Music Spoken Here | |
| 1983 | ドゥ・ブラン | De Blanc |
| ラベック姉妹 | 愛のラグタイム - Gladrags | |
| ジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラ & パコ・デ・ルシア | パッション、グレイス&ファイア〜情炎 - Passion, Grace and Fire | |
| プロトタイプ | Prototype | |
| 松任谷由実 | VOYAGER | |
| 1986 | マーヴィン・ウェルチ・アンド・ファーラー | Step From The Shadows |
ブックカバー
- ノーマン・スピンラッド
- Bug Jack Barron (1970年版)
- Knebworth Festivals (1975年、1976年) - プログラム、ポスター
- Beatlemania (1977年) - ポスター
- ジョン・ハリス
- The Dark Side Of The Moon - The Making Of The Pink Floyd Masterpiece (2006年)
書籍
(メンバー個別監修作品も含む、発売年は海外初版)
- 『アートワーク・オブ・ヒプノシス』 The Work of Hipgnosis : Walk Away Rene (1978年)
- Hands Across the Water : WINGS TOUR USA (1978年)
- The Photo Designs of Hipgnosis : The Goodbye Look (1982年)
- 『100ベストアルバムカヴァーズ』 100 Best Album Covers (1999年)
- For the Love of Vinyl : The Album Art of Hipgnosis (2008年)
- Classic Album Covers of the 1970s (2012年)
- 『ヒプノシス・アーカイヴズ』 Hipgnosis Portraits (2014年)[6]
- Les pochettes mythiques du célèbre studio (2015年)
- 『ヒプノシス全作品集』 Vinyl, Album, Cover, Art : The Complete Hipgnosis Catalogue (2017年)
- 『ヒプノシス ロック名盤デザイン秘話』 Through the Prism : Untold Rock Stories from the Hipgnosis Archive (2022年)
映画
- 『シド・バレット 独りぼっちの狂気』 The Pink Floyd and Syd Barrett Story (2001年BBC放送/2023年映画公開、ストーム・トーガソン/ロディ・ボガワ監督共同)
- 『ヒプノシス レコードジャケットの美学』 Squaring the Circle: The Story of Hipgnosis (2023年公開、アントン・コービン監督)
脚注
出典
- ^ a b ヒプノシス(Hipgnosis)のジャケット・アート - progreview.net
- ^ “『ヒプノシス レコードジャケットの美学』2025年2月7日 YEBISU GARDEN CINEMA他 全国順次公開”. PR TIMES (2024年11月21日). 2024年11月25日閲覧。
- ^ ピンク・フロイド、アルバム・カヴァーを手がけた友人の死を追悼 - BARKS
- ^ ピンク・フロイド20年振りのニュー・アルバム『永遠(TOWA)』 - SonyMusic
- ^ THROBBING GRISTLEのPETER CHRISTOPHERSONが死去 - タワーレコードニュース
- ^ 11月20日にリリース『ヒプノシス・アーカイヴズ』の詳細が明らかに - OTOTOY
注釈
- ^ ピンク・フロイドのアルバム『アニマルズ』(1977年)において、ロジャー・ウォーターズが“Sleeve design by Roger Waters Hipgnosis”と勝手に表記してしまい、それ以来ヒプノシスはピンク・フロイドのデザインをやめた。その後、ウォーターズ脱退後の新生フロイドによる1987年のアルバム『鬱』でピンク・フロイドのジャケット制作にトーガソンが復帰している。ただし、1981年の『時空の舞踏』のカバーはヒプノシスによるものであり、松任谷由実の『昨晩お会いしましょう』と同じ頃に作られたものである。
ヒプノシスと同じ種類の言葉
- ヒプノシスのページへのリンク