トリック・オブ・ザ・テイルとは? わかりやすく解説

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トリック・オブ・ザ・テイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 06:10 UTC 版)

トリック・オブ・ザ・テイル
ジェネシススタジオ・アルバム
リリース
録音 1975年10月-11月
ロンドン トライデント・スタジオ
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル カリスマ・レコードアトコ・レコード
プロデュース デヴィッド・ヘンツェル、ジェネシス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(イギリス[1]
  • 4位(ニュージーランド[2]
  • 7位(オランダ[3]
  • 17位(スウェーデン[4]
  • 31位(アメリカ[5]
  • 43位(ドイツ[6]
  • ジェネシス アルバム 年表
    眩惑のブロードウェイ
    (1974年)
    トリック・オブ・ザ・テイル
    (1976年)
    静寂の嵐
    (1976年)
    テンプレートを表示

    トリック・オブ・ザ・テイル』(原題:A Trick of the Tail)は、イギリスプログレッシブ・ロックバンドジェネシス1976年に発表した7作目のスタジオ・アルバムピーター・ガブリエルの脱退に伴い、4人編成で制作された最初のアルバムである。

    背景

    ピーター・ガブリエル脱退後、バンドは解散やインストゥルメンタル・バンドへの転身も考えたといわれているが[7]、ドラマーのフィル・コリンズがリード・ボーカルを取る形で「スコンク」をレコーディングしたところ、他の曲もコリンズが歌うことになった[7]。ただし、本作に伴うツアーではコリンズがリード・ボーカリストを務めるようになった関係から、ビル・ブルーフォードがサポート・ドラマーとして参加した[8]

    エルトン・ジョンの作品でキーボード演奏やエンジニアを務めてきたデヴィッド・ヘンツェルが、プロデュースとエンジニアで参加しており[9]、ヘンツェルは以後『デューク』(1980年)までのアルバムをバンドと共同プロデュースした。ジャケット・デザインはコリン・エルジーとヒプノシスが手がけた[10]

    メンバーのスティーヴ・ハケットは、1996年に発表したソロ・アルバム『ジェネシス・リヴィジテッド』(1996年)に「ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ」と「ロス・エンドス」のセルフ・カヴァーを収録している。

    反響

    全英アルバムチャートでは最高3位に達し、39週チャート・インするヒットを記録した[1]。アメリカのBillboard 200では31位に達し、初のトップ40入りを果たした[5]

    収録曲

    1. 「ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ」 - "Dance on a Volcano" (フィル・コリンズスティーヴ・ハケットマイク・ラザフォードトニー・バンクス) - 5:57
    2. 「エンタングルド(旧邦題 からまり)」 - "Entangled" (ハケット、バンクス) - 6:27
    3. 「スコンク」 - "Squonk" (ラザフォード、バンクス) - 6:30
    4. 「マッド・マン・ムーン」 - "Mad Man Moon" (バンクス) - 7:35
    5. 「ロベリー、アソールト&バッテリー」 - "Robbery, Assault and Battery" (コリンズ、バンクス) - 6:18
    6. 「リプルス(旧邦題 さざなみ)」 - "Ripples..." (ラザフォード、バンクス) - 8:05
    7. 「ア・トリック・オブ・ザ・テイル」 - "A Trick of the Tail" (バンクス) - 4:35
    8. 「ロス・エンドス」 - "Los Endos" (コリンズ、ハケット、ラザフォード、バンクス) - 5:52

    カヴァー

    • ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ
    • ロス・エンドス

    参加ミュージシャン

    脚注




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