月影の騎士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 05:56 UTC 版)
『月影の騎士』 | ||||
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ジェネシス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1973年8月 | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
カリスマ・レコード アトランティック・レコード | |||
プロデュース | ジェネシス、ジョン・バーンズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ジェネシス アルバム 年表 | ||||
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『月影の騎士』[1](つきかげのきし、Selling England by the Pound)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ジェネシスによる5枚目のスタジオ・アルバム。1973年10月13日発売。
概要
バンドとしてはそれまでの最高位である全英3位、全米70位に付けた。アメリカではゴールドディスクを獲得。アルバム2曲目の「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク」はシングルとしてカットされ全英21位を記録。ジェネシス初のヒット・シングルとなった。カバーアートは画家ベティ・スワンウィックが描いた『The Dream』という絵であり、「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク」の世界観を表現したものとなっている。
「Selling England by the Pound(イングランドを量り売り)」というアルバム・タイトルは当時の労働党のスローガンから取られた。
フィル・コリンズが「モア・フール・ミー」でリードボーカルを担当している。
2015年に発表された『ローリング・ストーンが選ぶ史上最高のプログレ・ロック・アルバム50』に於いては、第6位に選ばれている[2]。
収録曲
全曲ともピーター・ガブリエル、スティーヴ・ハケット、トニー・バンクス、マイク・ラザフォード、フィル・コリンズの共作
A面
- 「ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンリット・ナイト(旧邦題 月影の騎士)」 - "Dancing with the Moonlit Knight" - 8:02
- 「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク」 - "I Know What I Like (In Your Wardrobe)" - 4:03
- 「ファース・オブ・フィフス」 - "Firth of Fifth" - 9:36
- 「モア・フール・ミー」 - "More Fool Me" - 3:10
B面
- 「ザ・バトル・オブ・エッピング・フォレスト(旧邦題 エピング森の戦い)」 - "The Battle of Epping Forest" - 11:43
- 「アフター・ジ・オーディール」 - "After the Ordeal" - 4:07
- 「ザ・シネマ・ショウ」 - "The Cinema Show" - 11:10
- 「アイル・オブ・プレンティ」 - "Aisle of Plenty" - 1:30
参加ミュージシャン
- ピーター・ガブリエル - ボーカル、フルート、オーボエ、パーカッション
- スティーヴ・ハケット - ギター
- トニー・バンクス - ピアノ、オルガン、メロトロン、シンセサイザー、12弦ギター、バッキング・ボーカル
- マイク・ラザフォード - ベース、ベース・ペダル、12弦ギター、エレクトリックシタール
- フィル・コリンズ - ドラムス、パーカッション、ボーカル (モア・フール・ミー)
脚注
- ^ 近年の再発盤では『セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド (月影の騎士)』と表記されるケースもある。
- ^ “音楽史上最高のプログレ・ロック・アルバム50選”. Rolling Stone Japan. 2021年12月21日閲覧。
外部リンク
- Selling England By The Pound - Discogs (発売一覧)
月影の騎士(つきかげのナイト)
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「地場衛」の記事における「月影の騎士(つきかげのナイト)」の解説
テレビアニメ第二期『R』の「魔界樹編」に登場。第一期での記憶を失った衛の「うさぎを守りたい」という潜在意識が一人歩きした分身で、セーラー戦士をカーディアンから助けた。
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