【ウィングレット】(うぃんぐれっと)
Winglet.
航空機の主翼端に付いている、縦に伸びた小さな翼。
これを付けることで、翼端渦流の発生防止や誘導抵抗の低減を図ることができ、燃費の向上や航続距離の延長につながる。
一方、航続距離に対する配慮を考慮されない短距離飛行向けの機体に装備されることは少ない。
旅客機での採用例は、ボーイング社のB737NGシリーズ(オプションで装備)・B747-400、エアバス社のA330・A340・A350が代表的。
ウイングレット
小型のウイングのこと。補助的に取り付けられるウイングの総称。多くは、車両規則で許された空間を有効利用するために、本来のウイングとは別に取り付けられる。リヤウイング翼端板や、サイドポッド後端などに取り付けられることが多い。単純にダウンフォースを稼ぎ出すばかりではなく、ほかのウイングやボディワークと関連をもちながら、全体の空力効果を引き出すために用いられる。
ウィングレット
(ウイングレット から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 06:55 UTC 版)
ウィングレット(winglet)とは、航空機の主翼端に取り付けられる小さな翼端板のことである。語源としてはwing「翼」+let「小さいもの」すなわち「小さい翼」[1] の意である。
注釈
出典
- ^ Persosnal Dictionary Eigiro V
- ^ Learjet Maintenance and Parts - Banyan Air Service - リアジェット機のメンテナンスの他、自社製ウィングレットを販売する会社
- ^ 『本邦初 ボーイング767-300ERにウイングレット! 〜エコロジープラン2008-2011 の実現に向けて〜』(プレスリリース)ANAグループ、2008年7月11日 。2020年5月29日閲覧。
- ^ 世界の巨大工場Series7 Ep3
- ^ “機体について”. RED BULL AIR RACE CHIBA 2015 オフィシャルチケットサイト. 2015年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月29日閲覧。
- ^ 室屋義秀選手 インタビュー: 後編 | Red Bull Air Race[リンク切れ]
- ^ “増え続けるウイングレット”. Red Bull Air Race (2015年9月4日). 2015年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月29日閲覧。
- 1 ウィングレットとは
- 2 ウィングレットの概要
- 3 レースへの応用
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