翼端渦とは? わかりやすく解説

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よくたん‐うず〔‐うづ〕【翼端渦】

読み方:よくたんうず

飛行機翼端発生する渦。翼の上下面生じ圧力差により、下面から上面向かって空気流れ込もうとするために発生する翼端振動原因となる。


翼端渦(よくたんうず)

翼端渦
進行方向から見たキャノピー 
翼端付近では翼端渦と呼ばれる空気の渦が発生している。
翼端ほど、渦の影響大きい。
揚力とは翼の下面上面生ず気流圧力差、つまり上面圧力低くなる為に上に持ち上げようとする力である。
しかし、翼端付近に近づくと、その圧力差を埋めようと翼の横から気流流れ込み起こり、これが翼端渦と呼ばれる渦状空気流れである。
翼端渦は揚力発生させようとする翼の能力低下させ、誘導抗力となる為、出来るだけ影響を受けなくすることが望ましい。
対策として、アスペクト比高くすることにより翼全体対する翼端渦の影響を減らす事ができる。
また、ウイングレット設け翼端渦から翼をできるだけ遮へいする方法もある。

後方乱気流

(翼端渦 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/27 06:56 UTC 版)

後方乱気流(こうほうらんきりゅう、: wake turbulence)は、航空機の運航によって引き起こされる乱気流のことである。その中には翼の上下面の圧力差によってその背後に発生する気流の翼端渦)や、ジェットエンジンジェットブラスト英語版ヘリコプターダウンウォッシュなどがある。




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