マクロス・フロンティア船団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 08:27 UTC 版)
「新マクロス級超長距離移民船団」の記事における「マクロス・フロンティア船団」の解説
新マクロス級としては25番目となる、第55次超長距離移民船団。2041年に地球を出発し、銀河系中心方面に向かっている。2059年3月、射手座スパイラルアーム内ビオス星系を航行中、宇宙生物バジュラの襲撃を受け戦争状態に陥る。 フロンティア船団を含む第5世代型移民船団の特徴は、最小限の補給で長距離の航海を可能にするため閉鎖系バイオプラント(人工生態系システム)を採用している点である。大型都市船の後方に複数の環境艦を連結して一体の循環系を構成し、大気・水・有機物などが無駄なく完全循環するよう設計されている。この群島のような構造から従来の新マクロス級移民船と区別して「アイランド・クラスター級移民船」とも称される。環境バランスは一定に保たれているが、戦闘などの外的要因に弱いという構造的欠陥もあり、バランスが崩れると統制モードの発令によって市民生活に制限を加えることがある。 ギャラクシー船団とは対照的にフロンティア船団社会は行き過ぎた市場原理の導入や科学進歩を法律で規制することで雇用を創出する環境重視思考で、医療目的以外ではインプラント化を禁止している。また、ゼントラーディ人のマイクローン化が一般化している時代において例外的に巨人サイズでの共存を認め、巨人文化(メガ・カルチャー)の創出をうながすといったリベラルな姿勢をとっている。成人年齢は17歳。言語は英語をベースに日本語、中国語が混ざったものを共通語として使っている。船団の総人口は1000万人に達しているが、将来的に1億人程度までの増加を見越したキャパシティーがある。 行政機構は上・下院議会の上に大統領を元首に戴く「議会制民主主義/大統領制」である。大統領は三権と軍部(フロンティア移民船団護衛艦隊)に優越する統治権をもち、地球の新統合政府から派遣される首席補佐官が監査役を務める。テレビ版では第4代大統領ハワード・グラスがバジュラ戦役の最中に暗殺され、その首謀者である首席補佐官レオン・三島が第5代大統領に就任する(のちに告発され、失脚)。劇場版ではグラス大統領、三島首席補佐官ともにギャラクシー船団の工作員により殺害される。 船団の運営には、陰ながら船団の財政支援者である星間運輸企業オーナー、リチャード・ビルラーの影響力も大きい。 移民船団護衛艦隊自身も組織の硬直化やゴーストによる戦術のオートメーション化により士気や錬度が低下しており、ビルラー傘下の民間軍事プロバイダS.M.Sや、それに技術支援を多大に行っているL.A.I社の役割が増している。 テレビ版・劇場版ともに、バジュラよりバジュラ本星を譲り受けて入植する。
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マクロスフロンティア船団
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「第2次スーパーロボット大戦Z」の記事における「マクロスフロンティア船団」の解説
『マクロスF』に登場した超長距離移民船団。破界篇の序盤で起きた次元震によって本作の舞台の地球圏に新たに出現し、後に正式な国家として認められる。
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