マクロス・オリンピア船団
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「新マクロス級超長距離移民船団」の記事における「マクロス・オリンピア船団」の解説
『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-25 メサイア 新たなる救世主』で扱われている船団。作品世界内の2065年、同書籍がマクロス放送出版オリンピア船団支部より刊行される。 マクロス・ギャラクシー船団、マクロス・フロンティア船団とともに銀河の中心を目指して航行する超長距離移民船団。位置関係はフロンティア船団の後方約500光年を同一線上で追うかたちとなっている(2056年12月時点)。 2053年に、新統合政府はバジュラの棲息域へと向かっているフロンティア、オリンピア、ギャラクシーの3船団に対して、YF-24 エボリューション関連の技術を供与することを決定し、「トライアングル計画」と呼ばれる新型可変戦闘機開発計画が着手される。フロンティア船団にYF-25、オリンピア船団にYF-26、ギャラクシー船団にYF-27の開発ナンバーが与えられるが、オリンピア船団は対バジュラ機体の開発よりも、プロトカルチャー遺跡由来のオーバーテクノロジーを研究することに関心を示していたとされ、YF-26の開発を打ち切り、フロンティア船団とYF-25の共同開発を行う。 2054年にはM28球状星団内のガイノス恒星系にて惑星ガイノス3を発見し、資源補充や地球との連絡中継点とすることを目的として10年ほどのテラフォーミングを伴う開拓が行われて入植する。また惑星の防衛にVF-25が導入される。 2058年を舞台とする小説『マクロス・ザ・ライド』ではフロンティア船団、ギャラクシー船団と同様にバンキッシュ・レースが行われており、グレン・エッケナーがチャンプとなる。 2064年、「ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-25 メサイア」内の記事「ソードダンサー」の筆者がVF-25飛行隊の教導のため派遣されたS.M.Sパイロット、上草シオン大尉(S.M.Sで用いられる偽名)にインタビューを行う。また同年には、シェリル・ノームが一時オリンピア船団を活動の拠点としている。 CVR-630 カヴール マクロス・オリンピア船団護衛艦隊に所属するグァンタナモ級宇宙空母。艦載機としてVF-25が配備されており、SV-522 スタンピードサンダースなどの飛行隊が編成されている。 マクロス・ワンサード S.M.Sオリンピア船団支部の旗艦。S.M.S各支部から選りすぐられたエースで構成される教導隊「バニッシャーズ」がある。
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