試作可変戦闘機
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「可変戦闘機 (マクロスシリーズ)」の記事における「試作可変戦闘機」の解説
可変戦闘機の試作機・実験機をここでは紹介する。中には試作のみに終わったもの、ペーパープランのみの機体もある。 VF-X1 『超時空要塞マクロス』第33話に登場。F-14の流れを汲む可変後退翼が特徴の試作機。熱核タービンエンジンを搭載するが、変形はガウォーク形態までで腕部は付いていない。後にVF-1 バルキリーとして制式採用される。 海外版「ロボテック」のWildstorm社版コミックのオリジナルストーリーでは、非武装での飛行試験中に反統合軍機に遭遇し、接近した敵機の翼を腕で払って撃墜する。 (開発:ストンウェル/ベルコム/新中州重工/センチネル、試作開始:2006年) VF-X-2 VF-1の対抗機種。OTMを意欲的に取り入れていたものの、そのため開発が遅れ、ボドル基幹艦隊の軌道爆撃によって地球が全滅したため開発は中止された。別の資料によるとVF-2とされており、2003年頃から開発が開始されたが、2008年頃には試作段階で開発は中止されている。 (開発:2003年 - 2008年) VF-X-3 スター・クルセイダー (Star Crusader) 2005年頃からVF-4の競作機として開発が開始されたが、2010年のボドルザー艦隊の爆撃によって生産システムが壊滅した。別の資料ではVF-3とされている。『超時空要塞マクロス リメンバー・ミー』では統合軍の要請でマクロス艦内で試作された完全宇宙戦闘用要撃機。試作段階で開発は中断された。別名メデューサ。 (開発:2003年 - 2010年) VF-X-4 『超時空要塞マクロス』の最終話にて模型が登場。VF-1の次世代機としてVF-X-3と同時期に開発された三胴型の機体。のちに改良を加え「VF-4 ライトニングIII」として制式採用される。 VF-X-7 ゴーストバルキリー (Ghost Valkyrie) 無人機ゴーストをベースに設計された試作可変機。細長いボディを持つ。「アドバンスド・バルキリー」の機体。 VF-X-10 VF-9の原形になったと言われる前進翼の試作機。ファイター形態の画稿しか発表されていないため非可変の機体という説もある。「アドバンスド・バルキリー」の機体。 (開発:ストンウェル/ベルコム) VF-X-11 ブレインデッドウィングアンドボディの試作機。「アドバンスド・バルキリー」の機体。のちにVFX-11へ発展し「VF-11 サンダーボルト」として制式採用される。 YF-14 非公式本の『VFマスターファイル VF-19エクスカリバー 聖剣の軌跡』に型番のみ登場する「VF-14 バンパイア」の試作型。 (開発:ゼネラル・ギャラクシー) YF-19 『マクロスプラス』に登場。新星インダストリーがスーパー・ノヴァ計画で開発した試作機。前進翼が特徴で高い機動性を持つが、操縦が難しいとされる。シャロン・アップル事件後も試作機が作られ、「VF-19 エクスカリバー」として制式化された。 (開発:新星インダストリー 開発開始:2034年) YF-21 シュトゥルムフォーゲル (Sturmvögel) 『マクロスプラス』に登場。ゼネラル・ギャラクシー社がスーパー・ノヴァ計画で開発した試作機。ゼントラーディ系の技術を積極的に取り込み、BDI(頭脳直結インターフェース)操縦システムや可塑性マテリアルなどの画期的なシステムが盛り込まれている。のちに「VF-22 シュトゥルムフォーゲルII」として制式採用される。 (開発:ゼネラル・ギャラクシー 開発開始:2034年) YF-24 エボリューション (Evolution) 『マクロスF』第15話で二面図のみ登場。新星インダストリーとゼネラル・ギャラクシーが共同開発した試作機。慣性蓄積コンバータ(ISC)を搭載し、より高い機動性を実現する。主翼は前縁にドッグトゥースを持ち、後縁はW状に屈曲したデルタ翼。移民船団はこの機体データを元にVF-25・VF-27・YF-29を開発する。 (開発:新星インダストリー/ゼネラル・ギャラクシー 開発計画開始:2040年) YF-25 プロフェシー (Prophecy) YF-24を元にマクロス・フロンティア船団で開発された試作機。EXギアと言う操縦システムを兼ねる耐Gスーツが特徴。コクピットは複座。頭部左側面に小口径レーザーガン、右側面に通信アンテナを装備し、カメラアイは複合センサーを大型のバイザーが覆う形になっている。後にVF-25 メサイアとして制式採用される。初出はプラモデル。 (開発:新星インダストリー/L.A.I) YF-26 非公式設定本の『VFマスターファイル VF-25メサイア 新たなる救世主』の「VF-25 メサイア開発史」に型式番号のみ登場する。2053年に新統合政府から与えられたYF-24の技術情報を元にマクロス・オリンピア船団で開発が開始された。しかし、オリンピア船団はフロンティア船団とYF-25を共同開発することを発表し、開発は中止された。 YF-27 シャヘル (Shaher) 小説『マクロスF フロンティア・メモリーズ』『マクロス・ザ・ライド』に登場。YF-24を元にマクロス・ギャラクシー船団で開発された試作機。サイボーグ兵士と接続することで思考による直接操縦が可能。のちに「VF-27 ルシファー」として完成する。 (開発:マクロス・ギャラクシー可変戦闘機開発工廠「ガルド・ワークス」) YF-29 デュランダル (Durandal) 『劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜』に登場。新星インダストリーとL.A.I社がフロンティア船団で開発した超可変戦闘機。前進翼で4発のエンジンを搭載する。機体の設計はYF-24の流れを汲み、VF-25とは姉妹機にあたるが、フォールド・ウェーブシステムを搭載し、より高性能となっている。 『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』では地球本国生産仕様のYF-29B パーツィバルが登場。 (開発:新星インダストリー、L.A.I 完成:2059年) YF-30 クロノス (Chronos) 『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』に登場。S.M.S惑星ウロボロス支社が開発した最新鋭機。フォールド断層を突破できる能力を持ち、作戦によって換装可能なコンテナウェポンユニットを持つ。YF-29のフォールド・ウェーブシステムの発展型のフォールド・ディメンショナル・レゾナンスシステムを搭載する。 (開発:新星インダストリー、L.A.I、S.M.S惑星ウロボロス支社 完成:2060年)
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