ドアクダー軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 14:04 UTC 版)
「魔神英雄伝ワタルシリーズの登場人物」の記事における「ドアクダー軍」の解説
創界山を守護する四武官、その下に就く七将軍とその配下がドアクダーの魔界力により支配され部下となり、皇子「翔龍子」も「虎王」へ変えられた。ワタルが界層を戻すと呪いが解け、本来の姿に戻る。本職についているが、有事の際は戦士として防衛する。一部、設定のみで本編に未登場のものも含む(未登場キャラは、当時カバヤから発売されたガムのシールに登場)。 ブリキントン 声 - 玄田哲章、沢りつお、龍田直樹他 ドアクダー軍の一般兵士ロボット。人の3倍もの戦闘能力を持つ。ワタル達には白兵戦で負けることが多い。プロテクターを外されることがあるが、内部が描写されたことはない。 メタルブリキントン ブリキントンの上位兵士。量産型魔神やメカの操縦を担当する。 ブリキング 本編未登場。ブリキントンたちの上位機種でまとめ役。ボディは金色で緑のマントを纏う。 シュワルビネガー 声 - 笹岡繁蔵 / 大友龍三郎(スーパーロボット大戦シリーズ) 最前線で戦う筋肉を絶えず鍛える男。「すごい奴がやってきた!」が口癖。ワタルが初めて戦った相手。敗れた後は双ツ龍岩で力押しの策で挑むが再び敗れる。奇巌城ではブルー、タンクーガーと共に迎え撃つ。力は強いが、頭は弱い。本来の姿は現場監督。バンダイチャンネル公式サイトによると、「シュワルツネッガーに似た筋肉ムキムキの敵キャラ」と紹介されている。 シュワル・シスター 本編未登場。ビネガーの妹。筋肉質で体を鍛えている。本来の姿は清楚なセーラー服姿の女学生。 サンダーブルー 声 - 江原正士 アップダウンシティの支配者。自分を二枚目と思い込みが激しいが、短足を気にしている。ヒミコに足の長さを測定され、ブロマイドにも落書きされる。本来の姿は貴公子。 ジョン・タンクーガー 声 - 龍田直樹 蝿一匹殺すのに弾丸を5000発使うガラガラ村の支配者。短気な性格で、痩せすぎなくらい細い身体をしている。子供の頃は気弱な性格と同時に肥満な体型をしており、村人達から笑い物にされていた。その影響で毎日ご馳走を用意し、村人達を無理やり食べさせて太らせる復讐を繰り返していた。奇巌城での戦いではサーベルを使用。口癖は「ファイヤァ~!!」。本来の姿は会社の重役。 プラマ・ニア 本編未登場。ゼロ・シュミットを改造するのを好む根暗な男。本来の姿は純粋な少年。 クルージング・トム 声 - 島香裕 ドアクダー七人衆の一人で、第一界層のボス。ハルバートの使い手。自分の城で魔神をリモコン操作し、ワタル達を迎え撃った。空中にいないと正気を失うという気の小さい一面も。部下もろ共クラマ曰く「ドジな奴」。本来の姿は家老。 Dr.サッカ・サマー 声 - 沢りつお アベコーベ市で研究をし続けるマッドサイエンティスト。無駄な発明ばかりしているが、動きは老体でありながら素早い。本来の姿は医者。 ゼロニモ 声 - 郷里大輔 普段は心優しいが角ばっている物を見ると凶暴になり、丸い物を見ていると落ち着く御頭が足りない野生中年。本来の姿は警官。 アメダス・てる皇(こう) 本編未登場。 ドン・ギララ 声 - 石塚運昇 クロスタウンの支配者。西欧と中華の吸血鬼の末裔。十字架とニンニクを好み、血と日の光が嫌いな伯爵。普段は蝙蝠に化けて移動する。口紅を塗りキスすることで善人を悪人に変える。本来の姿は町長。 木下トモヨ 本編未登場。 デス・ゴッド 声 - 千葉繁 第二界層のボス。死神のようなマントに身を包んでいるが、本当は小柄で竹馬を履いているだけである。本来の姿は王様。 ケン・サーク 声 - 小杉十郎太 アチアチ村の支配者。二枚目の剣士。青春に身を浸しているが、負けず嫌いゆえに勝つためには手段を択ばない卑怯な策士。自分を倒した者はたいまつ砂漠の松明の火を消すと言っておきながら敗北するとたいまつの量を増やし、強制的に運動させていた。剣道だけでなく、茶道、華道にも精通している。本来の姿はキャッチセールスマン。 マリアンネット 声 - 勝生真沙子 ホットプレート村の支配者である女性。創界歴貳参伍四壱年子月一日生まれ21歳。身長165cm、体重44.0kg、趣味は掃除をさせること。特技はホッケー、チャームポイントは唇右下のホクロ、好きな異性は清潔なハンサム。極度の潔癖症で、乳母を不潔というだけで塔へ幽閉する。20代だが、ワタルに「おばさん」呼ばわりされ激怒する。本来は心優しい看護婦で、唯一敵キャラでプロフィールが判明している。 アブドラ・ザ・馬之助(アブドラ・ザ・うまのすけ) 声 - 亀井三郎 アッチッチ村の支配者である悪役レスラー。「マグマドリンク」というとても辛い飲み物で、村人達を法外な値段で売りつけていた。頭が悪く計算が苦手。本来の姿は消防士。 タッチー・ダウン 声 - 水鳥鉄夫 アッチ島にある「ダウンスタジアム」を守護する番人。本来の姿は八百屋。 オガガ夫人 本編未登場。 スイマーセンセイ 本編未登場。 壮快山(そうかいざん) 本編未登場。 ヒューマン・スター 本編未登場。 ソイヤ・ソイヤ 声 - 島香裕 第三界層のボス。愛機とは正反対の下品な顔をしている。ドクトル・コスモとは仲が悪いように思われるが実は熱い友情で結ばれている。ケン・サークとは同性愛疑惑のシーンがあるが、華道を通じての旧知という理由である。本来の姿はお祭り人。 ドン・キホッテ 声 - 石塚運昇 「ムダな努力!」が口癖の合理主義者。本来の姿は牧師。 イモ川 短銃郎 声 - 江原正士 変幻自在の変装が得意な千の顔を持つ歌舞伎役者。ユーキに化け灼熱の剣を奪おうとしたが、ワタルの機転で偽者だと見破られる。「ハンバーグ」などの横文字に弱い。本来の姿は大工。 XYZ星人クーミ 本編未登場。 サッキーカー 本編未登場。 ヒモジアン 本編未登場。 ドクトル・コスモ 声 - 緒方賢一 第四界層のボス。凶悪な頭脳で第七界層へ上ろうとする。ソイヤ・ソイヤとは仲が悪いように見えるが実は熱い友情で結ばれている。尻のような頭をしている。本来は画家。 ヘドローナ 声 - 郷里大輔 スモッグルの手下で、ヒマワリ村の支配者。自然アレルギー。龍王丸となった龍神丸の最初の相手。本来の姿は警官。 クサーヤ 声 - 塩屋浩三 イタロウ村を人の住めない環境にした張本人。ヘドロの臭いを良い香りと称する。本来の姿はタクシー運転手。 バッド・マックス 声 - 大塚芳忠 何でも一番にならないと気が済まない暴走族のヘッド。体力は無いに等しい。本来の姿はアニメの進行。 ヨメ・ハーン 声 - 山田礼子 「プカプカ工場」の支配者の一人。昔はスリムだったが、今はかなりの重量オーバー。コノミーを人質にし、彼女の涙を化粧品扱いにしている。本来の姿は魚屋。 ムコ・ハーン 声 - 石塚運昇 「プカプカ工場」の支配者の一人。ヨメの夫だが、婿養子で妻に尻に敷かれている。「ヨウシ」と言われるのが弱点で、言われると頭部が爆発して暴走する。本来の姿は魚屋。 アック・スモッグル 声 - 沢りつお 第五界層のボス。不潔で、動物の狩りとゴルフが好き。本来の姿は会社の社長。 ビビデ・オージ 声 - 山下啓介、山寺宏一(最終話の新録部分のみ) 眠りの魔法を使うビビデファミリー五兄弟の長男で、グーグー村の支配者。村の男性達を眠らせ、嫁にしようとする女性達を舞踏会に無理やり踊らせた。間抜けな性格で女装したシバラクに一目惚れして追いかけ回していたが、ババ・デブーに止められた。本来の姿は学生。 ビビデ・シシ・カバブー 声 - 郷里大輔 空間湾曲と変身魔法を使うビビデファミリー五兄弟の次男。ジオメトリーウッドにある自分の城で動物になった人々を調教するサディスト。本来の姿は寿司屋。 ビビデ・セーキマ・ツー 声 - 山寺宏一 魔神墓場で待ち受ける死者蘇生の魔法を使うビビデファミリー五兄弟の三男。ワタル達に倒された第五界層までの魔神達を、亡霊として復活させた。本来の姿はサラリーマン。 ビビデ・チビット・モレーテル 声 - 塩屋浩三 ビビデファミリー五兄弟の四男で、ヘンデル村の支配者。幼児のような風貌。「チュバ」が口癖。魔法の砂糖で、ヘンデル村の大人達を幼い子供に変えられていた。本来の姿は虫取り中年。 ビビデ・アラ・ビアン 声 - 安西正弘 煙を動物に変える魔法を使うビビデファミリー五兄弟の末弟。生後一週間で500kgになったほどの巨体によりババ・デブーは育てるのに苦労したが、本人は母親に抱っこもおんぶもしてもらえないのを愛されていないと誤解していた。ワタルとの戦いの中でふっ飛ばされてババ・デブーを下敷きにした時に「初めておんぶしてもらった」と歓喜する。本来の姿は演歌歌手。 ビビデ・ババ・デブー 声 - 片岡富枝 第六界層のボス。ビビデファミリーの首領で、五兄弟の母親。兄四人はマザコン気味で母親に頭が上がらないが、末弟アラ・ビアンだけは前述の理由で少しグレていた。息子達には「ママ」と呼ばれているが、アラ・ビアンだけは「おふくろ」と呼ばれている。変身の魔法を得意とする。本来の姿は牛乳配達員。 麻婆(マーボ) 声 - 峰あつ子 魔幻空間を統括する不気味な案内人。見た目は怖いが意外とお茶目な一面もある。シバラクには「麻婆豆腐」呼ばわりされ、その時は麻婆豆腐を投げつけた。実は神部七龍神の紫龍がドアクダーの魔力で変えられた姿。 ウマシカ 声 - 山寺宏一 魔風門の門番で、魔の風の谷の魔物。顔は正に馬と鹿が組み合わさっている。試練を挑む者に3つの難題を出し、失敗した相手を石に変えてコレクションしている。 図体はでかいが、体力は無い。 デブル 声 - 吉村よう 魔天門の門番で魔界のはぐれ蝙蝠。関西弁で喋る。諦穴の底で侵入者に諦めの心を植え付ける。 ニオー・アニヤン 声 - 戸谷公次 魔界門を守護する一卵性双生児の魔者。口癖は「あー!!」。 ニオー・オトート 声 - 山寺宏一 魔界門を守護する一卵性双生児の魔者。口癖は「うーん!!」。 怪傑ゾロリ 声 - 中村秀利 総額9999万9997クレジットの創界山一の借金男で、賞金稼ぎでエンゲル係数破綻野郎。本来の姿は美容師。 サンチョ・パンダ 声 - 塩屋浩三 ゾロリの召使い。少々間が抜けている。忠節からではなく、彼の賞金から100クレジットの返却だけに付き従う。本来の姿は美容師であるゾロリの助手。 ドン・ゴロ 声 - 戸谷公次(3話と10話では稲葉実)、今村直樹(『CR魔神英雄伝ワタル』)、松山鷹志(『スーパーロボット大戦X』) ドアクダー四天王の一人で、防衛庁長官。虎王の教育係を務める。同じ四天王であるザン兄弟とは立場上仲が悪い。怒ると般若同然。愛情と忠誠心は本物で、虎王も内心ではドアクダー以上に彼を慕っている。実は、武宝がドアクダーの魔力で変えられた姿である。 ザン・コック 声 - 稲葉実 ドアクダー四天王の一人で、魔界ザン三兄弟の長男。ガッタイダーのメインパイロット。デス・ゴッドのセリフで名が知られ、剣を得意とする。本来は聖龍殿「四武官」の一人。 ザン・ゴロツキー 声 - 龍田直樹 ドアクダー四天王の一人で、魔界ザン三兄弟の次男。顔が鳥に似ている。武器は斧。本来は聖龍殿「四武官」の一人。 ザン・ギャック 声 - 笹岡繁蔵、三宅健太(『CRワタル』) ドアクダー四天王の一人で、魔界ザン三兄弟の三男。顔が犬に似ている。間抜けな一面があり、いつも余計な一言が多い。ハンマーを携える。本来聖龍殿「四武官」の一人。 ドアクダー 声 - 飯塚昭三 『無印』の黒幕で、「悪の帝王」と呼ばれる魔界随一の実力者。凶悪な魔界呪術と暗黒龍を復活させ魔王の剣を振るう。冷酷非情で、失敗した者は部下や息子さえ抹殺する。
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