再び敗れるとは? わかりやすく解説

再び敗れる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:17 UTC 版)

劉邦」の記事における「再び敗れる」の解説

紀元前203年劉邦項羽対陣し堅く守る作戦とっていたが、一方で項羽後ろ彭越活動させ、楚軍兵站攻撃させていた。項羽部下曹咎に「15日帰るから手出しをしないで守れと言い残して出陣し彭越追い散らしたが、曹咎は漢軍の挑発に耐えかねて出陣し大敗していた。漢軍は項羽帰ってくると再び防御徹し項羽戦おう挑んでもこれに応じなかった。 その頃韓信は斉を完全に制圧し劉邦に対して鎮撫のため仮の斉王なりたいとの使者送ってきた。これを聞いた劉邦怒って声を荒らげそうになったが、それを察知した張良陳平に足を踏んで諫められ、もし韓信離反してしまえば取り返しがつかないことを悟り韓信正式な斉王封じた。 漢両軍長い間対峙続け、しびれを切らした項羽捕虜になっていた劉太公引き出して大きな釜に湯を沸かし父親を煮殺されたくなければ降伏しろ」と迫ったが、劉邦はかつて項羽義兄弟契り結んでいたことを持ち出して「お前にとっても父親になるはずだか殺した煮汁をくれ」とやり返した。次に項羽は「二人で一騎討ちをして決着つけようと言ったが、劉邦笑ってこれを受けなかった。そこで項羽は弩の上手い者を伏兵にして劉邦狙撃させ、矢の1本が胸に命中した劉邦大怪我をした。これを味方知れば全軍崩壊する危険があると考え劉邦とっさに足をさすり、「奴め俺の指に当ておった」と言ったその後劉邦重傷のため床に伏せたが、張良劉邦無理に立たせて軍中を回らせ、兵士動揺収めた一方彭越後方攪乱によって楚軍食料少なくなっていた。もはや漢も疲れ果て天下半分分けることを決めて講和した。この時、劉太公呂雉劉邦の下に戻ってきている。

※この「再び敗れる」の解説は、「劉邦」の解説の一部です。
「再び敗れる」を含む「劉邦」の記事については、「劉邦」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「再び敗れる」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「再び敗れる」の関連用語

再び敗れるのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



再び敗れるのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの劉邦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS