アトランティア
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「バトルスピリッツ ソードアイズ」の記事における「アトランティア」の解説
白夜王ヤイバ(びゃくやおうヤイバ) 所有Xレア:闇皇ナインテイル・ダーク、黒天狐ネガ・ナインテイル、黒皇機獣ダークネス・グリフォン 所有ソードブレイヴ:白夜の宝剣ミッドナイト・サン 声 - 緑川光 / 嶋村侑(幼少期) 闇の白きソードアイズにして現・アトランティアの若き王。ツルギの実兄。彼よりも3歳年上の17歳。ソードブレイヴの覚醒を遠方から感知し、妖術も使う。ソードブレイヴとは別の長剣を携えている。バトルでは系統:「機獣」をメインに据えた闇の白デッキを使う。 冷徹かつ非情なエゴイストで、命令違反のゴーディを処刑しようとしたり、敵である光のソードアイズも自身の配下に座すべきと語るなど傲慢な性格。先代国王亡き後赤の軍を率いて叛乱を起こしそのまま王位を継ぎ、「帝王学」を学び現アトランティア王としてすべてのソードアイズを手中に収め世界支配に乗り出す。 スティンガーとのバトルを終えたツルギの前に幻影で現れ、ソードブレイヴの力を自分の物にすると宣言。後に王宮でツルギと14年振りに再会。ツルギに彼の進退と母であるグレナダの安否を賭けてバトルを提案、圧倒的な実力差を見せ付けて勝利した。また、ツルギが旅立つことで彼の周囲に光のソードアイズが集まると考えている。光のソードアイズを確保するために各国に使者を送り、光のソードアイズが騒乱の元であるとして見つけ次第捕縛するように命令している。レムリオンでバトルを行っていたツルギとゴーディの前に現れ、ゴーディを確保し自身の命令を無視し独断行動に走った事を咎めて処刑しようとしたが、ガルドスに止められている。ツルギとの二度目のバトルでも完勝した上、ツルギの考えの浅はかさを厳しく指摘した。後に「双眼のソードアイズ」に覚醒したツルギの「王であるヤイバの視点から見た世界を知りたい」という要求に応え、王政に彼を同行させている。 ソードアイズの確保は壮大な計画の一部に過ぎず、当初ツルギには、裁きの神剣を手に入れ、世界を支配することで世界は安定すると語り、ジャスティスらも知りえない「神」の謎について知っている。ツルギに真意を問われ、王宮地下に建造している方舟でこの世界の民を乗船させ、更に裁きの神剣により神を斬るという目的を明かした。また、その行動は、悪戯に人民を煽り、犯罪に走らせないようにという配慮だったことも明かされている。 しかし、ガルドスによって失敗に終わり、自身も断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニスの前に敗北。それでも決着をつけようとしたが、ツルギに止められた上にツルギとのバトルでも敗北。バトルの中でのツルギからの言葉を聞いた事でツルギを信じサポートする道を選び、自身のソードブレイヴである、ミッドナイト・サンを託した。最後には「実は余にも夢ができた」と語っている。 ガルドス・ランダル 声 - 速水奨 所有Xレア:滅龍帝ジエンド・ドラゴニス、断罪の滅龍ジャッジメント・ドラゴニス 所有ソードブレイヴ:裁きの神剣リ・ジェネシス ヤイバの摂政。彼の誕生以前から先代アトランティア王に仕え、教育係を務める傍ら、国政のアドバイスも行っている。その発言から自身はソードアイズでないようだが、カマータへ出向く際、闇の紫のソードアイズ不在の直属部隊である紫部隊を率いた。また、闇の赤き「滅龍」の使い手。その腕前はソードアイズを圧倒する実力を誇り、Xレアである「滅龍帝ジエンド・ドラゴニス」と【超覚醒】を持つ中型スピリット「スレイヴ・ガイアスラ」を巧みに使い分け、それらの効果を組み合わせた回復コンボを得意とする。一方で小型スピリットを全く使用しない。 普段は物腰が柔らかく、ヤイバ達ソードアイズに対しては忠実だが、カマータへ出向いた際に勝敗が付く前に撤退したり、ヤイバに処刑されたゴーディを弁護しつつ「陛下はすべてお見通し」だと忠告するなど冷酷な本性を隠し持ち、リローヴからは「執念を抱いている」と言われている。またカードバトルの際に好戦的かつ凶悪な性格に変貌し、ドス黒いオーラを発する。城で待機することが多く、バトルを披露することがなかったが、14話でソラと対決初戦にも関わらず圧倒的戦力で圧勝した。城にヤイバが不在の際、レジェンディアの地図を前にして何やら怪しい行動をとっている。本人曰くヤイバほどに至らないものの妖術を行使でき、ハクアやソラ、ルベルなどを「青い炎」で洗脳。ハクア達が証拠映像を持ち帰りヤイバ達に映し出したことによりヤイバも断罪しようとするが、提案によりツルギとのバトルになり、そこから赤の軍に噂を流し反乱を助長させ、白夜王の求心力を高め、自らが目指すものは神であり、ザムーラの出身、ヴァルガスの弟で彼のソードアイを奪った事を告白し敗北。最後の「人間とは…」の問を小声で語るが、妖術でツルギを攻撃するも寸でのところでブリンガーに防がれ、ヤイバの太刀に斬られ消滅したかに思えたが、白き騎士の城塞へ逃れ、甲冑を纏って復活しツルギ達から覚醒した裁きの神剣を奪取し、それにより世界征服を企む。 ヤイバとのバトルで勝利し、事実上世界の支配者として君臨する。自分の力に媚びへつらう人間たちを見て愚かな存在であると感じ、自身の願いである「神への進化」のためにレジェンディアを生み出した神にその身を捧げる。ツルギに敗北した後、命を落とし魂はカラドボルガーに吸収されていたヴァルガスの魂と共に鉄槌へと向かっていく。 ゴーディ・ダーイン 声 - 家中宏 所有Xレア:黒蟲魔王ディアボリカ・マンティス 所有ソードブレイヴ:黒蟲の妖刀ウスバカゲロウ 闇の緑のソードアイズ。アトランティア緑部隊の指揮を執る。レムリオン出身で当時は札付きだったが10年前に闇のソードアイズとして見出され、王宮に仕えるようになった。 ヤイバを含めて相手を「ちゃん」付けするなど楽観的かつ軽薄な性格だが、自分の目的のためなら手段を選ばない。一方で、後述のように他人の言葉から物思いに耽る思慮深い一面を持つ。プライドが高く、当初は闇のソードブレイヴを持っていない自分にコンプレックスを抱いていたが、偶発的に入手したときは素直に歓喜している。また、襲撃した故郷の住人達に後々に青タンができるまで袋叩きにあったりと、シリアスな雰囲気を漂わせる闇のソードアイズ内ではある意味人間臭い分類に入る。 ソードブレイヴ獲得後は「裁きの神剣を手に入れる」という野心を表に出して独自行動を開始。ツルギが滞在していた故郷・レムリオンを平然と焼き討ちにし、お互いのソードブレイヴを賭けてツルギとバトルするが、デッキを再構築し冷静にバトルを行うツルギの前にペースを崩されて行き、そのまま敗北した。その後ツルギから協力を求められるが、突如として現れたヤイバに連行され命令違反を咎められ、ソードブレイヴを取り上げられた上に粛清されかけるが、ガルドスの口添えにより事なきを得る。再登場した際は信頼を失ったのかヤイバから相手にしてもらえなかったが、リローヴを彼の下に再び連れてきた功績で再び緑の部隊を率いることを許されるが、ヤイバに力を与えた事を秘かに悔むなど、反逆心は失っていない。ツルギやハクアがそれぞれブラウと対戦する際に彼に言い放った「夢を持っている」、「白夜王に仕えてるから見える世界が狭い」などという言葉に動かされ、哀愁漂わせて故郷に足を運ぶ。そこで偶然ストークから帰還したツルギを発見して報告しようとするが、一興として彼からの挑戦を受けてバトル。その最中、己の野望の他に故郷の活性化を村人に託されていたかつての自分を思い出し、同時にツルギの人間性に惹かれて光のソードアイズ一派に加わる。以降は闇のソードアイズである表向きの顔を利用し、諜報活動を続け、アトライオスII世の真実が明らかになった後も行動を共にしている。 ブラウ・バルム 声 - 安元洋貴 所有Xレア:異海神ディスト・ルクシオン 所有ソードブレイヴ:深淵の巨剣アビス・アポカリプス 闇の青きソードアイズ。元アトランティア近衛士官で筋骨隆々とした武闘派の大男。14年前からの古参兵でその時に既に瞳にソードアイズを宿していた。 寡黙で自他共に厳格。騎士道精神を重んじ、敵であっても相手の戦略を素直に賛美したり、勝敗による賭けを承諾して決着後は潔く敗北を認めるなど正々堂々とした性格を持つ。その人柄から、彼に慕う配下も多い。ただし、「白夜王に仕える身」という忠誠心は絶対で、唯一「寝返って仲間につく」という要求だけは即座に一蹴している。過去に自分の眉間に傷痕をつけて逃亡したブリンガーに因縁を持ち、20話で電子頭脳の書き換えを賭けた彼のバトルの相手役となり、闇の「異合」混合デッキを繰り出してその積年の恨みを晴らした。尚因縁に関しては、その因縁を聞いたブリンガーから、「逆恨み」と断言されてしまう。21話でブリンガーを救出するために王宮に潜入してきたツルギ達と遭遇し、解放を賭けてツルギとバトルを行なう。ディスト・ルクシオンの力でツルギを圧倒し、自身のソードブレイヴスピリットでシャイニング・ドラゴンを破壊する。しかし、ツルギがシャイニング・ドラゴン・アークを召喚したことにより、形勢を逆転されそのまま敗北した。その際に「兄弟でここまで違うのか」という感想を口にした。敗北後、ヤイバに粛清を受け入れるが、慕う配下が多いことを理由にガルドス達が申し出る。しかし、聞き入れられない上に処断されかけるが、ゴーディとは違う形で免れている。ツルギとガルドスの戦闘後、彼を「ツルギ様」と敬うようになる。 アマレロ・ベルジェ 声 - 神田朱未 所有Xレア:凶神獣カオス・ペガサロス 所有ソードブレイヴ:夢幻の天剣トワイライト・ファンタジア 闇の黄なるソードアイズ。使用デッキは「想獣」を軸とした闇の黄のデッキであり、黄色の特徴である「聖命」によるライフ回復と、ソードブレイヴのトワイライト・ファンタジアによる連続攻撃を得意とする。高飛車かつ冷静な性格で、毒舌な口調で話す。普段の武器は鞭だが格闘戦にも長けており、ソラと互角に渡り合う実力を持つ。ヤイバに敗北したツルギに対して「見込みがある」と評価している。また、ゴーディの独断行動を黙認するなど彼からして「食えない」と言っている。自分と同じ闇のソードアイズ達についてどう思っているのかは不明であるが、ヤイバがブラウを処刑しようとした際に制止しようとしていることから少なからず仲間意識はある。「赤の軍」に属する将軍の娘で、残党内通者。幼少時代にギャラクシー渡辺から宝玉付きの杖を託されたが、汚名を着せられた父が処罰されるという理不尽な現実に絶望し、杖を破壊後ソードアイズに覚醒。自分に杖を託した真意を確かめるため、それを渡したギャラクシーの行方を捜している。生前の父から王太后を護るように言い付かっており、グレナダが幽閉されてからは彼女を監視するふりをしつつその身を案じていた。その後、グレナダから授かった力で、ハクアに勝利し彼の心を解放している。裏切りが露見したことで妨害しようとするブラウにマジックを駆使したカードで勝利。離反意志を表明すると、ブラウにガルドスの存在を警告を残してグレナダと共に赤の軍の残党達の元へ下る。 リローヴ・ラケルス 声 - 浪川大輔 所有Xレア:黒き骸王バルトアンデルス 所有ソードブレイブ:咎人の骨剣エグゼキューショナーズ 闇の紫のソードアイズ。職業は錬金術師。系統:「無魔」をメインに据えた闇の紫デッキを使用する。ナルシストな完璧主義者で、不完全を極端に嫌う。また、一見温厚そうに見えるが、バトル時に邪悪な本性を現す。自らの目的以外には全く興味がなく「群れるのが嫌い」と言い、ソードアイズの宿命にも無関心でツルギとヤイバ双方の勧誘を一蹴した。魔術が使え、身のこなしも軽い。地上世界の住人ではなく地下世界「ストーク」の住人で結界が崩壊して出てきたらしい。動物の骨から人間と酷似した“骨人形”を作り出す己の技術に絶対的な自信を持っており、アトランティアのドロイド技術を見下している。自らの実弟の亡骸で製作したスオウの行方を追っており、彼の破壊と再構成を目標としている。当初、ヤイバからの誘いを断って単独行動をとりつつ、その行方を追っていたが、ゴーディの誘いにより再度ヤイバと謁見した際バトルを挑まれ敗北し、約束の元、彼の部下となった。バトル中、ヤイバに、スオウとは失われし者の代わりである事を見抜れ、動揺している。 配下になった後も、相変わらず群れるのを嫌い、部下のドロイドを持たず、一人でいる事が多い。ヤイバの妖術が太古の魔術と知り、彼が欲する『裁きの神剣』に興味を持つようになる。一方でガルドスの目論見を感づいている節も見受けられる。 緑神の霊木の光によって一度瀕死に陥るが、スオウが自らの命を犠牲にしたことで救われた事に驚愕、ツルギの一喝によってスオウがどれだけ自分を想ってくれていたのかを知り、彼にしてきた数々の仕打ちに後悔の涙を流す。しかし、奇跡的にもその涙によってスオウを人間として蘇らせることが出来たが、本来の性格を取り戻した彼には今までの行いのせいで思い切り殴られる(ツルギ達がその豹変ぶりに愕然とする中、唯一「それでこそ私の求めるスオウです」と怒るどころか感激していた)。スオウと初バトルを見守る際も、コア・トルーパーを纏った彼の姿に恍惚とした表情を浮かべ、勝負の行方に一喜一憂したりするなど、キザクラやハクアにツッコまれる程、スオウへの態度は大きく様変わりしている。その後どこかへ立ち去ろうとするスオウを引き留めようとするも敵わず、ツルギ達ともども取り残されてしまった。裁きの神剣招来の儀式でスオウと戦い「スオウが勝つことは、私の夢」と言い自ら負けを選び敗北した。50話では枯れた花も愛せるようになった場面が見られた。 ザルドー 声 - 田中一成 ガルドス配下のスティンガーで、闇の紫きっての使い手で「凶悪」の異名を持つ。他のスティンガー(紫)と違い、牛骸の頭部とがっちりした体躯が特徴。古風な軍人口調で話すが、王宮の人間以外の人間や旧式ドロイドを見下す傲慢かつ王国至上な性格で、カマータを空爆したり、「ダーク・スカルピオーネ」召還の際、コスト確保のため、「ダーク・デモボーン」を「消えろ」と言い、捨て駒にするなど非情さを持つ。 カマータに空爆するが、ガルドスに爆撃の中止の命を受ける。その後、命を受け、ツルギにバトルを所望するが、ドロイドは人間の仲間という信念を持つソラに挑むも山札破壊により、ライフは1つも削られなくとも、デッキアウトに追い込まれて敗北する。 レーゲン 声 - 三宅健太 ブラウの配下で、闇の青き「異合」デッキの使い手。筋肉質な体型を持つアメリカン風の男。アトランティア至上主義者で、そのことを鼻にかけ、他人をバカにする。その命を受け「光翼の神剣エンジェリックフェザー」を懸け、キザクラとバトルを挑むも、「エンジェリックフェザー」と「大天使ララファエル」のコンボで敗北。キザクラによれば子どもから奪う大人と同じである事らしい。 コーネル 声 - 志賀克也 ゴーディの部下。【神速】の蟲使い。「ゾワゾワする」が口癖。パシフィスに現れタテワキ家を破壊した上にキクを人質に取り、ツルギにバトルを挑むが敗北した。その後もゴーディの部下として何度か登場している。 青のバトラー 声 - 杉村憲司 ブラウの部下。コーネルに敗れ彼にヤキを入れられる。 スティンガー(白) 声 - 小松史法、藤原貴弘 白夜王配下の白部隊に属するカードバトルロイド。容姿は鎧を装備した兵士である。ツルギを強襲したタイプはブリンガーを「旧式」と侮蔑する。 スティンガー(緑) 声 - 西健亮 ゴーディ配下の緑部隊所属のカードバトルドロイド。こちらのタイプは緑のボディカラーを持つ蟲人型である。 スティンガー(青) 声 - 杉村憲司 ブラウ配下の青部隊所属のカードバトルドロイド。こちらのタイプはモヒカンヘッドに青のボディカラーを持つ重歩兵型である。本編より先駆け、OPに登場している。 スティンガー(紫) 声 - 杉村憲司 紫部隊所属のドロイド。頭部の形状は髑髏型。
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レジェンディア最大の国家。活火山の地熱を利用した機械工業で栄えている。動乱から14年経過した現在は、経済による貧富の格差が広がっている。
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