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「牙狼-GARO- 〜MAKAISENKI〜」の記事における「その他の関連用語」の解説
元老院(げんろういん) 総ての番犬所を統括し、神官や直属の部下にホラー討伐の指令を下す、いわば番犬所の上位機関。魔界の西洋風の古城のような建物の内部に設置されている。 この機関に直属する騎士や法師は、いずれも名実ともに最強の魔戒騎士や「天才魔戒法師」と称される者たちばかりである。ラテスがそうであったように、中には自身の才能や能力への過信から礼節を弁えない者もいる。 破滅の刻印(はめつのこくいん) 赤い仮面の男/布道シグマによって魔戒騎士たちの胸に刻まれた刻印。これを刻まれた魔戒騎士は「鎧を召喚する度に激痛と共に寿命が削られてゆく」といわれている。 第16話でザルバたちでも解読できない旧魔界文字が浮かび上がり、これを刻まれた魔戒騎士たちはある日全員一斉に死んでしまう可能性が示唆された。 第20話でシグマは解我生来の月が満ち魔導力が最大になった瞬間、赤く染まった左腕を月に重ねることで刻印を発動させて全ての騎士を殲滅しようとしたが、寸前で鋼牙に左腕を斬られ発動を阻まれる。 魔界竜(まかいりゅう) 魔界に生息する金魚に象の鼻が生えたような生物。パチンコ版には巨大な成体が登場したが、今作にはその稚魚が登場する。火球を吐いたり群れで攻撃することもあるが、今作ではそういった活動はせず、もっぱら尾行などで活躍する。カオル 劇場版で魔戒法師・烈花から送られた魔界竜の稚魚。鋼牙はこの稚魚にホラーを調査させたりしていた。第7話で逃げたシグマを追跡させた時に見つかり握り潰されてしまった。その後、第17話で烈花から新たな稚魚が送られた。 魔戒樹(まかいじゅ) 魔界に生息する樹木。高い知能を持ち、意思の疎通も可能で、全身真っ黒の体のあちこちから無数に目を出すことができる。ホラーとは異なった存在らしく、スペシャルに登場した魔戒樹はある程度慈愛の心を持っていた。エリンネルグ (#06) 命を落とした戦場カメラマン・庄内眞人の戦場土産であった「変わった樹木の種」が、息子の死を受け入れられない父・庄内治と母・庄内直恵の思いに反応し、成長を遂げた魔戒樹の一種。時折女性の声でうめき声などを発する。 夫婦に満月の月光を通して息子の幻影を見せる代わりに餌となる人間を毒殺させ、自身の根元に埋めさせていたが、夫婦による零の毒殺が失敗するや否や、目を多数有する不気味な本性を現す。無数の根と枝で零を圧倒するが、真っ二つに切り裂かれ、その結果、眞人の幻も無数の写真となって消えた。その後、庄内夫婦は零に自分たちも殺してくれと懇願したが、零が聞き入れずに去った後書きかけだった息子の最後の手紙に思いを馳せながら服毒自殺した模様。 シルヴァはホラーの気配を感じ取っており、番組情報ページでは名前の前にホラーと記載されている。 霊獣(れいじゅう)(#10) 翼を生やした白い麒麟のような姿をした魔界の生物で、その姿を見たものには幸福が訪れると言われている他、その体に触れることが出来た場合は、その人の最も大切な人や物が見えてくると言われている。魔戒樹と同じくホラーとは異なった存在らしく、この生物の毛皮は魔導筆の穂先の原料、肝は黒苺の実で煮込めば万病に効果のある薬となるなど、様々な使い道があるようだが、勝手に狩ることは許されないとされる。 レオは、この生物を見るためにカオルと一緒に秘薬を用いて五感を高め、街に存在する霊獣の獣道を探索した。 『魔戒ノ花』には雛が登場する。オリグス(#10) 霊獣を外敵から守っている生物で、普段は半透明の球状をしているが、霊獣に危機が迫ると巨大な牙の生えた二本足の首長竜のような姿になり、口から火球を吐いて襲ってくる。 レオとカオルに襲い掛かるが、レオに霊獣を見るための儀式に用いられた剣で倒された。 宝玉の森(ほうぎょくのもり) 魔戒法師しか入れないとされる危険な森。第13話で邪美がザルバを直すべくレオの魔針盤を頼りにこの森の中にある巡命の滝を探索したが、既にそこにはザルバの奪取を狙うシグマが待ち構えており、邪美と激しい戦いを繰り広げた。 巡命の滝(じゅんめいのたき) 宝玉の森の奥深くに存在する滝。ここから湧き出る仙水に魔導具を浸すことで内部の仙水を浄化することが出来る。仙水(せんすい) 巡命の滝でのみ手に入れることが出来る水で、一部の魔導具の内部に使われているが、一定の時期になると穢れて使えなくなってしまうため、定期的に巡命の滝で浄化する必要がある。第13話でザルバが予想より早くこの状態に陥ったため、邪美が鋼牙の依頼でザルバを巡命の滝で浄化することになった。 修練場(しゅうれんじょう) 魔戒騎士になろうとする子供が、集団で訓練を受ける場所。 4人1組でチームとなり、10日間寝食を共にして指導についた魔戒騎士から訓練を受ける。魔戒騎士になれなかった子供に騎士の名前を知られないように、訓練の間はお互いに鉢巻の色で呼び合う決まりになっている。修練場でのシーンでは番組の後提供で流れている曲に魔戒語の歌詞が付いたものが歌われており、24話のラストでは同曲に日本語の歌詞が付いた歌が流れていた。 紅蓮の森(ぐれんのもり) 陰我に満ち昼夜問わずホラーが出現する危険地帯、血に染まりし者を浄化するヴァランカスの実とそれを宿しているホラーを倒すための存在・グラウ竜がいる森。 霊獣の毛皮を奪ったラテスを追跡した鋼牙はここにたどり着き、ラテスの術によりこの森の地下にある大量のホラーの蠢く洞窟に落とされるも、轟天と烈火炎装で窮地を切り抜けた。 珀岩の谷 紅蓮の森の奥深くにある谷。ラテスがシグマに霊獣の毛皮を受け渡した後、殺された場所。 ギャノンの骸が掘り起こされた場所でもあり、魔導列車を破壊されたシグマはイデアの核へ鋼牙を取り込み、ここから真魔界へと向かった。 ギャノンが復活した後は駆けつけた魔戒法師たちが集い、ここからギャノンと戦う魔戒騎士たちを援護した。 解我生来の月 特殊な効果を与える日の満月。魔導力を身につけた者にとっては無限の力を与える月という言い伝えがある。シグマはこの秘法が書かれた石版を解き明かすためにセディンベイルを開放した。 魔導列車 真魔界に行くことができる、先頭部分に顔のようなオブジェがある空飛ぶ列車。 鍵を押すと鍵が光を放ち、護衛らしき者たちが並ぶ水路のような場所から、せり上がって出現し、鍵の元まで飛んでくる。ソケットに鍵をセットすると内部の窓が光って動力が作動し、鍵を押し「魔導列車発進」と呟くと動かせるようになる。2階建てで、内装の空間は周囲が歪んで見え、教会や式場をおもわせるような造りになっており、シャンデリアのある車両もあった。鋼牙とシグマの戦いの末、墜落してバラバラになったが、先頭のオブジェはイデアの一部として使用された。 哭竜(こくりゅう) シグマの術で発生した空間に出現したもの。噛み付きや体当たりのほか、体が刃の付いた回転する玉になり、それを飛ばす攻撃を行った。札の付いた玉を破壊することで消え去る。 『暗黒騎士鎧伝』にも登場したが関連性は不明。 金色の術 ギャノンに取り込まれた鋼牙を救うために邪美と烈花が使用した術。この術を使用することで、心を支配されることなくホラーの骸の中に侵入することができる。使用中は頭上の光によって制限時間が表示され、その光が完全に消えてしまうとホラーの骸に吸収されてしまう。 光矢流星(こうしりゅうせい) 魔戒騎士と魔戒法師の協力技。魔戒騎士の魔戒剣を弓として、魔戒法師の魔導筆を矢の如く放つ。この技でイデアの核を破壊し、ギャノンに止めを刺した。また、魔導筆でなくとも霊獣の波動を帯びた筆なら代用可能であると思われる。 約束の地 ガジャリの身体の一部がある地域、破滅の刻印から騎士を救うためガジャリと契約した鋼牙はこの地でガジャリの体の一部を探さなければならない。詳細は 牙狼〈GARO〉 〜蒼哭ノ魔竜〜を参照。
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神官 人間界と魔界を繋ぐ巫女のような存在。 番犬所(ばんけんじょ) 魔戒騎士を束ねる組織の名称で、一般人には行けない異空間にある。各国に拠点があり、魔戒騎士の派遣を行っている。東西南北に4か所の管轄があり鋼牙は東(『白夜の魔獣』では北)、零は西(『白夜の魔獣』以降は東)の所属。指令書の交付、剣の浄化、魔導具の支給・修繕や、ホラーの出現・情報などを魔戒騎士に伝えるなど騎士を統括しつつサポートする他、掟に反した者への制裁も行う。 指令書 番犬所から魔戒騎士に送られてくる手紙。突如として目の前に現れず、物理的なものとして存在する。魔導火の炎に焼かれると手紙の念が空中に魔導文字となって浮かび上がり、指令を伝える。出現したホラーの情報が記されているが、抽象的な表現が多く、解読には熟練の技と経験が必要。通常の赤の指令書は、滅多に無いが拒否することも可能。ただし黒の指令書は拒否が許されない指令が下される場合に使用される。 魔導火 魔界の火であり、魔戒騎士の携行するライター状の魔導具に貯えられている。太古の昔独自の知識と道具で種火から火柱まで作り出して不気味な容姿から人々に敬遠され、「魔戒法師のルーツになった1人」と言われる「炎人(ほのおびと)」と呼ばれる男がホラーに苦戦する魔戒騎士の鎧を掌から発した炎で照らし、全身を鉛色から金色へと見せることでソウルメタルに変化が起きて飛躍的に能力が高まり勝利へと導いた。これが後の「烈火炎装となった」と言われている。ザルバも口から発することができる。指令書の解読 ホラー探知(ホラーに憑依された人間の瞳に照らすと魔導文字が浮かび上がる) 烈火炎装のための触媒 傷の治療(魔導筆を扱えない騎士は「リヴァートラの刻」という薬と併せて使用する) などの用途があるが、魔戒騎士の修行を受けた人間しか扱うことはできず常人が扱おうとすれば瞬時に焼き尽くされる。なお、充填は番犬所の燭台に絶えず灯っている魔導火の種火となる地獄の業火を使用する。 破邪の剣 過去に何人もの魔戒騎士の命を奪ったとされる伝説の邪剣。魔戒騎士でしか扱えず、普通の人間だと掠り傷を受けただけでも数分で死に至る。 零がこれを持っており、鋼牙や倉町公平に対して使用した。 冴島家の宝剣 代々、冴島家が試練に立ち向かう際に使用していた剣で、鋼牙が内なる魔界の黄金騎士に挑む際にゴンザが託した。ソウルメタルではなく、鉄で出来ているため、戦闘には不向きな重量だが、試練に打ち勝った際にその真意を悟った。 500年に1度の大災厄 真魔界に出現した恐るべき魔力を秘めた巨大な傘のような形状のオブジェ・エレメントをゲートに、1千体ものホラーが生み出された。このオブジェを破壊するしか窮地を脱する手立てはなく、東の番犬所の三神官の策略によって魔導馬を召還できる牙狼と絶狼が互いの魔導具を交換し、共闘することとなった。 陰我消滅の晩 20年に1晩だけ、ホラーが出現しない夜のこと。魔戒騎士にとっては唯一の安息の時間と呼べる。 バルチャス チェスによく似た魔界のゲームの一種。ルールは以下の通り。自陣の駒を敵陣の駒に重ね、立てる。 次に双方気を込めて動かし、思念による戦闘(イメージファイト)を行う。 負けたほうの駒は破壊される。 1 - 3を繰り返し、敵陣の駒を全て破壊し尽した方が勝ち。 魔界には「バルチャスを制する者こそ最強の魔戒騎士の資質あり」という格言が伝わっている。大河と阿門法師は10年分の互いの寿命を賭けて20年前の「陰我消滅の晩」から勝負していたが、決着がつかず持ち越しとなっていた(実際は阿門が敗北を認めようとしたが、大河が無理に勝負を打ち切り、阿門は20年かけて次の一手を案じ続けていた)。 紅蓮の森 ホラーを生み出す原因となる“陰我”に満ちた森。昼夜問わずホラーが出現する非常に危険な場所であり、鎧の召還すら不可能。本来は魔戒法師しか入れないが、門番であるタム婆が認めたならば魔戒騎士でも入れる。タム婆 紅蓮の森の番人。森に入るには説得させて入口である股下をくぐらなければいけない。阿門法師とは旧知の仲であり、本人曰く「よく酒を飲んだ仲」らしい。最初は鋼牙を森に入れることを拒んでいたが、彼の決意と阿門法師の死を知って森に入れることを許可し、魔戒剣を牙狼剣に変化させた。 ヴァランカスの実 紅蓮の森にしかならない特別な実。グラウ竜によって生み出され、守られている。グラウ竜が倒したホラーの恐怖心が凝り固まって出来上がったものであり、実を掏り潰した液体を飲ませればホラーの返り血を浴びた人間を浄化できる。グラウ竜 紅蓮の森の奥深くにて森中を徘徊するホラーを狩るためだけに作られた自律兵器。誰が誕生させたかは不明。機械仕掛けの竜で下部より虫の節足のような脚部が生えた四角い柱のようなボディ、そして長い首に繋がれた龍の頭部を持ち、体内にヴァランカスの実を宿している。人語を話すが、人のような感情は持ち合わせていない。そのボディから展開するブレードの付いた金属製の触手、ホラーを一撃で倒せる光弾など牙狼と轟天をも上回る戦闘能力を有する。ヴァランカスの実を求める鋼牙の挑戦を受けて鎧を召還させ、多彩な武器で追い詰めるが、零の支援で窮地を脱した鋼牙に討伐され、絆を含む彼の力を認めてヴァランカスの実を授けた。シルヴァ曰く「元々命がなく、倒されても魔界の力で何度でも復活する」とのこと。実際に続編の『MAKAISENKI』で鋼牙が紅蓮の森に転送された時には、遠くで歩く姿が確認されていた。なお、アニメ版第2作目『紅蓮ノ月』第7話では蘆屋道満が使役する形で登場している。 『黒い炎と黄金の風』 カオルの亡父・由児が書いた絵本。内容と主人公の容姿から牙狼をモデルにしていることがうかがえ、ザルバはカオルの父がかつて鋼牙の父・大河に命を救われたことがあるらしいと推察している。終盤の部分が描かれておらず白紙となっていたため、出版されていない。複数あった在庫は、孤児院の子供たちの落書きでそれぞれの結末が描かれており、カオルは「結末は人それぞれの心にある」という父の意思に気づく。最終話で、カオルの所持する1冊は彼女の手により結末が描き加えられ、鋼牙に贈られた。結末を見た鋼牙は感極まって涙を流すが、その内容は演出上伏せられていた(撮影に使用されたプロップには、鋼牙を演じる小西へスタッフ一同からのメッセージが描かれていた)。 第2期第22話で絵本の最後のページが若干登場する。そこには黄金騎士が描かれているが、どのような情景かは不明。 大魔導陣 メシア召喚の際にバラゴが用意した。儀式の際には、縮小されて台座に載っており、中央の部分が魔界へと通じている。メシア降臨時に元の大きさに戻るはずだったが、キバの出現によって放出されたエネルギーの影響で元に戻る。
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