学校 学校の概要

学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 16:23 UTC 版)

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概説

学校制度は社会システムの1つである教育制度の中心的システムの一つである[1]。社会的作用・社会的活動としての教育は、個人、家庭、小集団、地域社会、国家社会などにもみられるが、現代国家では学校が教育制度の中核的役割を担っている[2]

小集団や地域社会における教育では慣習や慣行に従って行われることが多いのに対し、国家レベルの教育は法律を整備して学校を設置し公費を充てるなど制度化された形で実施される[2]

なお、日本学校教育法は「この法律で、学校とは、幼稚園小学校中学校義務教育学校高等学校中等教育学校特別支援学校大学及び高等専門学校とする」[3]と定義している。

専修学校[4]各種学校[5]は、ともに学校教育法が定める正規の学校であるが、一条校には含まれない。

また、学校には、自治体などにより設立運営された公立学校・前文に該当しない私立学校の2つに分けられる。

公立学校では、教育要領・学習指導要領から逸脱することはきわめて困難であるが、国立および私立の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・中等教育学校は、教育要領・学習指導要領からの逸脱が容易である。そのため、各校独自の方針に基づいた斬新的な教育課程を編成することも可能である。ただし、教育法学の見知からは、教育要領・学習指導要領は、国立・公立・私立を問わずに等しく適用されることとなっている。

学校の語源

「学校」という用語は一説に、王莽の時代に全国に設置した儒学の校舎「学」・「校」が語源とされ、ひいては古代中国の教育機関だった「太学(たいがく)」がその名の由来とされる。日本においては古くから足利学校(栃木県足利市)などの例で「学校」という語は用いられてきたが、明治政府による小学校および師範学校が設立される以前は、寺子屋藩校学問所私塾松下村塾などが有名)などと呼ばれる施設が一般的で、名称に「学校」と付く教育施設は少なかった。


  1. ^ a b c 高橋靖直編『学校制度と社会 第二版』玉川大学出版局、2007年、11頁
  2. ^ a b 高橋靖直編『学校制度と社会 第二版』玉川大学出版局、2007年、10頁
  3. ^ 学校教育法第1条(一条校を参照)
  4. ^ 学校教育法(昭和22年法律第26号)第124条「職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、又は教養の向上を図ることを目的として次の各号に該当する組織的な教育を行うもの」(当該教育を行うにつき他の法律に特別の規定があるもの及び我が国に居住する外国人を専ら対象とするものを除く。)
  5. ^ 学校教育法(昭和22年法律第26号)第134条「学校教育に類する教育を行うもの」(当該教育を行うにつき他の法律に特別な規定のあるもの及び第124条に規定する専修学校の教育を行うものを除く。)
  6. ^ 小林登志子『シュメル 人類最古の文明』中央公論新社〈中公新書〉、2005年。 204頁
  7. ^ ピエール・ノラ『記憶の場』
  8. ^ 教科書などでは一般に「貴族の子弟」と表現されている。子弟とは、簡単に言えば、子供や息子のこと。
  9. ^ 今の「大学」とは別物である。
  10. ^ a b c 高橋靖直編『学校制度と社会 第二版』玉川大学出版局、2007年、15頁
  11. ^ 高橋靖直編『学校制度と社会 第二版』玉川大学出版局、2007年、16頁
  12. ^ 高橋靖直編『学校制度と社会 第二版』玉川大学出版局、2007年、17頁
  13. ^ a b c 高橋靖直編『学校制度と社会 第二版』玉川大学出版局、2007年、18頁
  14. ^ 明治期の教科書 その1(愛知芸術文化センター 愛知県図書館)
  15. ^ a b c d e f g h i j k l 日本の学校はなぜ4月に新しい学年がスタートするのか? 諸外国はどうか?”. ニッセイ基礎研究所. 2020年11月30日閲覧。


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