笠*とは? わかりやすく解説

かさ【×笠】

読み方:かさ

《「傘」と同語源》

日光雨・雪などが当たらないように頭にかぶるもの(い)・(すげ)などで浅い円錐形作る。「傘」と区別するために「かぶりがさ」ともいう。

1の形をしたもの。「電灯の—」「ランプの—」

紋所の名。神宮笠・丸に笠・柳生(やぎゅう)笠など。


りゅう【×笠】

読み方:りゅう

人名用漢字] [音]リュウリフ)(呉)(漢) [訓]かさ

[一]リュウ〉頭にかぶるかさ。「蓑笠(さりゅう)」

[二]〈かさ(がさ)〉「衣笠(きぬがさ)・陣笠菅笠(すげがさ)・花笠三度笠


笠(かさ)

参照天井 一般用語

読み方:カサ(kasa)

被物の一。


読み方:かさ

  1. 太陽。〔第一類 天文事変
  2. 太陽を云ふ。
  3. 太陽のことをいう。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方:カサ(kasa)

所在 奈良県桜井市


読み方:カサ(kasa)

所在 奈良県北葛城郡広陵町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
かさ
りゅう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/05 22:08 UTC 版)

かさは、被り物の一種。直射日光などが当たらないようにに被る道具[1][2][3][4][5]、外出の際に顔を隠すのに用いることもある[2][4]東アジアおよび東南アジアで古くから広く用いられている[4][5]かさ差傘/差し傘さしがさ手傘てがさと区別する意をもって被り笠かぶりがさともいう[1][2]


注釈

  1. ^ 上からかぶせる覆いやを数える。笠または笠状のものを数える[6][10]
  2. ^ 文化財に限る。
  3. ^ 電灯の笠」「ランプの笠」など[1]
  4. ^ 「一蓋笠」「二蓋笠」など。「一階笠」「二階笠」の「階」は当て字
  5. ^ と笠。また、それらを着用した姿。
  6. ^ または骨板金ほねいたがね骨板ほねいた骨金ほねかね
  7. ^ 足軽の持物でも手軽に作れる。
  8. ^ この場合は味噌汁および汁かけ飯・または味噌汁と一緒に穀類を煮込んだ雑炊
  9. ^ 寛元2年〈1244年〉頃に成立。
  10. ^ a b c d e f g h 三夏の季語。
  11. ^ 綾の組織にならって編む。
  12. ^ a b もとどりを入れて固定できるようになっている突出部。
  13. ^ 田楽を踊る法師
  14. ^ 保安元年〈1120年〉頃成立か。
  15. ^ 第二次世界大戦前。
  16. ^ 藺草いぐさ
  17. ^ 延長5年〈927年〉成立。
  18. ^ 解釈例:照り渡る難波の菅で作った笠を着けもせずに置いて古びさせてしまった。後で誰かが被る笠というのでもないのに。
  19. ^ 福岡町
  20. ^ 建保4年〈1216年〉頃か。
  21. ^ 建長6年〈1254年〉成立。
  22. ^ 永正元年〈1504年〉刊。
  23. ^ 近江国甲賀郡水口
  24. ^ 1655-1684年。
  25. ^ 寛永15年〈1638年〉刊。
  26. ^ 元禄7年〈1694年〉刊。
  27. ^ 1736-1741年。
  28. ^ 全て男性。
  29. ^ 小正月行事。
  30. ^ つまり、塗笠にしている。
  31. ^ 大名行列など。
  32. ^ 和紙を細長く裂いて小縒/紙縒こよりにしたもの。
  33. ^ 四国八十八箇所霊場巡り。
  34. ^ 擂鉢を伏せたような形の笠。
  35. ^ 享保17年〈1732年〉頃刊行。
  36. ^ 貞享元年〈1684年〉刊。
  37. ^ 寛永15年〈1638年〉刊
  38. ^ 天和3年〈1683年〉頃刊行
  39. ^ 柳生笠に代表される。
  40. ^ 太い環の図形

出典

  1. ^ a b c d e f ”. 小学館『デジタル大辞泉. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h ”. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  3. ^ ”. 平凡社マイペディア. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  4. ^ a b c ”. 平凡社『世界大百科事典』第2版. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  5. ^ a b c d e f ”. 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  6. ^ a b ”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  7. ^ a b c d ものの数え方・助数詞 =か=”. みんなの知識 ちょっと便利帳(ウェブサイト). みんなの知識委員会. 2019年4月25日閲覧。
  8. ^ a b 個々の助数詞の用法 - 言葉の世界1-6”. デュアル大辞林 第3版 特別ページ(公式ウェブサイト). 三省堂. 2019年4月25日閲覧。
  9. ^ a b c カ行からはじまるものの数え方”. Key:雑学事典(ウェブサイト) (2007年5月11日更新). 2019年4月25日閲覧。
  10. ^ a b 『日本目録規則 2018年版』付録B.2” (PDF). 公式ウェブサイト. 日本図書館協会. 2019年4月25日閲覧。
  11. ^ ”. 三省堂大辞林』第3版. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  12. ^ 加藤玄悦『我衣』[要ページ番号]
  13. ^ 笹間良彦『図説 日本合戦武具事典』柏書房、2004年。[要ページ番号]
  14. ^ 笹間良彦『図録 日本の甲冑武具事典』柏書房、1981年。[要ページ番号]
  15. ^ 笹間良彦『図解 日本甲冑事典』雄山閣出版、1988年。[要ページ番号]
  16. ^ 日本随筆大成編輯部編、柳亭種彦『柳亭筆記』吉川弘文館(日本随筆大成 巻2)、1927年、717-724頁。
  17. ^ a b 編笠”. 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  18. ^ a b 編笠”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  19. ^ a b c d e f g h 編笠”. きごさい歳時記(公式ウェブサイト). NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会). 2019年4月25日閲覧。
  20. ^ a b c d e f g 綾藺笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  21. ^ a b c 網代笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  22. ^ a b c d 藺笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  23. ^ a b c d e 菅笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  24. ^ a b c d 檜笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  25. ^ a b 竹笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  26. ^ a b c 筍笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  27. ^ a b c d e f g h 葛笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  28. ^ 水口細工”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  29. ^ a b 葛帽子”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  30. ^ a b 藤笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  31. ^ 被り笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  32. ^ 雨笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  33. ^ 花笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  34. ^ a b c d 市女笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  35. ^ a b c 市女笠”. 平凡社『世界大百科事典』第2版. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  36. ^ 窄笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  37. ^ 壷笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  38. ^ 局笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  39. ^ a b c d 唐人笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  40. ^ a b c 陣笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  41. ^ 端反笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  42. ^ 『広辞苑 第六版』 岩波書店にも記載されている。
  43. ^ NHK Eテレ系列の番組『先人たちの底力 知恵泉』「バラバラな組織をまとめるには?「上杉謙信」」の番組内説明を一部引用。
  44. ^ a b c 騎射笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  45. ^ a b c d 一文字笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  46. ^ a b c d e f g 韮山笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  47. ^ a b c d 虚無僧笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  48. ^ 薦僧”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  49. ^ a b c 深編笠”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  50. ^ a b c d 天蓋”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』、ほか. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  51. ^ a b c d e 熊谷笠”. コトバンク. 2019年4月25日閲覧。
  52. ^ a b 桔梗笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  53. ^ a b c 加賀笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  54. ^ a b c d ざんざら笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  55. ^ a b c d e f 三度笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  56. ^ a b 饅頭笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  57. ^ 台笠”. コトバンク. 2019年4月29日閲覧。
  58. ^ 笠 - 家紋図鑑”. きものと悉皆みなぎ(公式ウェブサイト). みなぎ. 2019年4月29日閲覧。


「笠」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 09:51 UTC 版)

がんばれゴエモン2」の記事における「笠」の解説

の糞や落石などの落下物10回まで防ぐ。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 15:10 UTC 版)

「灯籠」記事における「笠」の解説

火袋屋根になる部分六角形四角形主流であるが雪見型円形などもある。多角形場合宝珠下部分から角部分に向かって線が伸び突端わらび手という装飾施されることもある。

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笠(りゅう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:50 UTC 版)

ろくでなしBLUES」の記事における「笠(りゅう)」の解説

古文担当の老教師普段何をされても怒らない穏やかな人物であるため生徒からナメられ、授業中自由時間のような状態だった。しかし、本来は一度怒ると歯止めが効かなくなる性格だったため最愛の妻に逃げられており、それ以来怒らないように心掛けてきた。空手達人(七段)で鬼のように強く竹原蹴り倒して以来生徒たち大人しくなった。

※この「笠(りゅう)」の解説は、「ろくでなしBLUES」の解説の一部です。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 08:59 UTC 版)

天蓋」の記事における「笠」の解説

虚無僧江戸初期までは普通の編み笠をかぶり、白衣着ていたが、普化宗の「出家した以上は親兄弟行き会って挨拶せず、世俗時の名を言わず」という掟を守るため深い筒型の天蓋をかぶるようになり、さらに「だれの前でも天蓋取らず」と定められた。現在は虚無僧笠を編む職人極僅かとなったため、貴重な芸術品になっている時間が経つに連れい草青色から飴色に変わる。

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「笠」を含む「天蓋」の記事については、「天蓋」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2019/05/09 11:52 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. などを編んで作られる日光からさえぎるための帽子
  2. 日よけシェード

熟語

2. 反射



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