擂鉢とは? わかりやすく解説

すり‐ばち【×擂り鉢/×摺り鉢】

読み方:すりばち

すりこぎゴマ味噌などをすりつぶすのに用いる鉢。陶製で、上が大きく開き内側に細かい刻み目がある。当たり鉢


擂鉢

読み方:あたりばち

  1. 擂鉢をいふ。前条(※「あたりばこ」)参照
  2. すりばちを云ふ。擂(する)の語を忌みて也。
  3. 擂鉢の事。すりといふを忌みていふ。
  4. 摺鉢のことをいふ。当箱の条を参照せよ。〔花柳語〕
  5. 摺鉢のことをいふ。あたりぼう摺りこぎのこと。
  6. 摺鉢を云ふ。
  7. 〔花〕すり鉢のこと、するということをいやがる縁起言葉
  8. すり「摺」鉢。右同(※「あたりばち参照)。〔俗〕
  9. 摺鉢すりばち)。

分類 俗/一般東京花柳界花柳界風俗花柳語、芸能

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

すり鉢

(擂鉢 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 03:47 UTC 版)

すり鉢擂り鉢、すりばち)とは、食物をすりつぶしながら混ぜるための鉢[1]食材を細かな粒子状に砕いたり、ペースト状にすりつぶしたりする加工を行うための調理器具である。古くは摺り糊盆、雷盆(すりこばち)等とも称した[2]。陶製のものが多い[3]。同類のものに薬味用乳鉢がある[1]


  1. ^ a b 意匠分類定義カード(C5)” (PDF). 特許庁. 2012年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月27日閲覧。
  2. ^ 早稲田大学蔵『節用集』267、室町時代
  3. ^ a b 擂鉢 関ケ原町歴史民俗資料館
  4. ^ 三輪茂雄『臼』法政大学出版局、1978年、8頁
  5. ^ a b c 三輪茂雄『臼』法政大学出版局、1978年、94頁
  6. ^ 農具など生産の道具 Archived 2014年2月25日, at the Wayback Machine. 高崎市歴史民俗資料館
  7. ^ あたり‐ばち【当(た)り鉢】 goo辞書(国語辞書)
  8. ^ あたり‐ぼう【当(た)り棒】 goo辞書(国語辞書)
  9. ^ れん‐ぎ【連木】 goo辞書(国語辞書)
  10. ^ a b 三輪茂雄『臼』法政大学出版局、1978年、97頁


「すり鉢」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「擂鉢」の関連用語

擂鉢のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



擂鉢のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのすり鉢 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS