操とは?

そう〔サウ〕【操】

みさお。節操貞操

「謹て—を全うし」〈織田訳・花柳春話


そう【操】

[音]ソウサウ)(呉)(漢) [訓]みさお あやつる

学習漢字6年

手先でうまく扱う。「操業操觚(そうこ)・操作操車操縦操船操舵

からだを動かし鍛えること。「操練体操

心構えをしっかりもつこと。みだりに変えない志。「操守志操情操節操貞操徳操

名のり]あや・とる・みさ・もち


みさお〔みさを〕【操】


みさお〔みさを〕【操】

[名・形動不変の美や気高さなどをいうのが原義

自分意志主義・主張を貫いて、誘惑や困難に負けないこと。節操。「信徒としての操」

女性の)貞操。「操の固い妻」

上品で、みやびやかなこと。また、そのさま。

「うとき人に見えば、おもてぶせにや思はむと憚り恥ぢて、—にもてつけて」〈源・帚木

常に変わらないこと。また、そのさま。

深き山の本意(ほい)は、—になむ侍るべきを」〈源・東屋

[補説] 作品別項。→操


そう サウ 【操】

〔名〕 みさお。貞操節操

花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二〇「妾謹て操(サウ)を全ふし」〔漢書匡衡伝〕


みさお みさを 【操】

〔名〕

① (形動世俗超越して、人柄行ないなどが、上品でみやびやかなこと。また、そのさま。

霊異記810‐824)上「大倭の国宇太の郡漆部の里に風流(ミサヲ)ある女有り興福寺訓釈 風流 二合美佐乎〉」

② (形動) 常に変わらないこと。平常のさまであること。また、特に、志操変わらないこと。また、そのさま。操守

源氏100114頃)東屋深き山の本意は、みさほになむ、侍るべきを」

山家集(12C後)中「なかなかに馴るるつらさに比ぶれば疎き怨みはみさほなりけり

節操。特に、女性貞操

読本雨月物語(1776)蛇性の婬ひたすら貞操(ミサホ)をうれしとおぼして」

[補注]古くは「風声風流」などさまざまな漢字当てていたが、②や③の意が生じてから「操」が多くなる。


あやつり【操】

〔名〕 (動詞「あやつる(操)」の連用形名詞化

① 操ること。巧みに扱うこと。また、そのしかけ。からくり

とりかへばや(12C後)上「はかなくひきわたす筆のあやつりまで、世にたぐひなく

仮名草子浮世物語(1665頃)一「賽に操(アヤツリ)を仕出し、人を抜き金銀を取る事」

② 「あやつりにんぎょう操人形)」または「あやつりしばい操芝居)」の略。

花鏡(1424)万能一心事「の上作り物あやつり、〈略〉まことには動く物にあらず」

浄瑠璃堀川波鼓(1706頃か)下「妻敵討咄(はなし)の通まっすぐにいへばいはる舌三寸の、あやつり御評判とぞ成にける」

③ 「あやつりいた操板)」の略。


あやつ・る【操】

〔他ラ五(四)

巧みに操作する。うまく取り扱う。また、言葉巧みに使う。

朝光集(995頃)「織るとはた思はざりけり唐錦あやつる声の音とこそ聞け」

*門(1910)〈夏目漱石〉一四「非常に能弁京都言葉を操(アヤツ)る四十許の細君がゐて」

楽器をひく。楽器をうまく奏する

白氏文集天永四年点(1113)三「始めて楽懸に就き雅音を操(アヤツル)」

③ 糸をつけ、物陰から引いて、その物を動かす。

看聞御記応永二八年(1421)七月五日茶屋を立。其屋人形喝食〉、金打あやつりて金を打舞」

中華若木詩抄(1520頃)上「此傀儡は、木を刻んで、それを糸にてあやつりて

④ 人を上手に扱う。特に、裏面で、人を自分の思う通りに動かす。陰で糸を引く。〔日葡辞書(1603‐04)〕


読み方:アヤツリ(ayatsuri)

(1)交渉折衝すること。
(2)操芝居操人形の略。


読み方:アヤツリ(ayatsuri)

初演 明治32.1(東京宮戸座)


読み方:ミサオ(misao)

作者 長谷川時雨

初出 明治43年

ジャンル 史劇


読み方
くりさき
みさお

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 22:07 UTC 版)

発音

名詞

  1. みさお主義主張変えず貫くこと。
  2. みさお女性貞操
  3. みさお上品高雅なこと。
  4. みさお常に変わらないこと。

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