明治神宮球場とは? わかりやすく解説

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明治神宮野球場

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 18:39 UTC 版)

明治神宮野球場(めいじじんぐうやきゅうじょう)は、東京都新宿区明治神宮外苑に所在する野球場宗教法人明治神宮が所有する。通称は「神宮球場」「神宮」(本項では以下、神宮球場に統一)[2]


注釈

  1. ^ 1962年・1963年は本拠地扱いであるが、以降は準本拠地であった。
  2. ^ 他の5球場の前日に試合が組まれたものの、雨天順延により6球場同時開幕となった。
  3. ^ 7月2日にも開催を予定していたが雨天中止。
  4. ^ 球団もしくはその親会社・兄弟会社などグループ企業が本拠地球場を直接運営しているのは、中日、阪神、オリックス、西武、ソフトバンク、日本ハム(2023年より)が該当する。また、所有団体から下請けの形で球団もしくはその親会社・兄弟会社などグループ企業が球場運営しているのは、楽天、ロッテ、広島、 DeNAが該当する。この4球団は本拠地球場の所在する自治体が球場を所有して、下請けの形で本拠地球団か親会社・兄弟会社などグループ企業が指定管理者などの形態で球場運営をしている。また、巨人は本拠地所有及び運営会社は直接の関係は無いが、親会社との株主関係はあるため、所有も球場運営も球団ともその親会社とも全く関係の無い本拠地間借り球団はヤクルトのみ。
  5. ^ 夏の高校野球東東京大会は早朝~午前に1試合のみ実施することがある。
  6. ^ 土、日に他球場がデーゲームでプロ野球の試合が実施されているのに、神宮だけナイター開催というのが頻繁にあるのは大学野球との関係のため。なお2020年度9月以後の、東京六大学野球とプロ野球ナイター開催日が重複する土曜・日曜のヤクルト主催ナイターは、レギュラーシーズンとしては1989年以来となる18:30試合開始に設定された。
  7. ^ 阪神甲子園球場も内野は1983年(昭和58年)まで、外野はラッキーゾーン撤去前の1991年(バックスクリーン付近のみ1985年)までは差込脱着式の広告フェンスを使用していた。
  8. ^ 2008年までは反転フラップ式だったが、2009年から回転式広告板になっている。2013年オープン戦をもって1983年から長年にわたってネット裏スポンサーだったブリヂストンが撤退し、2013年シーズンはマルハン、2014年シーズンはヤクルト本社がネット裏スポンサーを務め、2015年からは2 - 3社の複数社によるスポンサー広告となっており、同年はヤクルト本社と明治記念館、シーズン途中からは伊藤忠商事がスポンサーに加わり、2016年は前年からの伊藤忠商事に加えて、新たにファミリーマートプリマハムがスポンサーとなっている。
  9. ^ 1945年5月にも、3月の東京大空襲で初代の両国国技館が罹災したため、明治神宮相撲場で本場所が開催される予定で、番付も発表されたが、5月の空襲で明治神宮も罹災し、本場所は初代国技館で開催されるように変更された。
  10. ^ 営業開始時間については概ね16:30前後であるが、アマチュア野球の試合展開により前後するため、西練習場営業のご案内 にも掲載されている。
  11. ^ 村上はこの試合で史上最年少[44]かつ元号が令和になってからは初めてとなる三冠王も確定させた[43]
  12. ^ 正確には「JINGU CLIMAX」と表記されるべきだが、同団体の看板興行である「G1 CLIMAX」に似せるためにこの表記を用いた。
  13. ^ 秩父宮ラグビー場と2会場同時併催。隣接する両会場間をメンバーが2組に分かれて行き来し、それぞれの会場でパフォーマンスした。

出典

  1. ^ 平成28年 秋季東京都高等学校野球大会 準々決勝 早大学院対日大三戦の模様
  2. ^ 【100年の森 明治神宮物語】球音(上)外苑に誕生した「野球の聖地」”. 産経ニュース (2020年9月11日). 2021年4月25日閲覧。
  3. ^ 磯田道史 『歴史の愉しみ方』 中公新書
  4. ^ a b 明治神宮奉賛会 『明治神宮外苑志』 1937年、166頁
  5. ^ 文藝春秋 『「文藝春秋」にみるスポーツ昭和史』 第一巻、1988年、62頁
  6. ^ 明治神宮野球場耐震補強工事について Archived 2013年11月1日, at the Wayback Machine.[リンク切れ]
  7. ^ 神宮と秩父宮、入れ替え構想 20年五輪を機に再開発 朝日新聞デジタル
  8. ^ 神宮球場建て替えなど神宮外苑を再開発(NHK 2015年4月1日 2015年4月2日閲覧)
  9. ^ 神宮球場建て替えへ 神宮外苑地区をスポーツ拠点として再整備(FNN 2015年4月1日 2015年4月2日閲覧)
  10. ^ 神宮外苑再開発、新秩父宮の建設先行で調整 球場は後 サンケイスポーツ、2017年7月29日閲覧
  11. ^ a b 神宮外苑地区まちづくり”. www.jingugaienmachidukuri.jp. 2022年6月6日閲覧。
  12. ^ 秩父宮ラグビー場、屋根付き人工芝に改修へ…当初より工期が延び33年予定ずれ込む”. スポーツ報知 (2021年1月16日). 2022年6月6日閲覧。
  13. ^ ヤクルトが株主総会 新神宮球場は32年から”. サンケイスポーツ (2021年6月24日). 2022年8月22日閲覧。
  14. ^ 草野球の聖地「外苑」に異変あり! 草野球人のもとへ戻った軟式球場に迫る再開発計画とは《そもそもなぜ聖地?》(田澤健一郎)”. Number Web - ナンバー. 2022年6月6日閲覧。
  15. ^ 神宮外苑が「高層ビルの森」に、再開発計画の全貌判明で浮かぶ疑問”. ダイヤモンド・オンライン (2019年6月5日). 2022年6月6日閲覧。
  16. ^ 神宮外苑再開発を米著名作家やラグビー元日本代表が批判 野球場とラグビー場取り壊し反対の署名始める 2023年1月25日 18時55分(東京新聞)
  17. ^ 世相風俗観察会『増補新版 現代世相風俗史年表 昭和20年(1945)-平成20年(2008)』河出書房新社、2003年11月7日、10頁。ISBN 9784309225043 
  18. ^ a b 2009年度セントラル・リーグ記録集、セ・リーグ本拠地球場の広さ・本塁打 (PDF)
  19. ^ ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフExcitingエキサイティング」の神宮球場への施工が完了 - 住友ゴム工業、2015年3月17日
  20. ^ 明治神宮野球場ナイター照明設備のLED化について - 明治神宮野球場、2020年3月2日
  21. ^ 「明治神宮野球場(神宮球場)」ナイター照明設備のLED化について - 岩崎電気、2020年3月2日
  22. ^ 徳永喜男『ヤクルトスワローズ球団史』ベースボールマガジン社、徳永喜男は元ヤクルト球団代表(国鉄・サンケイ時代を含む)
  23. ^ 井上章一『阪神タイガースの正体』(太田出版、2003年)P215 - 216。
  24. ^ パ・リーグどん底時代:激動の昭和48年(長崎出版・佐野正幸著)・パ・リーグ激動の昭和48年 信じられないことが次々と……(日刊スポーツ出版社・佐野正幸著=左記著書の加筆増補版)
  25. ^ 明治神宮奉賛会 『明治神宮外苑志』 1937年、168-169頁
  26. ^ 明治神宮奉賛会 『明治神宮外苑志』 1937年、171-172頁
  27. ^ 平成4年∼ | 球場史 | 明治神宮野球場
  28. ^ 明治神宮外苑HP
  29. ^ 球場狭い…東都2部リーグ、神宮第2を来春から使用せず(サンケイスポーツ2013年11月16日付 2014年4月10日閲覧)・神宮第二で開催せず、来春は当該校で土日開催 東都2部(産経新聞2013年12月19日付け 2014年4月10日閲覧)
  30. ^ 東都大学野球連盟・2部リーグ日程表
  31. ^ サヨナラ、神宮第二球場 狭さも古さも魅力 11月3日が最後の試合(東京新聞2019年10月28日 2020年1月6日閲覧)
  32. ^ ありがとう神宮第2 最後の試合、日大三―帝京の前に式典 満員で入場規制 スポーツニッポン 2019年11月3日
  33. ^ 最後神宮第2で帝京4強「においある球場」前田監督 日刊スポーツ 2019年11月3日
  34. ^ 神宮第二、最後の試合。“東京の聖地”に思いを馳せる名将 高校野球ドットコム 2019年11月4日
  35. ^ 新秩父宮ラグビー場、完全密閉型屋根付きアリーナへ”. 日刊スポーツ (2021年1月15日). 2021年1月17日閲覧。
  36. ^ 新秩父宮は屋根付き密閉型 工期延長で空白期間も”. 産経新聞 (2021年1月15日). 2021年1月17日閲覧。
  37. ^ 沢柳政義『野球場大事典』大空社、1990年、pp.288 - 289
  38. ^ 10月24日 神宮球場「ヤクルト対中日」戦 試合中断に関するお詫び”. Johnny&Associates (2020年10月24日). 2020年10月25日閲覧。
  39. ^ ジャニーズ事務所、神宮のヤクルト戦中断で謝罪 嵐コンサート収録”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2020年10月24日). 2023年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
  40. ^ 中日・滝野プロ初安打の祝砲?神宮のヤクルトVS中日戦、花火の煙で試合が一時中断 さらに“風船中断”も”. スポニチアネックス (2020年10月24日). 2020年10月25日閲覧。
  41. ^ 中日滝野プロ初安打を花火が祝福!? 煙と風船飛来で試合2度中断、嵐の無観客ライブだった”. 中日スポーツ (2020年10月24日). 2020年10月25日閲覧。
  42. ^ 2022年10月3日 【公式戦】 試合結果 (東京ヤクルトvs横浜DeNA)”. NPB.jp 日本野球機構. 2023年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
  43. ^ a b ヤクルト村上、今季最終打席で王超え56号&令和初3冠王のダブル偉業 打点はバースに並んだ”. スポニチ Sponichi Annex 野球. スポーツニッポン新聞社 (2022年10月3日). 2023年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
  44. ^ 【詳しく】村上宗隆 史上最年少で三冠王 56号HR 王貞治さん上回る”. NHK NEWS WEB. NHK (2022年10月4日). 2023年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
  45. ^ 村上宗隆 日本選手最多の56号記念モニュメント 神宮球場に設置”. NHK NEWS WEB. NHK (2023年6月15日). 2023年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
  46. ^ 神宮球場にプロ野球ホームラン記録 記念モニュメント設置”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト. 東京ヤクルトスワローズ (yakult-swallows.co.jp) (2023年6月15日). 2023年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
  47. ^ ヤクルト・村上の“56号記念モニュメント”お披露目 「また新たな記録をたくさん立てられるように」”. BASEBALL KING (2023年6月15日). 2023年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月15日閲覧。
  48. ^ 日本ニュース 第261号”. NHK戦争証言アーカイブス. 日本放送協会 (1945年11月22日). 2019年8月15日閲覧。
  49. ^ 東西対抗を語る 堀江忠男 (PDF) 日本蹴球協会機関誌『SOCCER』第1号(29頁) 1948年8月
  50. ^ 球場史|明治神宮野球場
  51. ^ 【電撃決定!】なんと21年ぶり!新日本プロレスが、8月29日(土)明治神宮野球場で大会を開催!!』(HTML)(プレスリリース)新日本プロレスリング、2020年7月25日https://www.njpw.co.jp/2535302020年7月25日閲覧 
  52. ^ 「真夏の全国ツアー2022」開催決定!ラストは明治神宮野球場!”. 乃木坂46公式サイト. 2022年5月15日閲覧。
  53. ^ "「乃木坂46 真夏の全国ツアー2023」開催決定!乃木坂46初の沖縄公演も!". 乃木坂46 公式サイト. 乃木坂46LLC. 2023年5月8日. 2023年5月9日閲覧





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