外伝に登場したフレイムヘイズとは? わかりやすく解説

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外伝に登場したフレイムヘイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 05:42 UTC 版)

フレイムヘイズ」の記事における「外伝に登場したフレイムヘイズ」の解説

ユーリイ・フヴォイカ[Yuri Chvojka] 声 - 三瓶由布子 『魑勢の牽き手(ちせいのひきて)』の称号を持つ男性フレイムヘイズS巻マイルストーン』に登場気弱さ生真面目さを半々含んだサイズ合わない大きな眼鏡掛けた10代半ば少年神器“ゴベルラ”は古風な短剣型。 小動物などの生物使い魔として支配し伝声監視計測使役し、またそれらの力の奔流竜巻様に立ち上がらせ、攻撃防御を行う自在法『隷群』を使うが、未熟なため、大雑把かつ小規模な物し使えない契約してまだ1年余りという日の浅さから、性格は普通の少年そのものだった。 契約時の戦いで復讐相手討滅したため“徒”への復讐心を持っておらず、大事な人を守れなかった後悔生き続ける意味を失った無意識の虚無感だけを抱えている。そのため「誰か守りたいと言うフレイムヘイズ不要な善意」を持ち、またフレイムヘイズが「戦い続けるため」に必要な生へ渇望」を持ち合わせていない。 元はウクライナ移民で、15歳のときアメリカへ向かう移民船航海上で海魔クラーケンラハブ襲われ、死の淵で契約し仇のラハブ討ったその後アメリカ渡り外界宿『イーストエッジ外信』で働きながらフレイムヘイズ基礎教育受けていた。当人は「誰かを守るため」の戦い望んでいたが、他者のために簡単に命を捨てかねないその危うさ感じとったイーストエッジから戦い禁じられていた。 1930年代マンハッタンで『弔詞詠み手』マージョリー・ドーと邂逅する。参戦禁止されながら、“穿徹の洞”アナベルグと彼を護衛する“千変”シュドナイとの戦いに、マージョリー助けるため参戦。アナベルグの相手引き受け討滅したが、シュドナイに追い詰められマージョリーを守るべく、無謀承知でシュドナイへ突撃、シュドナイの一撃戦闘の余波巻き込まれ死亡したS巻マイルストーン』)。 尊敬するフレイムヘイズとして『弔詞詠み手』マージョリー・ドーや先代『炎髪灼眼討ち手』マティルダ・サントメール、二代目極光射手』キアラ・トスカナと『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグ、『輝爍の撒き手』レベッカ・リードや『理法裁ち手』ヤマベ挙げていた。 アニメでは第2期に登場。“虺蜴の帥(きえきのすい)”ウァラク[Valac] 声 - 山川琴美 ユーリイ・フヴォイカと契約していた女性“紅世の王”炎の色丹色会話の際、ときおり短剣神器“ゴベルラ”の鯉口を鳴らす。常に気だるそうな口調だが、何だかんだ言いつつ己の契約者たるユーリイ気遣い見守る優しい性格ユーリイ前に契約者がいたが、全員復讐鬼討ち死にした模様カムシンには「生命竜巻」と形容され、太古の“祭礼の蛇”との戦いにも、「虫愛づる姫君」形容された当時契約者と共に参戦した模様1930年代ユーリイ戦死したことで、“紅世”帰還した外伝マイルストーン』)。 新世界無何有鏡』が創造された後、新世界渡り来た秩序派の“王”の一人として活動しており、シャナ出会って日本にいる[マカベアの兄弟]構成員たちを、とある古びた陸上競技場おびき出す手引きをした模様外伝ホープ』)。 アニメでは第2期に登場ソロモン72悪魔一体にウァラクがいる。 クロード・テイラー[Claude Taylor]空裏裂き手(くうりのさきて)』の称号を持つ男性フレイムヘイズXV巻に登場頑強な外見中年男性。神器ソアラー”は左を向いたバッジ型。 『空裏裂き手』の力の象徴である空色の衣『サックコート』を纏い鷲の翼や頭、鉤爪顕し戦う空中戦格闘戦ではトップクラス強力な討ち手1863年勃発した内乱外界宿サイド東軍所属しカンザスの戦いで名を挙げてカンザスセントルイス方面哨戒網を統括するなどの活躍したようだが、19世紀末期にフレイムヘイズの本来の使命から離れて[革正団]としてフレイムヘイズ敵対していた。 元は妻子平和に暮らす平凡な農夫だったが、息子結婚式現れ“紅世の王”息子とその嫁を喰われ、その怒りから契約したフレイムヘイズとして強く生まれた事と約束二人』などの協力者得た幸運で、わずか数年仇敵の“王”を討滅するが、短期復讐遂げたためフレイムヘイズ使命対す実感をほとんど持てなかった。 復讐遂げた後は、人間時代への未練から、契約で絆を失い赤の他人となっていた妻と娘元へ逃げ戻る。そして妻や娘との関係再度構築するが、その中で自らの愚かさ自覚する。やがて耐え切れず、妻に自分がかつて夫だったことと「この世本当の事」を教え使えば命を失う宝具『ヒラルダ』を渡し逃走自身愚かしい過去から逃れるため、世界変える思想持った集団[革正団]一員となった。 しかしキアラサーレ宝具『ヒラルダ』を使った妻から依頼受けた約束二人』に[革正団]計画阻止され、妻の遺言聞くと、自らフレイムヘイズ契約解除して死亡した息子失った事実認められフレイムヘイズへ「逃げ」、フレイムヘイズ使命感持てず捨てたはずの妻子へ「逃げ」、妻子通じて自身愚かさ知り[革正団]へ「逃げ」、自身家族重ね合わせ[革正団]同志ハリエット・スミス行く末から「逃げ」、最期まで逃げ続けた。“觜距の鎧仗(しきょのがいじょう)”カイムCaim] クロード・テイラーと契約していた男性“紅世の王”炎の色空色。 かなり口悪く契約者クロードを「腰抜け」とよく罵っていた。クロードフレイムヘイズ使命から離れた後も彼と共に行動していた理由は明確ではないが、使命から離れたクロード付き合っていたのは曰く彼の力が惜しかったからとの事。 1901年クロード契約解除したことで、“紅世”帰還した。 『ゴエティアにおいては53番目に記述されるソロモン72悪魔一体にカイムがいる。 セシリア・ロドリーゴ[Cecilia Rodrigo]荊扉編み手(けいひのあみて)』の称号を持つ女性フレイムヘイズ外伝『ヴァージャー』に登場容姿褐色長髪をした20歳前後女性。髪と同じ褐色ジャケットスカート纏い似合わない真っ白な獣毛襟巻き巻いているため『襟巻きさん』と渾名される。神器は牙を並べたペンダント型の“エスピナ”。 心が弱く感情的で、思慮が浅い自分勝手な性格をしている。クレメンス関すること以外はどうでもいい考えており、シャナからは『偏執狂』と形容されていた。 戦闘力は低いが、防御特化した討ち手で、形質強化を行う防御系自在法アルカサル』を使用するが、設置まで時間がかかる。 『大戦』の頃に大量に粗製濫造された討ち手たち「ゾフィーの子供たち」の1人。『大戦』では、わけもわからぬ危機感のまま後方戦い、『大戦終結後目的はなく、心の弱さから軽侮されて1人で行く道に迷っていたところを大戦』で知り合った『戈伏の衝き手』クレメンス・ロットに声をかけられ、旅の相棒となる。クレメンス攻撃を、彼女が防御担当するコンビネーション数多の“徒”を討滅した様子自分に手を差し伸べ行路示してくれたクレメンス妄信的に慕っていた。真っ白な襟巻きクレメンスから贈られた物で、とても大切にしており、襟巻き触ろうとした者を怒鳴りつける程である。 ある時クレメンスから故郷の話聞かされ、それに強い関心を抱くが、彼が全て話してくれない事に哀しみ覚える。その思いは『ヴァージャー』より1年前、クレメンス殺された際に弾け、その思慕からクレメンス故郷に遺した品を入手しようオーストリア埋もれた廃村に向かう。しかし幾度も交戦しクレメンス殺した“紅世の王”“皁彦士オオナムチ阻まれクレメンス遺品オオナムチ横取りされると思い深い怒り覚えたセシリアだが、独力でオオナムチ突破できず、そこで遺品手に入れ為に足止めとなる討ち手欲して外界宿救援要請を行う。結果四度派遣でやってきた五人討ち手たちは全てセシリアが『アルカサル』を設置し終え前にオオナムチ殺害された。 そして五度目の派遣でやってきた『贄殿遮那』フレイムヘイズ(=シャナ)を、見た目通り若輩者侮って怒り露わにするが、オオナムチとの最初の接触シャナが炎髪灼眼の姿を表したことから彼女が『炎髪灼眼討ち手』だと気付いた。そしてシャナとの2度目探索時、彼女とオオナムチ戦闘突入したのを見計らって両者を『アルカサル』で形成した閉じ込め、その隙にクレメンス故郷ある廃村辿り着く。その狂喜のまま、クレメンス遺品入った木箱を見つけ駆け寄るが、それを止めようとしたシャナ襟巻きを掴まれ、命の危機晒されている事にも気付かずシャナ突き飛ばす。それが命取りとなり、後ろから迫っていたオオナムチに胴を両断され、クレメンス遺品入手した思い込んだまま、満足げ笑顔浮かべながら遺品正体知らず死亡した。“欺蔽の套子(ぎへいのとうし)”クエレブレ[Cuelebre] セシリア・ロドリーゴと契約している男性“紅世の王”炎の色柳色シャナやアラストールがいくら話しかけても答えようとせず、セシリア最期時に一言だけ暗く沈んだ声で話し“紅世”帰還したセシリア身勝手過ぎる行動止めなかったのは、彼曰く「哀れではないか」との事。 数百年前に“織手”アシズが引き起こした『都喰らい』によって生じた史上空前の「世界の歪み」と『壮挙』に、大災厄への危機感覚えて急遽契約踏み切った“王”の1人でもある。 スペイン北部に、クエレブレという同名伝説上の大蛇存在するクレメンス・ロット[Clemens Rott] 『戈伏の衝き手(かふくのつきて)』の称号を持つ男性フレイムヘイズ外伝『ヴァージャー』に登場神器ランプ型の“マーニ”。 不可視不可知の力を自在に操る、攻撃特化した討ち手。その能力故に集団戦には向いておらず、『大戦』では連絡将校務めていた。 かつて故郷であるオーストリアで妻と妻のお腹の中にいた子供を“徒”に喰われてしまい、その怒りからフレイムヘイズとして契約妻子の手向けから、妻の名を刻んだ安産祈願蝋細工製作して故郷残してきた。 その後大戦』で『荊扉編み手』セシリア・ロドリーゴと知り合い、『大戦終結後に、1人で行く道に迷っていたセシリアに声をかけて相棒とした。旅を続ける間にセシリアから慕われるようになり、ある時つい彼女に自分故郷のことを少し話してしまい、すぐにそれを後悔する。その理由は、故郷残した蝋細工セシリア決し見られたくない為であり、セシリアのことは大切に思っていた模様。 そして外伝『ヴァージャー』の一年前幾度も交戦してきた“皁彦士オオナムチ致命傷を負わされてしまい、前述後悔の念から敵であるオオナムチに、自分故郷残した蝋細工セシリア決し見せない探して壊してほしいがセシリア殺さないで欲しいと頼み込んで死亡した。 かつてセシリア真っ白な獣毛襟巻き贈り、彼女はそれをとても大切にしていたが、その襟巻き遺品である蝋細工などを含めた彼女のクレメンス対す思慕が、結果的にセシリア命取りとなった。“利鋭暗流(りえいのあんりゅう)”ノート クレメンス・ロットと契約していた“紅世の王”炎の色は“消炭色”。 外伝『ヴァージャー』の一年前クレメンスオオナムチ殺害されたことで、“紅世”帰還した思われる北欧神話夜の女神にノートという同名女神がいる。 デデ[Dede] 『燿暉の選り手(ようきのえりて)』の称号を持つフレイムヘイズ炎の色羽色外伝ジャグル』に登場外見深緑旅装着た大柄な中東系の男。神器硬玉耳飾り型の“アルシアー”。 身体の周囲羽色に輝く小楯数十作り出し、宙に浮かぶそれを自在に操って攻撃・防御を行う。 本編開始の二年前に、外界宿[故崖窟]の近辺で『露刃の巻き手』劉陽コンビ組んで天山山脈活動する[仮装舞踏会]捜索行っていたが、休息のためにカシュガル向かった際に[百鬼夜行]バスから降りた“戯睡郷”メアらと遭遇し、彼女を討滅ようとした。しかし、その前に偶然通りがかった“壊刃”サブラク八つ当たりにより殺害された。“爛班の炉(らんばんのろ)”シャフレワル デデ契約していた“紅世の王”炎の色は“羽色”。 本編開始の二年前デデサブラク殺害されたことで、“紅世”帰還したゾロアスター教善神アムシャ・スプンタ一柱フシャスラ・ワルヤの別名に同名女神がいる。 劉陽りゅうよう) 『露刃の巻き手(ろじんのまきて)』の称号を持つ男性フレイムヘイズ外伝ジャグル』に登場外見精悍な顔立ち偉丈夫で、スーツの腰には露草色の帯を巻いている。武器でもある神器大刀型の『羽淵』。 震脚行った場所から膨大な噴出させ操る自在法『巴字奔瀑』を使う。作り出され劉陽意のまま動き劉陽移動補助や、激流や九本の大蛇など自在に形を変えて直接攻撃使われる他、この生む水煙の中の物体や“存在の力”の動き感知し劉陽伝え効力もある。 本編開始の二年前に、外界宿[故崖窟]の近辺でフレイムヘイズ・デデとコンビ組んで天山山脈活動する[仮装舞踏会]捜索行っていたが、カシュガル近郊デデ消息途絶えたことで彼の死を知り、友の仇を討つためカシュガル訪れる。そして仇である“壊刃”サブラク遭遇。共にいた“戯睡郷”メアの『ゲマインデ』が夢の世界であることをすぐに見破り現実復帰するが、デデ同様にサブラク三十分足らずで殺害された。“瘴煙の鉦(しょうえんのかね)”相柳そうりゅう劉陽契約していた女性“紅世の王”炎の色露草色しとやかな声の“王”。本編開始の二年前劉陽戦死したことで、“紅世”帰還した古代中国神話同名怪物相柳登場するノーマン・パーセル [Norman Purcell]氷霧削ぎ手』の称号を持つ男性フレイムヘイズ外伝ソロー』に登場外見は髭を生やした西洋系の白人で、『内乱』ではインディアン然とした身なりをしていた。神器マント留め具型の“ヨークトル”。 氷の斧を作り出すアクス』、氷の槍作り出すゲイル』、氷の分身作り出して五人増えて攻撃することができる『スペイキル』などの三つ自在法行使した中でも自在法『スペイキル』の最大特徴は、作り出した分身銃弾でも砕けて消え去るほどに脆いものの、敵がどういう順番攻撃してこようと、自分自身最後になるという点である。つまり五体の内に一体の本体四体分身がいるのではなく最後一体になるまでは本体はいなくなり全て分身となる。 当初アメリカ外界宿重鎮であったが、17世紀19世紀までの白人新大陸侵略看過したことで原住民圧殺されていく様を悔いて、『内乱』が勃発すると『大地の四神』側の西軍に参加した。しかしその経歴のために信頼されず、フレイムヘイズアメリカ原住民である人間混成部隊[パドゥーカ]を率いて開拓襲撃アメリカ軍の砦への攻撃といった、重要度の低い任務へと回された。任務最中ビリー・ホーキン住んでいた開拓潰して彼の恨みを買い、それが結果的に狩人”フリアグネの来襲へと繋がった1864年、とある狭隘地で[パドゥーカ]を待ち伏せしていたビリーとフリアグネと遭遇部下たちを皆殺しにした二人怒り抱きながら交戦しビリー致命傷負わせる戦闘最中作り出され宝具トリガーハッピー』の最初の犠牲者となって爆死した。“凜乎の涌沸(りんこのようふつ)”スリュム ノーマン・パーセルと契約していた男性“紅世の王”炎の色錆浅葱色。 厳し老爺の声の“王”。1864年、『内乱』の最中ノーマン交戦した狩人”フリアグネとビリー・ホーキン勇者だと評価していたが、二人作り出した宝具トリガーハッピー』によってノーマン爆死したことで“紅世”帰還した北欧神話登場する霜の巨人ヨトゥンの王に同じ名前のスリュムがいる。

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