「虫愛づる姫君」とは? わかりやすく解説

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「虫愛づる姫君」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 03:52 UTC 版)

堤中納言物語」の記事における「「虫愛づる姫君」」の解説

詳細は「虫愛づる姫君」を参照 一説には「大臣」と称され太政大臣藤原宗輔とその娘がモデルであるとも言われている。 あらすじ 按察使大納言の姫は美しく気高いが、裳着元服に相当)を済ませたにもかかわらず化粧せず、お歯黒付けずゲジゲジ眉毛のまま、引眉せず、平仮名書かず可憐なものを愛さず毛虫愛す風変わりな姫君だった。その様子を屋敷入り込んだ風流な貴公子覗き、歌を詠みかける。「かは虫の毛ぶかきさまをみつるよりとももちてのみまもるべきかな」。返事をしないので女房返歌「人に似ぬ心のうちはかは虫のなをとひてこそいはまほしけれ」。これを見ていた貴公子は「かは虫にまぎるるまゆの毛の末にあたるばかりの人はなきかな」と詠う。突然話が終わり、<二の巻にあるべし>となり、第二巻はない。

※この「「虫愛づる姫君」」の解説は、「堤中納言物語」の解説の一部です。
「「虫愛づる姫君」」を含む「堤中納言物語」の記事については、「堤中納言物語」の概要を参照ください。

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