グールズ
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「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説」の記事における「グールズ」の解説
マリク・イシュタール - 声:岩永哲哉 リシド レアハンター パンドラ - パズルカードを持っている。 光の仮面 - アンティルールで「仮面魔獣デス・ガーディウス」を入手できる。 闇の仮面 - アンティルールで「仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー」を入手できる。 人形 - 「オシリスの天空竜」を出してくる。
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グールズ(GHOULS)
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「遊☆戯☆王の登場人物」の記事における「グールズ(GHOULS)」の解説
世界的に暗躍するレアカード窃盗集団。裏ゲーム界を支配する闇組織でマリク・イシュタールを総帥とする。レアカードを武力的かつ強引な手段で奪い去る強奪、闇での密売、レアカードの密造(複製、量産)など、様々な組織犯罪で多額の利益を得ている。レアハンターとは組織内におけるレアカード強奪団を指す。ペガサスが王家の谷に封印した3枚の神のカードの内、「ラーの翼神竜」「オシリスの天空竜」の2枚を盗み出している。遊戯王DM8(ゲーム版)では、バトルシティ終結後のマリクなき後は、キース・ハワードがグールズの新たな総帥となり、「ネオ・グールズ」として決起・暗躍した事が描かれた。名はイスラム伝説の屍食鬼「グール」に由来する。英語版ではRare Huntersと名称が変更されている。 マリク・イシュタール 詳細は上記項目を参照。 リシド 声 - KONTA、日比野朱里(幼少期) 11月18日生(25歳)、蠍座、身長193cm、体重90kg、血液型A型、好きな食べ物:フィリー(魚のフライ)、嫌いな食べ物:特に無し、出身地:エジプト マリクの実質的な片腕であり、マリクに忠誠を誓う男。 デュエリストとしての実力はグールズのレアハンター中最強である。ほぼ罠カードによって構築された罠デッキを使用。モンスターはほぼ使用せず、罠カードのみを駆使して敵の自滅を誘いつつ、その弱点を罠モンスターで補い、攻撃を仕掛ける罠(トラップ)戦術を得意とし、墓守の一族に仕えたリシドらしいデッキ構築となっている。切り札は「聖獣セルケト」。 顔の左半分の古代文字の文様が特徴で、マリクの闇人格を封印するため、また背中に碑文を刻まれたマリクと苦痛を共有するためにリシド自身が刻み込んだものである。眼光の鋭い威圧感溢れる風貌にして首領の片腕という立場ではあるが、手段を選ばないマリクや他レアハンターとは異なり、武人然とした、義理堅く情に厚い人物。マリクの卑劣な行いを黙していたのは、マリクへの忠誠心ゆえであり、それを理解していたマリクも敢えて洗脳していなかったが、それでも身を引き裂くような心の痛みを感じていた。決闘においては正々堂々と真っ向勝負を好む真のデュエリストであり、バトルシティ予選ではリシド1人でパズルカードを12枚集めるほどの実力と律儀さを見せ、後述の決闘においても己の信念とタクティクスをほぼ貫いた。 バトルシティ決勝大会にはマリクの影武者として出場。その威圧感のある風貌故に周りに本物であると確信させた。そして、城之内と対戦。リシドをマリクと思い込んでいた城之内は怒りを胸にデュエルを挑むが、手段を選ばないマリクの性格とは程遠いその正々堂々としたデュエルスタイルから、リシドが本物のマリクではないことを見破られる。焦ったマリクはリシドに「ラーの翼神竜」のコピーカードを使わせるが、リシドは意識を失い敗北。闇人格のマリクを覚醒させてしまうこととなる。 赤ん坊の頃にマリクの両親に拾われ、マリクやイシズと共に育てられた捨て子。それ故に、家族という存在に強い憧れを持つ。息子、血族の後継者とは見てもらえず、使用人として養父に酷い扱いを受け、時には暴力を受けていたがそれでも家族である養父や、幼少時に死亡した温厚な養母を慕っていた。 バトルシティ決勝戦の終盤で、遊戯は「ラーの翼神竜」を破壊してマリクのライフポイントを1ポイントに出来るチャンスを迎えるが、生け贄となっているマリクの主人格は生きる力をも失っているため、この方法では1ポイントでは耐え切れずに死んでしまう事を思い、躊躇していた。その頃に奇跡的に意識を回復して自力で決闘塔に行き着き、表マリクに希望の光を見出すために「たとえ闇をさ迷おうとも人は生き続けなければならない」「人は決して光を目指すのではなく生きてこそ光はある」という人間の宿命を諭すという非常に重要な役割を果たす。この戦いを闇遊戯が制した後、晴れてイシュタール家の使用人ではなく、家族の一員として迎えられた。 アニメ版ではマリクの兄、リシドの弟マリクという兄弟性が描かれ、強調されている。一方、実子に恵まれないイシュタール夫人の計らいで10歳の頃に墓守の儀式を受けるはずだったが、9歳の頃にマリクを生んだことで母親が他界し、父親からは冷たく接せられたことを逆恨みして幼少時のマリクが寝ている隙をついて刺殺しようともしていた。しかし、マリクの自分を想う言葉に正気を取り戻して悔悛し、それ以来はどんなことがあろうともマリクに忠誠を誓うというエピソードが描かれた。 ゲーム版DM8によるとバトルシティ終結後はエジプトにて新たなる人生を送っている模様。イシュタール家に対しては家族となった後も様づけする等、イシュタール家への忠誠心は揺ぎ無い。また、以前の威圧感のある口調から丁重な口調(敬語)に変化しているなど、人柄も随分と穏やかとなっている。 ファラオの記憶編(戦いの儀)では遊戯と闇遊戯の最終決闘を見届けた。 『遊☆戯☆王R』では城之内が真の決闘者を語る際、梶木と絽場と共に登場している。 英語版での名前はOdion。 レアハンター 声 - 竹本英史 グールズ所属のレアハンター。 ぎょろぎょろとした爬虫類のような眼をした細身の男。 グールズの手で複製された「封印されしエクゾディア」の各パーツカードを素早く揃えて勝利するデッキを使用。さらにカードに特殊塗料を塗り、専用の透視コンタクトレンズでデッキの一番上のカードを確認できるようにもしている。エクゾディアを有していることから自身の戦術に絶対的自信を持っており、己のデッキを最強であると自負している。 バトルシティ開催前に城之内を襲撃・勝利して、彼の持つ真紅眼を強奪。大会当日、城之内の代わりにレッドアイズ奪還に挑んできた闇遊戯と大会最初のデュエルを展開。ターンが進んでいくと魔法カード「天使の施し」を2枚使用して手札を入れ替えて守備力の高い壁モンスターを連続で出すなど攻めの姿勢を見せない戦術から、闇遊戯から疑問を抱かれモンスターの攻防でライフを減らすことを考えていないと見抜かれエクゾディア使いであることを看破されると「連鎖破壊」でエクゾディアパーツを破壊されて惨敗した。敗北後はマリクに肉体を乗っ取られて「グールズ最弱の男」と酷評され、闇遊戯にレッドアイズとパズルカードを譲り渡す。 なお原作ではエクゾディアパーツが破壊された時点で勝敗が決したのに対し、アニメ版では更に攻撃を受けライフを0にされている。その後彼のデッキは闇遊戯によって破り捨てられた。 「レアハンター」とは、レアカード強奪を目的とするグールズ所属のデュエリストたちの総称であるために本名ではない。『遊☆戯☆王キャラクターガイドブック 真理の福音』では「レアハンター(1)」と記されていた。また、アニメ版でバトルシティにおける参加者データに記載されていたエントリー名やGB版ゲームに登場した際の名前は「レアハンター」と表記。 ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの一員として暗躍する姿が描かれた。 奇術師パンドラ(きじゅつしパンドラ) 声 - 子安武人 グールズ所属のレアハンターにして奇術師。 組織内におけるレアハンターの中ではナンバー2の実力者。一人称は「私(わたくし)」で、稀に「私(わたし)」(アニメでは主に「私(わたし)」)。仮面、シルクハット、燕尾服を纏っている。遊戯と同じく「ブラック・マジシャン」使いであり、「ブラック・マジシャン使いの奇術師」とも呼ばれている。デッキは遊戯の使用する「ブラック・マジシャン」とは異なる姿をした3枚の「ブラック・マジシャン」を中心とした「マジックデッキ」を使用。非情な性格をしており、「カードは勝利への手駒・手段である」という一貫した考えを持つ。勝利のためならば、自分を信頼する「ブラック・マジシャン」を捨て駒とし、イカサマ(主力カード(「ブラック・マジシャン」)を一回り小さくしてデッキの回りを良くするストリッパー)をする事も厭わない。それに加えて、ショットガン・シャッフル(カードを痛めると闇遊戯に指摘される)を披露する等、カードへの愛情はないに等しい。溺愛していた母親の死で自殺願望に駆られたことがあり、奇術の練習で恋人を喪ったことで自殺願望が再発したこともあった(アニメ版ではカット)。 最強の「ブラック・マジシャン」使い、すなわち「マスター・オブ・マジシャン」は一人で十分とし、その座を賭けて闇遊戯をデュエル場へと案内。勝った者は足元の箱から手足を束縛している枷の鍵を手に入れ、負けた者は回転カッターで足を切り刻まれるというセッティングの下で、闇遊戯と生死をかけた危険なデュエルを行う。開始当初は闇遊戯の魔法カード「手札抹殺」によって自分の「ブラック・マジシャン」を捨てられるなど苦戦するも罠カード「悪夢の十字架」によって闇遊戯の「ブラック・マジシャン」を封じて有利に立つ。そしてもう一体のモンスター「キラードール」と「ブラック・マジシャン」の2体に対して魔法カード「エクトプラズマー」に変換し、その2体を犠牲にしたうえで闇遊戯にダイレクトアタックしてライフポイントを減らそうと考える。1体目の「キラードール」は命中したが次の「ブラック・マジシャン」は変換して攻撃するも、闇遊戯の「ブラック・マジシャン」がパンドラの変換対象の発言に自ら「エクトプラズマー」に変換し闇遊戯の盾となり直前で勝機を逃す。パンドラは3体「ブラック・マジシャン」を持っていたためそのもう1体を召喚し、再度追い詰めるが「ブラック・マジシャン・ガール」の存在を知らず、攻撃力では上回ると思い込んだが、自軍含め相手の墓地にある「ブラック・マジシャン」の数だけ攻撃力が500ポイント上がることすら知らなかったため「ブラック・マジシャン」を倒され、更に「ブラック・マジシャン」使いを名乗りながら捨て駒にして裏切った戦術が仇となり敗北を喫する。回転カッターに対し、袖に隠してある別の鍵で脱出を図る敗北した者は罰を受けなければならないと考えるマリクによって記憶の中の鍵という存在を消されてしまうも本来の遊戯に助けられる。その直後、マリクに操られた上、「悲しみの記憶を全て蘇らせることで、自殺願望を奮い立たせ、勝手に死ぬ」という処刑を仕掛けられた。闇遊戯からは快く思われていないが、デュエリストとしての実力自体は認められており「手強い魔術師使い」と評している。アニメ版ではデュエルのテクを認められた上で、「(それほどのデュエリストなら)奇術師としても相当な腕だったはず」と言われている。 アニメ版では世界的な奇術師として絶頂にあったが、奇術の失敗によって顔に酷い傷ができ、恋人カトリーヌに辛く当たってしまい離別。その事を後悔した矢先、マリクから彼女との復縁を条件に出されて、グールズに入団。勝利のためなら手段を選ばない非情さも、全てはカトリーヌとの将来を約束されているためであるとされた。だが、実際はマリクにカトリーヌへの愛を上手く利用され、記憶を支配されているに過ぎず、目の前に登場したカトリーヌと思しき人影も、ただの人形に過ぎなかった。フランスにいた事が述べられているが、パンドラの国籍・人種までは触れられていない。マリクによる第二の処刑はカットされ、原作におけるエキセントリックぶりも多少抑えられている。 ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの構成員として暗躍する姿が描かれており、こちらでは生存している。 英語版では回転カッターの描写に光の加減が強く加筆されている。 英語版での名前はArcana。 人形(にんぎょう) グールズ所属のレアハンター。 スキンヘッドの頭に顔の大量のピアスが特徴。過去に実の親を殺しており、その自責の念から自我を心の奥底に封じ込めている。その為、マリクにとっては操りやすい存在になっており、彼の分身を担う。尚、アニメ版では親殺しの件は語られていない。 「オシリスの天空竜」を主軸としたデッキを使用し、オシリスの攻撃力を無限に上げつつ、リバイバルスライムでオシリスの天空竜を守る「ゴッド・ファイブ・コンボ」を繰り出す。 マリクの指示があるまでは、童実野公園に放置され、パントマイマーとしてある種の名物となっていた。闇遊戯との決闘では、ゴッド・ファイブ・コンボで窮地に追い詰めるがコンボを逆用した無限ループでデッキ切れを起こして敗北。なお、遊戯との決闘を制した場合は、どこまでも追いかけて殺すようにプログラムされていた。 ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの構成員として活動。自我は戻ったが無口なキャラクターとして描写されている。 光の仮面(ひかりのかめん) 声 - 水島裕 グールズ所属のレアハンター。 顔の右半分を白い仮面で隠した小柄な男。「 - だかんな」が口癖。体格にコンプレックスがあり、「チビ」と呼ばれることを何よりも嫌う。 闇の仮面と組んでおり、神封じのカード「生贄封じの仮面」などを入れた仮面デッキを使う。 海馬のデュエルディスクにデュエル封じの枷を施し、その枷を外すことを条件に、遊戯と海馬の2人にタッグデュエルを挑む。当初は、闇の仮面との息の合った連携で優位に立ち、神のカードを初めとした上級モンスターの召喚も封じるが、生け贄封じの仮面の盲点を突かれ、自軍側のモンスターをオベリスクの召喚に使われ、闇の仮面を倒されて戦意喪失。マリクに意識を奪われ、城之内と杏子を洗脳したことを伝えることになった。切り札とも言える「仮面魔獣デス・ガーディウス」は、アンティルールとして海馬の手に渡り、バトルロイヤルにおいても使用された。 アニメ版では、デュエル封じの枷の代わりに、モクバを人質に取ることでデュエルを強制(デュエルの最中、モクバは杏子のおかげで脱出)。仮面の中に通信機を仕込んでおり、これを使って闇の仮面との連携を高めた。また、この2人は最初に闇遊戯と海馬に挑んできたレアハンターコンビと同一人物になっている(神のカードの力を見るためにわざと負けたとされた)。 ゲーム版DM8では、バトルシティ終結後は、ネオ・グールズの構成員として暗躍。インセクター羽蛾の実力を認め、スカウトする姿が描かれた。 闇の仮面(やみのかめん) 声 - 石井康嗣 グールズ所属のレアハンター。 顔の左半分を黒い仮面で隠している巨漢。小心者で器は小さい。 相棒の光の仮面と同じく、仮面デッキの使い手であり、切り札は「仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー」。 遊戯と海馬とのタッグデュエルでは、ビルのガラス張りの屋上において、「ライフポイントが0となった場合、そのプレイヤーのライフに対応した爆弾が爆発して、ビルの下に落ちていく」爆弾デュエルを展開。自身の爆弾が爆発したことで、最下層に落下していくが、その臆病な性格から準備していた脱出用パラシュートで難を逃れた。 英語版での名前は光の仮面と合わせて、Lumis and Umbra。英語版では爆弾の描写も変更されている。 ゲーム版DM8ではバトルシティ終結後はネオ・グールズの構成員として暗躍。光の仮面とともに優秀な決闘者をスカウトする姿が描かれた。 カード屋店長 声 - 木内秀信 グールズの末端連絡員。 カード専門店、RPG HOBBY「トレーディングカード」の店長としても活動。この店は闇遊戯が杏子とのデートの際に立ち寄った際には「光の封札剣」を購入し、遊戯と城之内がバトルシティ出場のためのデュエルディスクを入手した場所でもある。 城之内のレアカード「真紅眼の黒竜」に驚愕し、レベル2である城之内のデータを改竄して、レベル5とし、デュエルディスクを渡した後、エクゾディア使いのレアハンターに連絡を入れた。 原作ではレアハンターとのデュエル後、グールズとの繫がりに気づいた遊戯が再度訪れて待ち構えていたパンドラと邂逅するがアニメ版ではパンドラ自身が遊戯を誘き出す展開に変更される。
※この「グールズ(GHOULS)」の解説は、「遊☆戯☆王の登場人物」の解説の一部です。
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