ル・マン24時間レース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/26 01:58 UTC 版)
格言
昼夜を通して24時間走り続ける過酷なレース現場では予期せぬトラブルが発生することから、日本では「ル・マンには魔物が棲んでいる[21]」との格言が生まれた。2016年には、初優勝を目指してトップを快走していたトヨタのマシンが車両故障のため、残り3分でポルシェに逆転された。
脚注
参考文献
- 『ルマン 伝統と日本チームの戦い』グランプリ出版 ISBN 4-87687-161-2
- 『Gr.Cとル・マン』学研 ISBN 978-4-05-604601-4
- 黒井尚志『ル・マン 偉大なる草レースの挑戦者たち』集英社 ISBN 4-08-780158-6
- マーク・カーン著、相原俊樹訳『死のレース 1955年 ルマン』二玄社 ISBN 4-544-04043-4
- 大川悠『世界の自動車-11 シムカ マートラ アルピーヌ その他』二玄社
- 神田重巳『世界の自動車-15 クーパー ローラ エルヴァ』二玄社
関連項目
外部リンク
注釈
- ^ 「ル・マン24時間(24 Heures du Mans)」に改称されたのは1937年からである。
- ^ ピットのガレージを拡張したため、2016年より最大59台。
- ^ ラリーやヒルクライム競技等から徐々に緩和された。完全に解禁する法案が2007年6月に下院を通過したが、上院で否決され2009年に撤回された。
- ^ 2013年以降。J SPORTSが放送開始した2012年はゴールまでの4時間だったため合計12時間、また2015年は直前に野球中継「オリックス対阪神」戦が放送された関係でゴールは5時間だった。
- ^ 主にスタートを担当したアナウンサーは日曜午後の放送とゴールの放送を担当し、中断から朝4 - 5時までのパート2 - 3は別のアナウンサーが担当する傾向にあった。
出典
- ^ “両手両足を失って、彼は「ル・マン」に挑み、見事に完走した”. WIRED (2016年6月20日). 2017年4月17日閲覧。
- ^ 『ルマン 伝統と日本チームの戦い』p.40、グランプリ出版。
- ^ 1952年のル・マン24時間(英語版)
- ^ 二玄社刊・世界の自動車「メルセデス・ベンツ」戦後編
- ^ 『死のレース 1955年 ルマン』p.214。
- ^ 『世界の自動車-11 シムカ マートラ アルピーヌ その他』p.42。
- ^ 『ワールドカーガイド8ロータス』p.131。
- ^ "フェラーリが2015年ル・マンへ? WECプロトタイプ参戦計画". Topnews.(2013年8月2日)2013年11月14日閲覧。
- ^ マツダ公式サイト内の、同年C2クラスで優勝したBFグッドリッチマツダローラT616
- ^ トヨタ、ル・マン24時間レース3位入賞も「結果は厳粛に受け止めなければ」
- ^ 【ル・マン24時間2014】中嶋一貴選手がル・マン初の日本人ポールポジションを獲得!
- ^ トヨタ初勝利の夢、残り3分で破れる。ル・マン24時間はポルシェ2号車が大逆転勝利
- ^ 当の5号車はのちにチェッカーを受け、周回数では2位ではあるが最終周回にかかった時間が規定(首位でチェッカーフラッグを受けた車両より6分以内にチェッカーフラッグを受けた車両を完走扱いとするルールが存在する)を超えたため完走扱いになってなく失格またはリタイア扱いとなる’この時はリタイアの届出を行わなかったため規定違反で失格となった。
- ^ [2019.6.17中日新聞朝刊]
- ^ 元WGPライダーの青木拓磨が2020年のWECル・マン24時間レースに出場,autosport web,2018年10月10日
- ^ 「障害あっても夢はかなう」 車いすレーサーの青木拓磨がルマン24時間に初参戦 青木3兄弟の次男,上毛新聞,2021年8月21日
- ^ “【決勝結果】2021年WEC第4戦・第89回ル・マン24時間レース/7号車トヨタが総合優勝 | ル・マン/WEC | autosport web” (日本語). AUTO SPORT web (2021年8月22日). 2022年5月22日閲覧。
- ^ “D’station Racing、ル・マン24時間は目標の完走果たしクラス6位「本当に素晴らしい結果」と藤井誠暢” (日本語). jp.motorsport.com. 2022年5月22日閲覧。
- ^ “D'station Racing、2022年のWEC/アジアン・ル・マン参戦体制を発表。初年度以上の結果目指す | ル・マン/WEC | autosport web” (日本語). AUTO SPORT web (2022年1月12日). 2022年5月22日閲覧。
- ^ “最後の最後まで何が起こるのか分からない…24時間筋書きのないドラマ「ル・マン24時間レース」J SPORTSで初の完全中継が決定!”. J SPORTS (2017年6月2日). 2017年6月13日閲覧。
- ^ 川喜田研 (2016年6月20日). “トヨタの悲願達成ならず。中嶋一貴が語ったル・マン24時間のラスト3分”. web Sportiva. 2017年4月15日閲覧。
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