ロータス・T128_(ル・マン・プロトタイプ)とは? わかりやすく解説

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ロータス・T128 (ル・マン・プロトタイプ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/13 22:14 UTC 版)

ロータス・T128 (プロトタイプカー)
カテゴリー ル・マン・プロトタイプ(LMP)2
コンストラクター ロータス・カーズ (アデスコデワ)
デザイナー ジェームス・キー[1]
後継 CLM P1/01
主要諸元
シャシー カーボン・ファイバー ハニカム モノコック
サスペンション(前) 独立懸架ダブルウィッシュボーンプッシュロッドシステム
サスペンション(後) 独立懸架ダブルウィッシュボーンプッシュロッドシステム
全幅 1,997 mm
エンジン プラガ(ジャッド製) 3.6 L (3,600 cc) 90度V8 NA ミッドシップ縦置き
トランスミッション ヒューランド TLSM 200 6速 シーケンシャル方式MT ビスカスLSD
燃料 ガソリン
主要成績
チーム ロータス
ドライバー ケヴィン・ウィーダ
ジェームズ・ロシター
ヴィタントニオ・リウッツィ
トーマス・ホルツァー
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
初戦 2013年シルバーストン6時間
出走 優勝 ポール Fラップ
8 0 0 0
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ロータス・T128 (Lotus T128) は、ル・マン・プロトタイプのLMP2カーのレギュレーションに基づいて開発されたプロトタイプレーシングカー[2]

概要

ドイツアデス英語版(Advanced Design Engineering Systems Solutions AG、略称: "Adess AG" )とコデワ・レーシングチームの共同開発によって製作され、ロータス社に車名の冠号(タイトル)のスポンサーシップを受けてLMP2のカテゴリーに2台体制で2013年のFIA 世界耐久選手権に参戦デビューを果たした。コデワは、他のシリーズのカスタマー・チームにもT128の提供を計画していた[1]。T128は、ドライバーの視認性と安全性を高めることによって、2014年のル・マン・プロトタイプのレギュレーションにも適合できるように開発されている[3]。T128は、チェコのマニュファクチャラーのプラガのロゴを付けたジャッド製エンジンを搭載した[4][5]

2013年のル・マン24時間レースで、2台のT128が出走した。31号車は17周目でリタイアし、32号車は219周目でリタイアした[6]

2013年のシーズン終了後、ロータスはLMP2からLMP1カテゴリーにステップアップし、レースカーもT128から、新型LMP1カーのCLM P1/01を投入した。

脚注

  1. ^ a b Lotus LMP2 with new project in 2013”. ロータス・LMP2 (2012年6月15日). 2013年2月16日閲覧。
  2. ^ Lotus LMP2 2013”. 2013年2月12日閲覧。
  3. ^ Production of the Lotus T128 is well underway”. Lotus LMP2 (2013年2月12日). 2013年2月16日閲覧。
  4. ^ Lotus LMP2 teams up with Praga and Jan Charouz”. Lotus Praga LMP2 (2013年3月29日). 2013年3月29日閲覧。
  5. ^ Joseph, Noah (2013年4月4日). “Lotus T128 LMP2 Hits the Track”. CarBuzz. 2018年1月31日閲覧。
  6. ^ Race – Final Classification” (PDF). Automobile Club de l'Ouest (2013年6月23日). 2013年6月23日閲覧。

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