ロータス・エクセル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 03:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ロータス・エクセル | |
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販売期間 | 1982年 - 1992年 |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 2ドアクーペ |
エンジン | 2,174cc 水冷直列DOHC16バルブ |
駆動方式 | FR |
変速機 | 4AT/5MT |
サスペンション | 前後:ダブルウィッシュボーン |
全長 | 4,375mm |
全幅 | 1,815mm |
全高 | 1,203mm |
ホイールベース | 2,483mm |
車両重量 | 1,210kg |
先代 | ロータス・エクラ |
-自動車のスペック表- |
エクセル(Excel )は、イギリスの自動車メーカーであるロータス・カーズが製造・販売していた、2+2乗りFRレイアウトのスポーツカーである。ロータス社内のモデルナンバーは89。
概要
2代目エリートのファストバッククーペ版であるロータス・エクラの後継車種として1982年に発売された。当初は、「エクラ・エクセル」として発売されたが、その後、エクセルが正式名称となった。
エスプリなどと同じ2.2リットル水冷直列4気筒DOHCエンジンを鋼製バックボーンフレームに搭載し、ボディーはロータス伝統のFRPを採用した。内装は2+2で、本革シートと木目が張られたダッシュボードという豪奢なものであった。
当時、提携関係にあったトヨタの部品を採用し、トヨタ製W58型5速マニュアルトランスミッションが組み合わされ、ホイールやドアノブに2代目セリカXX用の部品を採用するなど、トヨタ製部品を使用することで、コストダウンと信頼性向上が図られた。
※各所に流用と思われる部品が有りますが、実はデザインや機能面だけが流用で共通部品ではありません。一部を除き相互互換出来ないので、そのまま部品採用しているようでは無いです。実際にドアノブなどは60系セリカXX前期型と共通に見えますが、若干サイズや中の機構・素材が異なります。なぜ全く同じ部品にしなかったのか残念です。特に公認されてはいませんが、同じジウジアーロのデザインからスタディされた内外装であることは間違えなく、後席に対する使い方・考え方に大きな違いが有るものの現代では考えられないぐらい同じデザインを採用しています。
1985年には圧縮比の変更により最大出力を180PSにアップしたSEを追加。1986年にはZF製4HP22オートマチックトランスミッションを搭載したSAが追加された。1992年まで生産された。10年間の総生産台数は2159台。
参考文献
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
ロータスの車種 |
ロータス・エヴォーラ ロータス・エラン ロータス・ヨーロッパ ロータス・エクセル ロータス・エクラ |
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