ロータス・2-イレブンとは? わかりやすく解説

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ロータス・2-イレブン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 10:22 UTC 版)

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ロータス・2-イレブン
レースバージョン
ロードバージョン
販売期間 2007年 - 2011年
乗車定員 1名
2名(ロードバージョン)
ボディタイプ オープン
エンジン 2ZZ-GE型 1,795cc 直4 DOHC VVTL-i
エンジン位置 ミッドシップ
駆動方式 後輪駆動
最高出力 255PS / 8,000rpm
192PS / 7,800rpm(NA仕様)
最大トルク 24.7kgf·m / 7,000rpm
18.5kgf·m / 6,800rpm(NA仕様)
変速機 6速MT
全長 3,822mm
全幅 1,735mm
全高 1,112mm
ホイールベース 2,300mm
車両重量 670kg
745kg(ロードバージョン)
先代 340R
後継 3-イレブン
-自動車のスペック表-
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2-イレブン2-Eleven)は、イギリススポーツカーメーカーであるロータス・カーズ2007年から2011年まで製造していたスポーツカーである。

概要

エキシージをベースに開発されたスポーツカーで、2007年ジュネーヴ・モーターショーで発表された。ロータスが代々追求してきた「軽量化による性能向上」という思想に基づき、徹底した軽量化が各部に施されている。当初はサーキット走行専用の「レースバージョン」のみのラインナップだったが、公道走行が可能な「ロードバージョン」も追って追加された。

シャシエリーゼやエキシージ系のオールアルミニウム製モノコックをベースに、専用に開発されたものを採用。ボディはフロントガラスサイドドアを持たないオープンカースタイルで、キャビン後方には6点式ロールケージが備わり、は省略されている。インテリアにおいても、カーエアコンヒーター含む)やカーオーディオといった快適装備は一切装備していない。

エンジンはエキシージSと同型の、トヨタ自動車2ZZ-GE型 1.8L 直列4気筒エンジンにスーパーチャージャーを組み合わせたユニットが搭載されるが、若干のチューニングが施され出力・トルクともに向上している。サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン式で、アイバッハ製コイルスプリングとビルシュタイン製ダンパーの組み合わせ。タイヤは横浜ゴム製の「ADVAN A048」が標準装備で、サイズはフロント195/50R16、リア225/45R17で前後異径となっている。

他、オプションパッケージとして「スポーツパック」が用意され、オーリンズ製の調整式ダンパー、軽量鍛造アルミホイールやパジット製ブレーキパッド、ステンメッシュブレーキホース、ローンチコントロール、アジャスタブルトラクションコントロールシステムが装備される。

バリエーション

レースバージョン
定員1名。サーキット走行専用車のため、公道での走行は不可能。
ロードバージョン
定員2名。ヘッドライト等の安全装備を追加し、公道での走行を可能としたモデル。車重は75kg増の745kgとなる。2008年にはエリーゼRのエンジンを搭載した自然吸気(NA)仕様が追加された。日本国内での新車販売価格はスーパーチャージャーモデルが850万円、NAモデルが711.2万円(いずれも税込)。

脚注

参考文献

関連項目




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