ロータス・イーターズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 19:35 UTC 版)
ロータス・イーターズ The Lotus Eaters |
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ボーカルのピーター・コイル(2021年)
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基本情報 | |
出身地 | ![]() |
ジャンル | ニュー・ウェイヴ、インディー・ポップ、ソフィスティ・ポップ |
活動期間 | 1981年 - 1985年、2002年 - |
レーベル | アリスタ、チェリーレッド |
共同作業者 | ワイルド・スワンズ、ペイル・ファウンテンズ |
メンバー | ピーター・コイル ジェレミー・"ジェム"・ケリー スティーヴン・エマー |
旧メンバー | ジェド・クイン アラン・ウィルズ フィル・ラッキング マイケル・デンプシー スティーヴン・クリース |
ロータス・イーターズ(The Lotus Eaters)は、イギリスのニュー・ウェイヴ・ポップ・バンド。1982年にリヴァプールにて結成。
来歴
1981年9月にジャス・ベイビーズ(Jass Babies)のメンバーだったピーター・コイルと、ワイルド・スワンズを立ち上げたジェム・ケリーの2人が出会い結成される。その後、ワイルド・スワンズのメンバーでキーボーディストのジェド・クイン、ベーシストにフィル・ラッキング、ドラマーにジョン・ヘドリーが加入する[1]。1982年10月に行われたセッションにて「The First Picture of You」がレコーディングされ[2]、この曲を気に入ったアリスタ・レコードと契約、1983年7月に同曲はリリースされ各国でヒットを収め、バンドの代表曲として認知される。翌1984年にファースト・アルバム『青春のアルバム(No Sense of Sin)』をリリース。その後、クインが脱退し、ベーシストにザ・キュアーやアソシエイツでプレイしたマイケル・デンプシー、キーボーディストにスティーヴン・エマー、ドラマーにスティーヴン・クリースを募りツアーを続けるが、1985年にアリスタ・レコードを解雇され、そのまま解散。
解散後にコイルはソロ・アーティストとして活動、アルバム『A Slap in the Face for Public Taste』と『I'd Sacrifice Eight Orgasms with Shirley MacLaine Just to Be There』をリリースし、ソングライターとしても活躍する。ケリーはワイルド・スワンズを再結成し活動。2002年にコイルとケリーのデュオとして再結成し、アルバム『Silentspace』をリリースした。2010年にアルバム『Diferrance』を日本のライブ会場でのみ限定リリース。かつて録音していながらお蔵入りになった曲を収録している。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- 『ノーセンス・オブ・シン』 - No Sense of Sin (1984年、Arista/Sylvan) ※旧邦題『青春のアルバム』
- Silentspace (2002年、Vinyl Japan)
- Diferrance (2010年、Sylvan)
EP
- Stay Free EP (2001年、Vinyl Japan)
コンピレーション・アルバム
- First Picture of You (1998年、Vinyl Japan/BBC Worldwide) ※1982年-1984年録音のBBCとライブ・セッション
シングル
- 「青春のアルバム」 - "The First Picture of You" (1983年)
- "You Don't Need Someone New" (1983年)
- "Set Me Apart" (1984年)
- "Out on Your Own" (1985年)
- "It Hurts" (1985年)
脚注
- ^ First Picture of You (ライナーノーツより).
- ^ “BBC – Radio 1 – Keeping It Peel – 02/10/1982 Lotus Eaters”. BBC. 2015年2月8日閲覧。
外部リンク
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