T-103の派生型とは? わかりやすく解説

T-103の派生型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 23:08 UTC 版)

タイラント (バイオハザードシリーズ)」の記事における「T-103の派生型」の解説

タイラント(T-078) 登場作品:『CV』『GS2』『DC』『DGゲーム版)』 『DC』では名称がタイラント(T-103量産型)と表記されるハンク率いU.S.S.部隊訓練用ロックフォート島搬送した量産型タイラント訓練用であるためか当初からパワーリミッターが解除されスーパータイラントに近い状態で保管されていたため、元の姿は登場しないが、T-103との差異は無いとされている。右手変化して指が無くなり、鋭いスパイク付いた棍棒になっている。さらに完全覚醒すると、巨大なブレード状の爪が生える。プレイヤーとは、覚醒直後と完全覚醒後2回戦うことになる。 『CV』にて、ロックフォート島司令官アルフレッドにより解放され彼の命令通りクレア襲撃する返り討ち遭う復活後、完全に覚醒した状態でクレアと島の囚人スティーブ脱出使った輸送機のカーゴルームに侵入しクレア死闘繰り広げる最後クレア資材射出用のカタパルト作動させたことで資材もろとも飛行中輸送機から外へ射出されたが、生死不明。 『CV』では保管用の冷凍カプセルにT-078という型式番号表記されていたが、詳細不明。『DC』ではカプセル登場しない。 T-0400TP タイラント 登場作品:『OB2』 アンブレラ開発センター実験体として保管されていたT-103の改良型外見トレンチコートや靴、グローブデザインがT-103と微妙に違う程度。だが、出が早いキック攻撃仕掛けたりダッシュ移動標的との距離を詰める、パンチ攻撃複数1セット繰り出すなど、行動面にも差異見られる専用MOディスクを介して制御端末行動プログラム入力することで、特定の制御が可能。また、MOディスクコードによって腕力を少し弱める代わりに機動性向上させるか、動作緩慢になる代わりに腕力向上させる選択できる。 『OB2』にて、アンブレラ研究員カーターが、脱走したB.O.W.ハンター駆逐するために起動し短期間だけ生存者達の護衛役となる。当初カーター逃げ込んできたケビン・ライマンラクーン市民には手を出さず命令通りハンター駆逐専念していたが、火災等、異常な環境の影響暴走し無意味に暴れまわるようになり、カーター殺害したその後ケビン市民達を執拗に追い地上まで来たところでコート外れパワーリミッターが解除され後述するタイラントRへと変異した。 なお、体内爆弾仕込んであり、起爆スイッチ押せば即死させることができる。タイラントR 登場作品:『OB2』『UC』 Rはリボーンの略。前述した実験体T-0400TPのスーパー化形態肥大化した肉体両手形成され巨大な爪など、容姿はT-103のスーパータイラント形態共通する部分が多いが、爪の本数が多い(片手に5本、合計10本)などの差異見られるスーパータイラント同様に皮膚岩石のように硬質化している。近距離では爪を真横何度も振り回す即死技の「メガスラッシュ」を、少し離れればタックル繰り出してくる。体色上半身灰色で、下半身が緑。また、急激な変異ゆえにタイラント自身肉体にも多大な負荷がかかるようで、変異の際には激しく吐血するなど苦し様子見られるR化前に体内爆弾使用してない場合、ここで使用する即死させることができる。 R化後、ケビン市民たちをなおも執拗に追跡するが、高架上まで追ってきたところでアンブレラ開発した不定形試作B.O.W.ニュクス取り込まれ一体化した。 『UC』では、隠しシナリオ瀕死」にて登場するケビンラクーン市民達を追っている途中でラクーンシティからの脱出目指すエイダ・ウォン遭遇し激闘繰り広げる倒された。 ニュクス 登場作品:『OB2』 アンブレラ開発した肉塊の様な姿の不定形B.O.W.無数に生えた触手捕らえた生物体内取り込み一体化させる能力を持つ。当初触手生えた巨大な肉塊であったが、U.B.C.S.隊員達やタイラントR取り込んだことで人型に近い形態巨大生物化した高濃度T-ウイルスを含む肉片四方に飛ばす、触手近付く者を取り込もうとする等、戦闘能力は高い。タイラントR部分攻撃する弱点である露出する最期ケビンラクーン市民によって倒され溶解消滅するタイラントタイラントR戦にて体内爆弾使用してない場合、ここで使用することができ、即死はしないが大ダメージ与える事が出来る。 タイラントC 登場作品:『OB2』 Cが何の略か不明瞭本編とは全く関係ないミニゲームシナリオ『対峙3』にのみ登場する隠しキャラ存在で、本編世界観にも存在するのかは不明コート赤く頭部に角が生えている点、両手に鋭い爪が生えている以外は実験体T‐0400TPと同じ外見攻撃方法タイラントR準ずる。その動作速度尋常ではなく近距離でメガスラッシュを放たれれば即死必至である。 イワン 登場作品:『UCアンブレラ社幹部セルゲイ・ウラジミール大佐護衛側近として、特別に知能改良施されたT-103。コートが白い点とHMD内蔵サングラスレンズの色はオレンジと青)を着用している点を除き実験体T-0400TPと同じ外見。二体存在しサングラスオレンジ色個体イワンA、サングラス青色個体イワンBと呼ばれるウェスカー空中戦繰り広げるほどの、異常な跳躍力を持つ。改良されているが、暴走状態発生できるようになっており、緊急時にはスーパータイラント化できる(ゲーム版では変化しないが、小説版では変化する)。力任せに突進、殴る、放り投げる踏みつける振り払うといった攻撃を行う。命令には忠実で、固定砲台使用可能な知能有すネメシス-T型 声:西嶋陽一PXZ) / 奈良徹PXZ2登場作品:『3』『GS2』『UC』『ORC』『RE:3』 通称追跡者」。T-103に寄生生物ネメシス」を宿らせている。これが本体退化した脳の代わりに脊髄付近に新しい脳を形成し、馬を操る騎手のような関係になることで知能を向上させたB.O.W.洋館事件でのタイラント暴走を受け、アンブレラ社生物兵器研究チーム改良必要性認識し改良のため新型開発計画模索し始める。複数研究チームのうち、本社直属ヨーロッパ支部第6研究所では独自の開発計画立案され、アンブレラ第6研究所でその計画を基に、既成概念根本から覆すほどの研究開始する。それが「ネメシス計画」と呼ばれるもので、新たに開発した寄生生命体既存タイラント投与し知能向上を図るものであった。この計画開発され寄生生物NE-α型」は、研究者の間では計画名からそのままネメシス」と呼ばれている。ネメシスとは“復讐の女神”の名であり、S.T.A.R.S.今までアンブレラ与えたダメージ対す復讐という意味合いがある。 ネメシス脊髄細胞レベル移植されると、T-ウィルス取り込んで増殖開始し宿主延髄付近に新たな脳を形成後、中枢神経回路改変を行うと同時に脳機能支配する。この結果宿主思考ネメシス委ねられネメシスを介して外部からの完全制御を可能とする。これにより支配されタイラントが「ネメシス-T型」である。 ネメシス支配されたことで通常のT-103以上の知能誇っており、より明確な標的選定が可能で、なおかつ学習することで指示され目標のみならずターゲット一緒にいる人間も敵と認識するうになる開発チームには教育担当存在し、その担当官S.T.A.R.S.隊員映像資料写真覚え込ませ、彼らを見極められるようにした(しかし、『OR』においてはUSS認識できないほど暴走しており、一旦弱らせてからNEα型新たに注入する任務がある)。また、思考能力の向上で自己判断力優れたものとなり、ロケットランチャーガトリングガン火炎放射器などの複雑な操作を必要とする武器使用可能となった。それに加え、他のタイラントシリーズ違って単純な言語ならある程度理解したり操ることも可能であり、S.T.A.R.S.隊員発見すると、低い声で「スターズ…」と発する。なお、ネメシス培養過程自我芽生え始めており、複数実験体アンブレラ施設から脱走企てていた模様身体能力タイラント上であり、グレネードランチャーなどの弾道見え武器なら簡単に回避できる。特に自己再生能力並外れたものがあり、大きな損傷受けて短時間回復し目標追跡続行する。これはネメシス分泌液影響大きく、これには身体の損傷回復大幅に促す効果がある。しかし、無理な回復急激な再生肉体異形化を起こす要因となる。なお、ネメシスは以下の3形態の存在確認されている。第1形態 外見的な特徴として、タイラントT-103型同様に防弾対爆仕様リミッター役割を果たすロングコート着用しているが、こちらは黒色形状拘束衣に近いものである寄生生物の影響から外見人間には見えず肉体ケロイド状の皮膚所々筋肉組織剥き出しとなり、触手体中取り巻いている。また、顔は歯茎剥き出しであり、右目は大きな手術痕で潰れている。 攻撃手段として、ロケットランチャー形状FIM-92 スティンガー)と、タイラント定番武器である爪の代わりになる鋭く柔軟な触手武器となっている。ロケットランチャー操作は非常に優れており、高速飛行するヘリを1発で撃墜できるほど。触手は鞭のように攻撃したり、敵の体内T-ウィルス送り込む時などに使用される(これによってブラッドゾンビ化し、ジル窮地に立たされた)。 ドリームキャスト版スタッフインタビューによれば現段階ネメシスあくまでも実験的な生物兵器であり、スペック的にタイラント大きくしのぐものの、兵器としてエレガントさがないために商品にはなり得ないとのこと『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』、『マーベル VS. カプコン:インフィニット』でもプレイヤーキャラクターとして登場する『PROJECT X ZONE』『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では敵キャラクターとして登場。 『3』のリメイクである『RE:3』では、ロングコートデザイン変更され皮膚の露出度若干減っているほか、その服装も黒い包帯のようなものを身体中ぐるぐる巻きにしたようなデザインとなっている事に加え最初は顔を覆面のようなもので包んでいたり、左胸に露出した心臓覆い隠しているかのような半球状の大型機器追加されている。これらは、物語が進むにつれ、覆面剥がれて素顔分かるようになったり、包帯状のコート千切れ千切れになっていく。また、顔もアートディレクターこだわりによって変更され、鼻(の穴)が追加されている。攻撃手段ロケットランチャー触手だけでなく、火炎放射器使用する触手は、ネメシス一部送り込むことも可能となっている。 本編序盤ジルアパート襲撃しその後、彼女の行く先々現れては襲いかかる途中建設中のビル内で火炎放射器を、それが破壊されるロケットランチャー使用してくる。 第2形態 ネメシス分泌物影響で凄まじい回復力を得ることとなったが、元々2つ生物共存しているがゆえに遺伝情報は不安定であった。そのため、肉体急速な再生付いていけず、身体異形化してしまった形態外的要因による大ダメージで特に異形化の進んだ上半身は、着用していたリミッター兼用コート失ったことにより、急速に変異遂げている。この上半身開放により触手が異常発達した上、第1形態比べるとその攻撃性増しており、右腕触手覆われている。このため以前のように武器使える状態ではなくなっている。また、タイラント身体だけでなく、延髄から中枢神経伸びて脳幹侵食していたネメシス自体も、危機的状況適応化を図って大型化している。 『RE:3』では列車爆発により全身火だるまの状態から川に落ち、そのダメージからの回復過程によって第2形態変貌する。オリジナルの『3』における人型からは、大幅に変更なされており、第1形態以上に体格大きく発達しており、全体体格肥大化した事に伴い二足歩行だけでは自重支えきれず、四足歩行型に変異し以後はこの状態で移動する。手や足は鋭い爪が生えた上に、大きく長くなった事に加えて形状変化しており、第1形態のように武器扱えなくなったが、引き換え変異前よりもはるかに向上した跳躍力スピード生かした攻撃仕掛けられるようになった最初の戦闘においてシャッター左腕切断されるが、すぐ触手状の新たな腕を生やし追跡続行するその後触手となった左腕を鞭の様に使い攻撃する第3形態 連動していたタイラントの脳が破壊されてその防衛本能特出し、より異形化を起こすと共に暴走状態突入した形態前述SPEC OPSとの死闘の末に相討ちとなったタイラント死骸食べたことにより濃度増したT-ウィルス寄生生物の2つ生物お互いに拒絶反応起こし始め命令上回った生存本能からネメシスタイラント細胞同士複雑に絡み合って巨大化し、肉体醜悪な怪物へと激変させた。ゲーム中では分かりにくいが、身体反転し仰向け状態になり、4足歩行化している。頭部捕食最優先し大型消化器官変貌を遂げる手足欠落しているが、異常発達した触手がそれを補っている。胸郭から牙状に突き出ているものは肋骨であり、そこには肋骨包み込むようにネメシス本体の物と思われる脳も露出している(版権絵では確認できないが、ゲーム中で確認可能)。その近く背中には強酸性の膿が多数吹き出ており、第1形態面影は全く残っていない。知能低下著しいものの、S.T.A.R.S.抹殺果たそう追跡継続している。また、有害な廃液影響取り込んだ毒素周囲撒き散らしている。肉体的に激変遂げたが、耐久力衰えておらず、ゲーム中で戦闘終わらせるには「パラケルススの魔剣」と呼ばれるレールキャノンが必要となる。しかし、パラケルススの魔剣撃ち込まれ変異によって巨大化した肉体半分以上吹き飛ばされても残った触手活動続けその後のイベントマグナム弾を数発撃ち込まれてようやく息絶える。 『RE:3』では溶解液によって体を溶かされたダメージにより暴走状態突入する。こちらも、第2形態同様にオリジナルの『3』の容姿から大幅に変更成され溶解液受けたダメージからの回復図ったため、第2形態以上に体格巨大になり、出現した当初ナマコワーム彷彿とさせる外観をしていたが、後にその背中裂け、そこから長大触手を壁に張り付けることで自身支えると同時に固定するようになり、更に第2形態面影残しながらも更に巨大発達した上半身露にする第2形態触手だった左腕が再び巨大な左腕として形成され右腕もさらに巨大発達したとなっており、脇腹辺りには短いながら新たな両腕形成されオリジナル違い頭部存在している。巨大な体格変化したため、第2形態時にあった跳躍力スピード失われ、動くことはおろか歩行すらできなくなっているものの、巨大発達した両腕での強力な叩き付け振り回し広範囲繰り出せるようになることでそれらを補っており、溶解液含まれ膿疱有し攻撃破壊された際はそれらを撒き散らさせて攻撃するようになった。この膿疱同時に弱点となっているが、これらを全て破壊しても、一時的にダウンさせられるのみであり、加えてそれまで形態違い余りに巨大な体格となったことで通常の武器では倒せなくなっており、倒すには専用レールガン用いる必要があり、通常の武器とは比べ物にならないほどに強力な反面1度使用する度に、電源入れ直して充電させる必要がある最期レールガンを数発喰らってダウンした所へジルレールガン銃口口腔突っ込まれて、放たれた事により、上半身吹き飛んで絶えたタイラント東スラヴ共和国仕様登場作品:『DM東スラヴ共和国大統領スベトラーナ・ベリコバ秘蔵する量産型タイラント外見はT-103型に酷似しているが、明確な生物兵器として開発され擬態する必要性なくなったためか、身長は1m近く大きくなっており、黒いコートを身に纏っている。アンブレラ社製のT-103と比べ知能大幅に強化されており、プラーガにより人間コントロールされ統率取れた行動出来リッカー集団単独壊滅させるほどの戦闘力有する劇中では肩に「008」「013」「016」と記された3体が登場しいずれの個体スベトラーナ命令通り行動しており、凄まじい走行力で対象執拗に追跡するスーパータイラント東スラヴ共和国仕様リミッターである黒いコートなくなりリミッター解除されスーパー化遂げたタイラント。約4.3メートルもの巨体誇り右手肥大化した鋭い鉤爪を持つが、指の骨尖鋭化・露出して常に掌を開いた状態になっていたT-103のスーパー化形態違い、拳を握ってパンチ繰り出したり、人間を掴むことができる。また、心臓は完全に内蔵され露出していない。戦闘力向上しており、リッカー一撃薙ぎ払い進行するBMP-3正面から怪力押さえ込むまた、スーパー化後も暴走せず命令従い任務続行できるほか、戦車砲仕組み即座に理解して発射前時点回避するなど、知能にも改良見られる劇中では先述013スーパー化した個体と、番号不明の2体が登場し013先述通りレオンバディ乗るBMP-3正面から怪力抑え込みついには持ち上げるが、バディコントロールされリッカー飛び掛かったことに気を取られところを戦車砲頭部を接射で破壊され死亡後者の2体はレオンバディ追い詰めるが、最終的にロシアとの連合軍結成し東スラヴ侵攻したアメリカ軍のA-10による攻撃を受け、1体GAU-8掃射上半身吹き飛ばされるなどズタズタとなり死亡、もう1体ミサイルにより吹き飛ばされた。

※この「T-103の派生型」の解説は、「タイラント (バイオハザードシリーズ)」の解説の一部です。
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