組織・国家
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グリークス 新興のPMCで、海神学園の実質的な経営者。本社ビルはギリシャのサラミス島の中央にある山地奥深くに存在する。ツインタワーの巨大なビルで、通称「双子の塔」。日本、フランス、スーダンなどに支社があり、日本支社は海神学園大学部の地下に存在する。 最先端装備を擁し世界中の紛争地帯で人道的な活動を展開する。PMCではあるが、本来は兵器開発会社で、新兵器の特許で毎年莫大な利益を上げる。依って、新兵器開発の助力になるとするなら、戦闘に許可を出す。その為、他のPMCは利益優先で個人感情は無視されるが、グリークスの傭兵はグリークスが造った兵器で戦いさえすれば、内容は問われない。イデオロギー、宗教、民族などを無視し、人命と作戦担当者の個人的感情を優先して行動を決定できる。海神学園(わだつみがくえん) 「グリークス」がいくつかのダミー会社を経由して経営している私立学校。練馬区に存在する。広い敷地と自由な校風が特徴で、付属幼稚園から大学までそろっている。一流の設備を所有し国内外から優秀な人材が集まっている。「特進クラス」が各学年に存在し、歩兵科、装備科、秘術科などの学科がある。制服は軍服風のデザインが特徴。全室土足制である。校舎はロマネスク建築で、背の高い常緑樹林に囲まれている。廊下の天井は交差ヴォールトの手法が使われている。学生寮はパラッツォ・ファルネーゼを髣髴とさせるルネサンス建築で、ピアノ・ノビーレである。花壇は丁寧に整備され季節の花が咲き乱れており、校舎をつなぐ歩道には石造りの古風な屋根がかかっている。セキュリティが厳重で、校舎に入るには学生証を兼ねたカードキーが必要。パビロン・メディスンのベテルギウスの襲撃以来、セキュリティは比べ物にならないほど強化されており、在日米軍や自衛隊が旅団規模以上で攻めてこない限りびくともせず、常時でも習志野駐屯地のような自衛隊の主要駐屯地並みに安全である。迂闊に上空を飛べば撃墜され、MBTを校舎に隠しているといわれる。学園の周辺にはパトリオットミサイル発射中隊やスカイ・シールド・システムが配備されている。特進クラス 中等部、高等部、大学に存在している。生徒はグリークスのアルバイトか社員。 傭兵の育成所を兼ねており、授業の中で爆弾解除やサバイバル技術などを学ぶ。専用の訓練区域があり、その周囲には高さ9m余りの塀が張り巡らされている。その中では装甲車や戦車等が走ることもできる。授業の一部は一般の生徒の目に触れない場所で行われるため、普通の生徒は海神学園の実態を知らず、「特進クラス」は有名大学を目指すクラスであると認識している(しかし、模試などの上位に出ることがないので少なからず不思議に思っている者もいる)。高等部は第一校舎の3階に教室があり、一般の生徒から「隔離教室」と揶揄されている。 ポセイドン・アカデミー ペロポネソス半島に存在するグリークス本社の付属校で海神学園の姉妹校。海神学園よりも歴史が古く、生徒数・兵器の数・セキュリティは海神学園を上回る。全寮制でヨーロッパ中から集められた才能のある青年たちが訓練を受けている。 バビロン・メディスン 第三次世界大戦、国家民営化を目的としたPMC。ドバイに本社ビル(通称バベルの塔)があるが、表向きはイギリスにあることになっている。共産圏に強いコネがある。鞠歌曰く「CIAより手強い」。ベデルギウス 特殊任務大隊所属、最先端機会化分隊の通称。バビロン・メディスンの精鋭部隊で、国籍も年齢もバラバラの5人の男で構成されている。 マルチスピード・アーマーの数はキメラ型1台、アラクネ型2台、ケンタウロス型2台。 イラク戦争後、イラクで反政府組織への見せしめに民間人を虐殺していた際にビーバス&バットヘッドと接触している。 ヴェルトハイム公国 西ヨーロッパに位置する小国で、立憲君主制国家であり、法治国家である。首都はヴェルトハイム。面積は約8,000km2。人口約10万人。使用言語はドイツ語、英語、ヴェルトハイム語。主要産業は、精密・医療機器、製薬、観光、国際金融など。主要交通機関はバスと路面電車。 国家元首は公王家による世襲制であり、男女を問わず長子が継承する。しかし王家の独裁政権ではなく議会は二院制を採用しており民主的な憲法もある。第二次世界大戦には参戦していない。国連に協力的ではないタックス・ヘイヴンであり、外国企業のペーパーカンパニーで多大な税収をあげている。犯罪人引渡し条約をどの国とも結んでいない。ヴェルトハイム城 16世紀に築城された後、何度か改修されている。公王家の王宮と議会の議事堂と国家元首の官邸を兼ねている。石橋がかかった壕で囲まれ、近くに城門塔が建っている。第二次世界大戦中の名残りで、館の屋上には対空機関砲が設置されている。 公王館は城で最も大きい建物でイタリア産の大理石と最高級のホワイトオークが惜しみなく使われている。地上8階、地下3階で部屋数は3000を超える。内庭には屋根付きのバラ園があり、約300種のバラが栽培されている。 ヴェルトハイムの歯車 14〜15世紀の英仏百年戦争で初めて存在が確認されている。ナポレオン戦争、世界大戦、湾岸戦争などで動いた記録がある。正体を知るのは公王と公女だけである。 その正体は死んだはずの戦争犯罪者や独裁者。死を偽装しヴェルトハイムに匿われ、フードをかぶりバラ園の管理係として城内で生活している。その中にはアルカイダやフセインなど、かつてはナポレオンがいたこともある。また屋根で隠れているが、バラ園の花壇やアーチは真上から見ると歯車の形になっている。 ウィルトゥス アメリカのIT系総合企業。パソコンや専用ソフトの開発、家庭用ゲームの分野でヒット作を量産している。オンラインゲーム「ウェールズ年代記」を開発、運営している。グループ企業に音楽事務所、飛行機会社、貨物船会社などがある。オンラインゲームやネットカジノを利用してマネーロンダリングをしている。
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組織・国家
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クリプト王国 (CRYPTOS) 団たちの所属するスパイ組織「ギャンビット」の母体国家。裏の業界では有数にして伝統的なスパイ産出国として知られており、数多くの「目」を媒介とした力を持つ特殊能力者を抱えている。なお、彼ら特殊能力者は全員、程度の些少はあるがこの王国における王家の血筋を持つ者たちである。なお、特殊能力はなつめの「写す目」のように子供の内から使えるものから、団の「誘う目」やボガードの「見切る目」のように大人にならなければ使えない(使いこなせない)ものまで多岐にわたる。 表向きは国民の第一次産業就労率が7割を越える牧歌的国家。主要産業(裏の仕事は除外する)は農業と観光。地理的にはドイツとチェコの境界上にある小国で世界地図では虫眼鏡を使用しないと見ることが出来ないとまで言われる面積の小ささを誇る。 小国であるが故に国力の貧弱を補うため、王家の人間が自ら世界中を飛び回り各国の「情報」をかき集め、それをやり取りすることで大国と渡り合ったという歴史的背景があり、それがそのまま現在の「スパイ産出国」としての母体となっている。 ギャンビット (GAMBIT) クリプト王家・王国を頂点とするスパイ組織。団たちはここの極東支部の要員であり「特務養成課(エンブリオ / EMBRYO)」に所属する幹部スパイ候補生。 「We Never Sreep」をモットーとし、現世界のパワーバランスを維持する事を目的としている。特務養成課(エンブリオ / EMBRYO) GAMBITの中でも次世代養成を目的とした部所で、所属員の実務実績から本科と予科に所属が分かれる。王家の血を引く能力者は最初はここでスパイとしての養成を受けることになる。基本的に団は予科(つまり一番下っぱ)の所属とされている。予科の子どもたちは基本的に安全な「犯罪捜査」や「テロ活動の防止」などの低いクラスのミッションで実戦経験を積むが、本科の子どもたちは「テロリストや軍隊を相手にする実践戦闘」や「ハザードマーク付き危険物の警護」などの危険なミッションで実戦経験を積む事になる。 前身は第二次世界大戦時まで存在したGAMBITの子供部隊であり『MISSON:BEGIN』では「子供部隊」に「エンブリオ」とルビが振られている。 黒い看護師 組織内のサポートメンバーであり「特務養成課(エンブリオ/EMBRYO)」候補生のサポートする場合は「ソーマ」の投与(候補生たちがソーマに依存しないように「出来るだけ痛い打ち方」)を行う他、各方面でのカバーを請け負う。その職務上「ショタコン」及び「ロリコン」は厳禁。 ソーマ(神酒) クリプト王家に伝わる伝説の秘薬。王家の血を引く子供に投与すると体格を含めて身体能力が成人並みに向上し、王族に秘められた特殊能力が発現する。長らく製法が失われていたが、第二次大戦中に日本の研究機関「登戸研究所」にて解析され再現に成功し、再び使用されるようになった。 ソーマの効果には個人差があり、効果が現れる年齢もまちまちで効果時間も違う。そのためエンブリオに入った子供スパイは定期的にソーマを投与して効果が現れるか確かめる「変身検査(メタフォーチェック)」を行っている。初めての大人化は「初変(ファーストインパクト)」と呼ばれ、しばらくは不安定な状態が続き、ここから変身時間が安定するまでにはけっこうな時間がかかる。 アマルガン 現在の世界のパワーバランスを良しとせず、世界の全てを引っ繰り返さんと企むテロリズムスパイ組織。現世界の維持を求めるギャンビットとは対極にある存在で、水面下で様々な組織に草(スリーパー)を潜ませていた。近年活動がより活発になっており、ギャンビットやアプラクサスなどの世界のバランスを保つ活動を行ってきた旧来組織にとっては頭が痛い存在となっている新興組織。 永劫王(アプラクサス) 国連情報部。国連の擁するスパイ組織。スパイ組織の古参であるギャンビットとは親密な関係にあり、時折トップ会談が行われる。 この項目は、漫画に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:漫画/PJ漫画/PJ漫画雑誌)。項目が漫画家・漫画原作者の場合には{{Manga-artist-stub}}を貼り付けてください。
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