組織・地理関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 18:40 UTC 版)
「GUILTY GEARの用語集」の記事における「組織・地理関連」の解説
国際警察機構 当該作品において世界の治安を維持している警察組織であり、全世界に支部を展開している。この組織にはかつてカイが長官として所属しており、警察とは部署が異なる立場の彼をそのポストに就かせていることから、後述の聖騎士団を前身としている節が見受けられる。 聖騎士団 ギアに対抗するために結成された組織。飛空挺に師団ごとに乗り合わせていて、ギアの掃討以外にも被災者の救助なども行う義勇軍だった。実際にジャスティスを倒したのはソルだが、公には聖騎士団が退治し封印した事になっているため救世主扱いをされる事もある。『GUILTY GEAR』ではその名声を第二次聖騎士団員選考武道会の開催という形でテスタメントに利用されている。団長は初期は不明であるが、中期にはクリフ=アンダーソン、終期にはカイとなり、現在は解散した為に存在しないものの元メンバーの多くはカイを慕って国際警察機構に所属している。かつてはソルもこの聖騎士団に所属していた。 アサシン組織 創設者はスレイヤー。表向きは法で裁けない罪人を抹殺する為に結成された少数精鋭の団体という扱いだが、組織の実態は吸血鬼であるスレイヤーが自身の食糧となる人間の血液を確保する為に設立したものであった。だがスレイヤーが不老不死の女性シャロンと出会い、彼女と結ばれ所帯を持った為にその必要がなくなり、トップの座をザトー=ONEに引き継ぎスレイヤーは引退した。しかし時が経つに連れてその方針や組織の在り方が大きく変わって行き、組織は犯罪組織と化していた。そしてザトー=ONEの死亡によって一度は瓦解し掛けたが、ザトーの部下であったヴェノムを頭首に据え、今はその組織力を取り戻しつつある。現在は組織から離れていたスレイヤーや逃亡している身であるミリアが一時的に戻って来ている。 ジェリーフィッシュ快賊団 ジョニーをリーダーとする義賊的空賊集団。国際警察機構とは対立する立場なのだが、民間人の間では信頼が厚く、幾度となく警察機構と共に凶悪犯罪を解決した事もある。更にツェップやヴァーノン大統領とも繋がりがあり、単なる犯罪組織や空賊集団ではなく、終戦管理局が敵として重要視する程。メンバーがジョニー以外全員女性であり、基本的に男性は乗船できないが、例外としてカイ・チップ・ファウスト・テスタメント・ブリジットが乗船した事がある。 ジャパン かつての日本を指すと同時に、その跡地を指す。日本人はジャパニーズと呼称。人類に対し宣戦布告をしたジャスティスにより全土が壊滅、荒れ地のみが残る状態となった。その為ジャパニーズは希少種となり、保護をされることとなったが一部のジャパニーズは保護を拒否している。一説によるとジャパニーズには特殊な力があるとされるが、真相は不明である。 ジャスティスの意思によって消滅させられたとなっているが事実は違っており、起動実験中の事故によりバックヤードから現れた存在を消滅させるために、あの男によって止むを得ず撃ったガンマ=レイの巻き添えで消滅した事が明かされた。 ジャパニーズコロニー 各地に点在するジャパニーズを保護している施設。コロニーに住むジャパニーズは『市民』として扱われ、一定の生活が保障されている。 また「コロニーに入るとそこからは出られない」と言われており、内部では治療と偽って何かの実験を行っているらしい。 ジャパニーズは保護の有無に拘らず外の世界で行動することを法律で禁じられており、これを破ると重罪となってしまう。その為、一部のジャパニーズは自身の出自や身分を偽り、コロニー外の世界で活動・生活している。 『Xrd』のストーリーモードにおいて「コロニーからの出国が実現された」との知らせを報じるニュースが発信されている。 終戦管理局 聖戦を仕組んだと思われる組織。警察機構の上層部に入り込んでおり、ロボカイを主戦力にある計画の為に動いた。ソルやカイの活躍によって事実上消滅しているが、一部は残存している。 『Xrd』のストーリーモードで、この組織が実はアサシンと密接な関係にあったことがヴェノムの口から語られている。 ツェップ 要塞のような姿の巨大飛行艇を国領とする浮遊国家。魔法が理論化(法力)されてから多くの国が旧機械科学文明を放棄したのに対し、この国はそれを保持している。 以前は軍事国家として存在していたが武道大会終了後、ガブリエル大統領(ポチョムキンの元教官)を始めとしたメンバーがクーデターを起こし成功、平和的自治権を手にした。 ただし科学文明を保持しているとはいえ、法力そのものを完全否定しているわけではなく、通信や生活の一手段として最低限は利用している。 イリュリア連王国 世界で最も栄えている国家。成立以前の地理的にはユーラシア大陸の大半やヨーロッパに該当。首都はイリュリアで、第一連王カイ・第二連王レオ・第三連王ダレルという複数の王によって統治されており、特例によって二人の連王の連名があれば連王の一人を退陣させる事が可能。 東チップ王国 『Xrd』以降に名目上建国している未承認の小国で、チップの手で設けられた(国として認められるために申請中)。小国となっているが、その規模は大型村落程度であり、かつ『王国』と銘打ちながらも国体は君主制でなく共和制を意識したものとなっている。 住民のほとんどはかつて荒くれ者として動いていた存在をチップが世界中から集めたもので、同時に、チップの手解きにより忍術を体得していることから住人一人一人が忍者として活動・生活する特殊な国家の一つとして見られている。 また、ジャパニーズコロニーに類似した形式の区画が設けられていることも特徴の一つであるが、チップの間違った日本観の影響によるものなのか、建築物に平仮名ばかりを表記した看板が取り付けられるなどの怪しげな雰囲気を漂わせている面が見える。 元老院 世界の大半を支配している組織で正式名称は「国際連合元老院」。発足時の構成員はバルディウス、クロノス、アクソス、リブラリアの4名であり、発足当時から組織はこの4名で長年運営されている。 イリュリア連王国を陰から支配しており、この国の王は同組織によって決められ、王となった人間は即位後からその組織の傀儡として生きることが定められたも同然となっている。 また、世界統治の裏で「世界の秩序」と逆の存在とも言えるヴァレンタイン達とも通じている。実は全員が『使徒』であり、ジャスティスの再起動と魂の融合を目的として動いていた。 その後、ソル達によりバルディウスが倒され、それから連続して残り使徒も野望が阻止された結果、組織は壊滅へと追い遣られた。 聖皇庁 当該作品において最大の公的機関であり、世界の頂点に立つ組織でもある。この機関の最高位に立つ存在は『聖皇』と呼ばれており世界の象徴でもある。 その権力は元老院を凌ぐ絶対的なものとなっている。元老院を最高顧問とし、同組織を介する形で世界を管理し統治している。 聖皇の座に治まるアリエルスはイリュリア連王を始めとする多くの民から絶対的な信頼と尊敬の念を受けていたが、彼女は自身の立場を利用する形で恐ろしい計画を企てていた。
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