素質・取り口とは? わかりやすく解説

素質・取り口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 04:40 UTC 版)

北太樹明義」の記事における「素質・取り口」の解説

均整のとれた体格をしており、足腰強かった。また前述通り様々なスポーツ経験しているため、高い運動神経持ち師匠によると入門当初から目立っていたという。 左四つ得意となっているが、差し身にはこだわらず左右からのおっつけ生かした押し相撲見せることが多い。立合いでのかち上げのど輪強く若手時代はむしろ突き押し中心であった。また勝負勘にも長け速攻相撲見せる事もしばしば。うっちゃりも得意で、相手は右の上手を掴まれたら土俵際気をつけなければいけなかった。ただし膝を痛めていることからうっちゃり頻度減り本場所土俵では2011年7月場所最後にうっちゃりでの白星無くなった玉ノ井親方相撲大き過ぎるのが弱点で、もう少し緻密な攻め出来れば十分幕内定着できると評していた。 左膝の怪我慢性化していた時期があり、2012年7月場所にサポーター外して本場所土俵上がったことが確認されるまで4年もの間において取組中に装着されていた。 年齢重ねてからも立合い威力目立った低下見せておらず、2016年5月場所7日目対戦相手である宇良はその取組後に「今日自分作戦というよりも(相手の)かちあげ気をつけ感じ若干かすったけど。かちあげ食らうか、食らわないかの勝負食らった死んでましたよ」とコメントしている。 立合いについては2014年1月場所14日目の大砂嵐戦で不成立3度あったことで相手と共に注意を受け、その時の様子審判部長の伊勢ケ濱が「北太樹はもともと合わせづらい」と評している。その後立合いできちんと手を付かないことから、2016年10月28日行われた土俵祭りの後に師匠山響友綱審判副部長から注意受けた

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素質・取り口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 17:55 UTC 版)

北勝力英樹」の記事における「素質・取り口」の解説

立合いから諸手突いてのど輪(特に右が強い)からそのまま一気押して出る怪力型の取り口ツボにはまれば電車道勝負決め豪快な相撲見せた。その一方で四つ相撲不得手であり、一度組まれる為す術がなく負けてしまう場合が殆どであったまた、腰が硬く胴が短い体型の為腰高仕切りになり、また自分呼吸立とうとするため突っ掛けることが非常に多く立合い酷評されていた。立合い不成立繰り返し審判からの注意観客からのブーイングを受けることも少なくなかった土俵上で感情顔に出さないポーカーフェイス。「目標横綱」「いつも15全勝するつもりで取っている」「この世界入った時から(幕内最高)優勝目標にやってきた」と強気に公言していた。

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素質・取り口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 08:22 UTC 版)

栃ノ心剛史」の記事における「素質・取り口」の解説

非常に力が強く足腰も強い。握力左右ともに90kgを超える右四つ相撲が得意で左上手を取ると力を発揮する万全な状態であれば右四つ左上がっぷりとなると横綱クラスをも寄り切る程の地力がある。その状態から豪快な吊り出し見せることがあり、土俵際でのうっちゃり足腰強さゆえによく決まる。極めて稀に内無双などの特殊技使用することもある(2015年1月場所11日目において、逸ノ城に対して使用)。 決まり手は主に寄り切りが多いが、投げ技力強く地力のある相撲を身につけてきている。調子良い時は立ち遅れ攻め込まれても上手投げ叩き込み逆転勝ち収める2013年7月場所に負った大怪我から復帰して以降それ以前より強くなったと評される事が多く2014年11月場所前の座談会では元文放送アナウンサー坂信一郎が「廻し取り方も下から取るようになった」と差し身向上した様子述べていた。同じ座談会では元テレビ朝日アナウンサー銅谷志朗が「十両であっても左上手を取ったら、絶対取りこぼし無かった」と安定感の向上を評価していた。 しかし2016年3月場所前の座談会では振分が「パワー一辺倒からもう少し器用さがないと」「大ケガをしたからさらにパワーをつけたんだなという感じがして、だからまたケガしかねない」と指摘しており、浦風も「自分力任せ相撲という印象なんだよな」と同調している。高崎はこれに関して右四つ左上手という型はあるんだけど、十分になるまでの工夫がもうちょっとほしいね」と注文付けている。大怪我をする前は受ける相撲であったがその後前に出るようになり、2017年1月場所前の座談会お笑い芸人のはなわが指摘している。2017年3月場所前の座談会では甲山(元幕内大碇)から「幕下まで落ちて復活したころはおっつけながら上手を取る相撲目立っていましたけど」と評され上で竹縄(元関脇栃乃洋)から「栃ノ心上半身だけで相撲取ろうとするのが、また目立ってきましたね。先場所(2017年1月場所)の休場するきっかけとなった一番もまさにそうでした」と再び相撲雑になったと指摘された。 合い口を見ると、関脇以下でも玉乃島朝赤龍といった一世上の左四つ力士に対して不利であり、同じ左四つなら宝富士とも合い口はあまり良くない大関以上に左四つ名手が多いため、それらの力士にも苦労している。相撲が遅いのも難点であり、2017年7月場所などは20秒以上所要した相撲15番中6番、1分以上所要した相撲15番中2であったとはいえ型にはまったときには得意の右四つ相撲冴え渡り自然と身体付いてくるまた、立ち合い工夫して立つことも増えており、時折諸手気味に立つこともある。2018年1月場所は4日目高安戦で右のかかとが土俵外突きそうなところで残したり、13日目の逸ノ城戦ではやくみつるからも「頭を付けたり、胸を合わせるのを避けたりするのでは?」と思われたところがっぷりになったりと、力相撲や腰の強さ最大限発揮された。 2018年1月場所後の武蔵川コラムでは、自分の型があるからこそ優勝までたどり着けたのだと評価され今後について突っ張り押し覚えて相撲の幅を広げるべきだと助言されている。初優勝した時点では自分でも突っ張りや右からのおっつけある程度できるようになっている2018年7月場所で新大関昇進した7日目から休場した新大関休場武双山以来18年ぶりであり、大関2場所目の角番2000年武双山以来となった大関陥落場所である2019年5月場所も怪力健在で、初日千代大龍戦では198kgの巨体を2回吊り上げ寄り切り勝利している。翌二日目大栄翔戦も、万全に組み止め吊り出し勝利した2020年1月場所3日目竜電戦での敗戦について16高崎AbemaTV解説席において、怪我による稽古不足で相撲ぎこちなくなっていると分析していた。14玉ノ井12日目の相撲に関して「右を差したら右に寄るという定石忘れて真っ直正面に寄るため小手振られる」という趣旨指摘をした。 30代に入ると経験値と勘を活かした相撲目立ち2020年9月場所中日貴景勝戦で叩き込みによって白星収めた際は花田虎上が「巧いですよね。やっぱり経験ですよね。相手心理読んでどういう相撲を取っていくか。悔しいですよね」と貴景勝心中察しつつ栃ノ心評価していた。一方7代高砂はこの場所の相撲振り見て安易な変化多用苦言呈していた。

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素質・取り口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 08:38 UTC 版)

日馬富士公平」の記事における「素質・取り口」の解説

幕内では一、二を争う軽量力士であったにも関わらず最高位横綱登り詰めた尊敬している力士は、同じく軽量だった元大関初代貴ノ花稽古熱心な力士として知られており、ビデオ初代貴ノ花相撲研究していた。2012年7月場所、綱取り時期からは元横綱千代の富士相撲参考にしていることをしばしば語る。 非常に強気な面が目立つ力士であり、物怖じしない言動随所見られた。既に三役定着していた2007年平成19年9月場所では、新入幕にして優勝争い展開する新鋭豪栄道挑戦送り吊り落とし大技退け三役なめられては困る」と三役常連としてのプライド示した同年11月場所にも「全部勝ちたい負け相手はいないと思っている」と強気一辺倒姿勢臨み、見事2場所連続二桁勝利を挙げて大関取り足固めをした。2008年1月場所前の横審稽古総見でも復帰した朝青龍白鵬の両横綱申し合いにただ1人割って入り朝青龍ぶつかっていく向こう意気強さ見せるなどした。このような前向きな姿勢と場所ごとに力強さを増す取り口などから、強力な大関候補として期待されていた。 日馬富士のかつてのブログタイトルにもあったように「真っ向勝負」を身上としていた。体の重心が低い所にある上に、足腰が非常に強く変化喰いにくく、土俵際での粘りもある。立合い鋭く相手突き刺さるようであると形容されており、朝日山(元関脇琴錦)からも絶賛されている。現代力士の中では相対的に軽量であるにもかかわらず突き押し相撲出足鋭く腕がよく伸び相手真っ直ぐに土俵外に出すことができるほどの力があった。廻しをとっての投げも、白鵬下すほどの鋭さ誇っていた。また、肩が非常に柔らかく、他の力士では考えられない位置から廻しを取ることができた。対白鵬戦では特にこの特徴発揮され、上手を与えず攻め続けることもあった。調子の悪い場所では低い立ち合い行わず立ち腰で上手を取り行き投げから攻めていた。 大関横綱昇進した頃の日馬富士は、右からの突き放し強烈で、立ち会いから突き放し相手圧倒して二の矢スピード持ち味であった2017年時点では右ひじの怪我から突っ張り思うようできないものの、立合い鋭さでそれをカバーしていた。同時点では、突っ張れない時は前まわしを取って対処していた。 大関昇進前は真っ向勝負イメージ逆手取り立合い変化を使う事も多かった2005年平成17年11月場所9日目の琴欧州当時)戦では負けたものの、「変化はしたくなかった。これから対戦する相手だから」と語るなど真っ向勝負におわせる発言をしていた。相手変化警戒しないので非常に決まりやすいため、実際に多く取り組み変化用いていた。また2008年9月場所は12勝を挙げたが、勝ちにいく相撲を取っていたために変化目立っており、客席からも冷ややかな声があったと夕刊フジ取材答えている。ところが、大関獲りとなった11月場所では、変化用いことなく13勝し、大関昇進果たしている。しかしながら2009年5月場所では11日目稀勢の里戦で立合い変化しとったり勝利を収めるなど、大関となった後も完全に変化捨てたわけではなかった。この取組では、全勝と1敗の対戦熱戦期待されいただけに、館内落胆の声に包まれた。しかし、横綱昇進してからは変化らしい変化は陰を潜めた三役定着の頃から上位陣には闘志むき出しにして強さ発揮するものの、時に同等以下の力士にあっさり取りこぼしてしまうことがあり、大関横綱になった後もなお完全には改善されなかった。 日馬富士はその軽量注文相撲何より外国人力士という境遇朝青龍暴行事件引退追い込まれたこともあり、当時外国人力士昇進に関して平素以上に慎重な空気があった)、さらにしばしば上位苦しめ安美錦と同じ部屋であるために綱取りに際して厳し意見飛び交い横綱審議委員会内館牧子至って2009年平成21年7月場所前に「2場所連続優勝すれば横綱昇進というのであれば横審いらない」と発言し日馬富士綱取りには極めて高レベル成績要求された。こうした横審逆風遭う中、2012年平成24年9月場所にて2場所連続全勝優勝決め、見事横綱昇進果たした。2場所連続全勝優勝での横綱昇進は、1994年11月貴乃花以来実に18年ぶりのことである。 横綱昇進以後持ち前集中力と鋭い立合いや素早い攻め白鵬に次ぐ存在として角界引っ張っていた。 しかし下位力士取りこぼす癖は改善されておらず、金星配給してしまう事も多かった。 特に3日目日馬富士にとって「鬼門と言われており、特に平成28年春場所から平成29年春場所に至るまで、実に7場所中6場所で3日目黒星喫している。平成29年夏場所では勝利している。 逆に場所が進むにつれて調子上げていく傾向があり、平成28年名古屋場所のように序盤中盤平幕相手に星を落としていながら優勝争い展開する相手直接対決で自ら引きずり下ろし優勝をさらうこともあった。調子の波が激し部分があり、良いときは横綱昇進した場所のように全勝し相手圧倒していくが、調子が悪い場所では序盤大きく星を落としてしまうことも散見された。 優勝回数9回、うち全勝優勝3回歴代横綱比較して上位記録だが、全6場所のうち、春場所だけ優勝経験がない(ただし序ノ口三段目優勝したのは3月場所である。)。

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