大関陥落とは? わかりやすく解説

大関陥落

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:28 UTC 版)

髙安晃」の記事における「大関陥落」の解説

3度目角番として迎えた11月場所は、7日目終了時点で3勝4敗の黒星先行精彩欠いていた。そして中日には、大相撲史上初の幕内土俵入り済ませた後、支度部屋での準備運動中に腰痛悪化ぎっくり腰)を訴えて突如休場発表し宝富士戦は不戦敗となった土俵入り参加の後、いきなり休場発表されたために客席大きくざわついたという。その後再出場しないことを宣言し大関で2場所連続負け越しした為に来場所は関脇地位陥落決定した大関在位場所数15場所であり、現時点では把瑠都並んで歴代10タイ短命大関である。 場所後の11月27日12月1日から開始される冬巡業初日から休場することが相撲協会から公表された。2020年1月8日尾車部屋行われた二所ノ関一門連合稽古では関取衆で最多番数となる19番取り相撲解説者北の富士勝昭も「(高安は)思ったよりいい。あれだけ番数をこなせる。吹っ切れていた」と、復活予感した。 2020年1月場所10勝すれば大関特例復帰出来るという状況の中、初日から精彩欠き黒星先行が続く。そして9日目の宝富士戦で6敗目を喫してしまい、1場所での大関特例復帰消滅した。この場所は6勝9敗で終え来場所は平幕陥落することとなった2月9日第44回日本大相撲トーナメントでは2年連続2回目優勝果たし好調示した28日堺市尾車部屋大阪場所稽古場行われた二所ノ関一門連合稽古では貴景勝10番三番相撲行い、7勝3敗。 しかし、3月場所初日から4連敗し4日目鶴竜戦で左足負傷したため5日目から協会に「左大腿(だいたい)二頭筋損傷半腱様筋損傷半膜様筋損傷で約4週間程度安静加療の必要見込み」との診断書提出して途中休場となった東前13目としてむかえ7月場所は、初日琴ノ若敗れるなど、不安な滑り出しであったが、11日目から千秋楽まで5連勝終え10勝5敗と二桁勝利となった。また6日目には元大関照ノ富士対戦し勝利している。この場所を優勝することとなった照ノ富士平幕力士唯一黒星をつけ、存在感示した2020年8月6日杜このみ7月中旬入籍していたことが公表された。杜このみ同時点で妊娠4ヶ月であり、2021年2月出産予定であると伝えられた。当の高安は「男の子だったらお相撲さんに。女の子だったら演歌歌手に。どっちかな」と誕生心待ちにしている様子見せた東前頭6目としてむかえ秋場所では、中日時点で6勝2敗と優勝争いトップ並んでいた。しかし、9日目から、好調若隆景阿武咲正代立て続け敗れ優勝争いから脱落。しかし12日目からは4連勝とし、2場所連続10勝5敗となった2020年10月22日合同稽古では御嶽海らと14番取って10勝4敗。稽古後、7月第1子誕生する予定である中「まだまだ引退するつもりはないです相撲頑張って第1子が)物心がついた時にいい姿を見せられるように、まだまだ頑張らないと」と語った11月場所返り三役西小結として迎え、8勝7敗で終えた2020年12月18日両国国技館内の相撲教習所行われた合同稽古では、立ち合い左右にこだわらずに当たるなど、さまざまなことを試し関脇御嶽海小結照ノ富士らを相手13勝2敗と充実内容披露した2021年目標として、初優勝大関復帰掲げた2021年1月場所は東小結番付で9勝6敗で終えた2021年2月17日第1子となる長女誕生。 先場所同様、東小結でむかえ2021年3月場所は、初日明生敗れるも、その後9連勝し10日目時点後続と2差をつけていた。しかし、11日目には不調大関正代敗れ、2敗に後退。さらに13日以降は3連敗喫し最終的に10勝5敗で場所を終えた千秋楽勝てば敢闘賞受賞という条件がついていたが、碧山敗れたため、敢闘賞受賞できなかった。 東関となった5月場所は、中日時点で6勝2敗であったが、照ノ富士貴景勝敗れ優勝争いから脱落。それでも14日目には10勝目をあげて、2場所連続二桁勝利をあげた。ちなみにその場所は12日目に不戦勝勝ち越してインタビュー受けたが、その白星朝乃山不祥事よるものであった7月場所成績次第9月場所での大関復帰有り得る状況であったが、場所直前7月1日稽古後に急性腰痛症となり、場所を休場することが決定その時点では、9月場所での大関復帰絶望視されたが、3日目から出場した。 場所中、兄弟子稀勢の里荒磯部屋新設控える中で、部屋入門当初ら行っていた稀勢の里との稽古について「1万番以上はやっているんじゃないですかね」と振り返り部屋離れる稀勢の里惜しんだ9月場所11日目照ノ富士戦では寄り切り敗れて土俵下に落ちた際にすぐに起き上がれず、ぴくりともしない一幕があった。これには北の富士も「私も心配はしましたが、あの場合土俵下にいた審判もう少し冷静に動くべきだった思います高安動けなくなってかなりの時間、何もできず見守るばかりでしたが、とりあえ先に勝ち名乗りをあげるきだったと思うのです」と審判部の対応に注文付けていた。この負傷により、協会に「右大殿筋挫傷疑いにより約2週間安静加療が必要となる見込み」との診断書提出して12日目から休場した負け越し確定し、翌11月場所は6場所連続守っていた三役から陥落することが確実となった10月25日相撲教習所行われた合同稽古では関脇御嶽海らを相手に計14番相撲取り、「感触としては良かった攻め相撲を取れた」と振り返ったケガの状態については「打撲だったんですけど、もう大丈夫です。順調ですね」と万全強調した2022年3月1日、妻の杜このみ公式ブログ第2子妊娠明らかにし、同年夏頃に出産する予定示した3月場所は、一時期170kg台中盤まで落ちた体重筋力トレーニング食事稽古で183kgまで戻しNHK大相撲中継解説務めた21間垣が「食べ頃というかジューシーというかみずみずしさがある。張りがある」と評価するほど見た目変化。この場所は絶好調2017年3月所以来となる中日勝ち越し決めた。さらに敢闘賞千秋楽結果関わらず受賞決定12勝3敗で若隆景との優勝決定戦進出するも、敗れて初優勝逃した優勝決定戦後、今後幕内最高優勝目指す意欲持っている旨を語った13二所ノ関は、若手時代脱走常習犯であった高安がこの場所で優勝目前まで奮闘したことに対して「まさか関取になるとは思わなかった力士ですから。優勝するなんて夢にも思っていない」と笑ったまた、場所のちょう1年前、高安との三番稽古力強さ重さ感じなくなり高安終わり感じたが、この場所の高安13二所ノ関は「肩から背中張りがすごい。腰まわりもかなり太い。ハムストリング復活した」と目を見張っていた。13二所ノ関また、稽古で胸を出して工夫しながら若い衆稽古できているのかもしれない推測していた。 5月場所前の5月1日部屋若い衆50相撲を取るなど猛稽古順調に仕上がっている旨を語った。場所直前北の富士コラムでは、高安優勝候補挙がっていた。しかし場所では幕内上位の壁に阻まれ優勝争いどころか6勝9敗の負け越し6月6日力士による出稽古2年3ヶ月ぶりに再開され自身も早速追手風部屋出稽古行った13二所ノ関部屋から独立して以降部屋若い衆としか稽古できなかった中での出稽古再開であった

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