暴行
暴行事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 01:31 UTC 版)
2019年7月17日、週刊新潮電子版は、石崎が秘書の男性(退職済み)に暴言を浴びせた音声を配信した。同時に、石崎がこの秘書に対して殴る蹴るの暴行を加えた容疑についても報じた。元秘書は、同年5月から数百回にわたり暴行を受けており、連日殴られたことで腕に青あざができたとして、同年6月新潟県警察に被害届を提出していたことも明らかとなった。 同年7月17日、石崎は複数の県連幹部に電話で「迷惑をかけた。しばらく休養する」と伝えた。4日後に投票を控えた参院選について応援などの活動を自粛。7月21日、参院選新潟県選挙区(改選数1)の投開票が行われ、現職の塚田一郎は落選した。自民党新潟県連内で、原因の一つとして石崎の責任を問う声が上がった。 同年7月25日、週刊文春8月1日号が発売。石崎が外国人女性に売春をもちかけていたことが明かされた(後述)。同日、党県連は、石崎に対する除名や離党勧告などの厳しい処分を下すよう党本部に求める方針を決めた。新潟1区内でも選挙区支部長の辞任を求める声が出た。8月2日、石崎がメールで自由民主党新潟支部長(自由民主党衆議院新潟1区支部長と同義)を退任する意向を表明し、翌3日承認された。副支部長を務める高橋直揮新潟県議会議員は事実上の解任であるとし、2日に電話した際の様子として、睡眠障害や蕁麻疹といった症状が出ていると号泣しながら話していたというエピソードを紹介した。 同年9月25日、新潟県警察は石崎を傷害罪と暴行罪の疑いで、起訴を求める「厳重処分」の意見付きで、新潟地検に書類送検した。書類送検を受け菅義偉内閣官房長官は記者会見で、「一般論として政治家は説明責任を果たすべきである」と苦言を呈した。27日に党県連は石崎に対し離党を勧告した。10月3日、石崎は事件の発覚以降初めて取材に応じた上で、議員辞職や離党をしない意向を示した。 2020年10月19日、新潟区検察庁から暴行罪で略式起訴される。同月22日、自民党に離党届を提出、同日付の党紀委員会で受理された。26日付で20万円の罰金刑が新潟簡易裁判所から言い渡された。
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