日本語の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 06:47 UTC 版)
助動詞:「なり」 < 助詞 + 動詞「に・あり」、「ぬ」 < 動詞「去(い)ぬ」、「つ」 < 動詞「捨(う)つ」、「た」 < 助動詞「たり」 < 助詞 + 動詞「て・あり」、「ます」 < 動詞+助動詞「参ら・す」、 接尾辞: 「〜みたいだ」 < 動詞の過去形 + 助動詞「見た・ようだ」、「〜ちゃう」 < 補助動詞「〜てしまう」など多数ある。 助詞:「くらい/ぐらい」、「ほど」、「だけ」、「ばかり」(名詞から)、「を・もって」、「に・おいて」(助詞 + 動詞から) 接頭辞:「御(お)」 < 「おん」 < 「大御(おほみ)」 終助詞:「かしら」<助詞+動詞+助動詞「か・知ら・ん」
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日本語の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:50 UTC 版)
促音や拗音は全て直音として扱うことが多い。 アナグラム→グアム・奈良(先述にもある) ウィキペディアン→北京で言い合う(ペキンディィアウ) 豚が座らん→菅原文太 釜と釣竿→松坂桃李 老後、長生き→稲垣吾郎 阿藤快→加藤あい パラグアイ→バイアグラ(濁音と半濁音を同一視)
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日本語の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:16 UTC 版)
日本語においては、随筆家の内田百閒が、「ハマクラカム(鎌倉ハム)」「ババタノタカ(高田馬場)」、「コンデルスゾーンのメンチェルト(メンデルスゾーンのコンチェルト)」などとして楽しんだことが知られる。 倒語に分類されることもあるが、1960年代〜80年代のジャズ演奏家の間では、「調子いい」を「C調(しいちょう)」、「銀座で寿司」を「ざぎんでしーすー」などとする言葉遊びが隠語として使われ、のちにテレビを通じて有名となった(ズージャ語も参照)。 ムーブメントを起こした例としては、1980年代後半のテレビ番組「いきなり!フライデーナイト」において、姓名の語音転換に限定した投稿コーナー「しりすえもんじ(森末慎二)」が人気を集めた事例があり、ネタをまとめた書籍も出版されたほどである。同コーナーでの代表的なネタとなった「けつだいらまん(松平健)」は、後に魔夜峰央「パタリロ!」(第56巻)、漫☆画太郎「けつだいらまん物語」(短編漫画集「まんカス」収蔵)、アニメ「銀魂」(第227話)、大喜利サイトboketeなどに流用された。 黎明期のインターネットでも、人気サイト「スレッジハンマーウェブ」の企画として、人名に限らない頭音転換の投稿コーナーが盛り上がった例がある。ただし、このサイトで殿堂入り的な高評価をされた4作品(通称:四天王)「けつだいらまん」「マール・ポッカートニー(ポール・マッカートニー)」、「しりもんいち(森進一)」「コーモンでぐれ(デーモン小暮)」は、前述の番組本に掲載されていたネタの流用であった。 2010年代後半には、「5000兆円フォント」と呼ばれるロゴジェネレーターで作成した番組テロップ風のパロディ画像の文句として、「チャラチャラのパーハン(パラパラのチャーハン)」や「カツカツグレー(グツグツカレー)」などのネタをTwitterや大喜利サイトに投稿する一時的なブームがあった。 変換後の表現のパターンとしては、内田のように無意味で滑稽な言葉の響きを楽しむナンセンス系のネタと、しりすえのように別の意味が発生することを面白がる駄洒落系のネタがある。前者の著名な例として「ジャイケル・マクソン(マイケル・ジャクソン)」、後者には「ゴリラゲイ雨(ゲリラ豪雨)」がある。 他に、阿藤快と加藤あいが頭音転換の関係にあることが知られている。
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日本語の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 09:42 UTC 版)
日本語の愛称形成では、2モーラを単位とする韻脚と単位として形成されることが知られている。 太郎 → たーちゃん、たっちゃん、たろちゃん 花子 → はーちゃん、はんちゃん、はなちゃん 上の例では、「太郎」「花子」をもとに、多くの愛称が作られることを示しているが、同時にすべての例で「ちゃん」の前の縮小系は2モーラである。これは、2モーラを単位とする韻脚を基準とした韻律形態論の例である。また芸者言葉などでは、田中さんが「おたーさん」になるように、2モーラ1重音節が単位となる。 また英語でも、多くの省略パターンが重音節を基に作られる場合が多い (professor → prof など)。
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日本語の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 06:42 UTC 版)
謙譲表現「読ませていただきます」を誤って「読まさせていただきます」とする「さ入れ言葉」は、このような謙譲表現を使い慣れないことに加え、「ら抜き言葉は誤りである」→「『読ませていただきます』は『さ抜き言葉』である」といった誤った規範意識の適用から生じる。 外来語の発音に関する例英語などに含まれるdiが外来語化される際、ディではなくデやジで置き換えられることがある(例:disco→デスコ)。そこから、外来語に含まれるデはディにする方が元の発音に近くなると誤解し、「正しい発音」のつもりで「ディ」と発音しないものまで「ディ」と読んだり書いたりする。 (例)デスクトップ (desktop) →ディスクトップ、バングラデシュ (Bangladesh) →バングラディシュ、デアゴスティーニ (De Agostini) →ディアゴスティーニ。 インストール (install) という語の「ストール」を英語のstoolの日本語訛りと誤解し、「正しい発音」のつもりでインストゥールと読んだり書いたりする。 英語などでvと発音するものが外来語化される際、ヴではなくバ行音で置き換えられることがある(例:volleyball→バレーボール)。そこから、外来語に含まれるバ行音はヴと発音する方が元の発音に近くなると誤解し、「正しい発音」のつもりでヴと発音しないものまでヴと読んだり書いたりする。 (例)ベートーヴェン (Beethoven) →ヴェートーヴェン、アラブ (Arab) →アラヴ、バランス (balance) →ヴァランス、デビュー (début) →デヴュー。 九州方言などでは、セやゼをシェやジェと発音することがあり、訛りとして指摘されやすい(実際には古い発音の残存)。そこから、「シェやジェという発音は全て訛りであり、標準語ではセやゼに直さなければならない」と誤解し、「正しい標準語」のつもりで「ジェイアール」を「ゼイアール」と発音する。[要出典] 書記言語や正書法は実際の発音通りには書かれないことがしばしばあるが、そのような場合に表記通りに発音することが正しい発音であると誤解されることがある。例えば、「言う」という語は「いう」と表記するものの、発音上は「ユー」が正しく「イウ」と発音するのは誤りであるが、表記につられて「イウ」と発音するなど。 歴史的仮名遣いで「ひ」と表記するものを現代仮名遣いでは「い」と表記する場合がある(例:仮名遣ひ)。そこから、現代仮名遣いで「い」と表記するものは歴史的仮名遣いでは全て「ひ」と表記すると誤解し、歴史的仮名遣いを使おうとして「美しい」や「分からない」を「美しひ」や「分からなひ」と表記する。ほかに歴史的仮名遣い風に綴ろうとして誤る例として「かおり(香り)」を「かをり」でなく「かほり」と表記するなどがある(もっとも、定家仮名遣では「かほり」が正しいとされる)。 漢字を手書きする際には様々な書き方があり、第二次世界大戦後の漢字政策でも、印刷文字は字形の統一や簡略化が進められたものの(当用漢字・常用漢字)、手書き文字に関しては細部の違いは誤字としない方針がとられてきた。しかし、「木の2画目をとめるかはねるか」など、必要以上に漢字の細部にこだわり、本来問題視されるべきでない書き方まで誤字と見なす風潮が教育現場などで広まっており、2016年2月29日にはこの風潮を憂慮した文化庁が改めて指針を出す事態となっている。 現代日本語は平板化の傾向があり(例:「ゲーム」「ビデオ」を頭高型ではなく平板型で発音するなど)、一方それへの反発意識も存在する。この意識が働きすぎたあまり、本来平板であるものまで頭高で発音する例がある。例:東京のアクセントでは、「2月」「4月」は従来平板型であるが、「平板型は正しい日本語らしくない」という意識が働きすぎて頭高型で発音する。 関西や四国など京阪式アクセントの方言の話者が標準語風に話そうとする際、標準語で「ます」「です」の「す」をはっきり発音しない(無声化)のをアクセントの下降と捉え、無声化ではなくアクセントを変えることで、元の方言とも標準語とも違う不自然な発音になることがある。なお、「ますが」「ますね」のように後ろに助詞が続く場合などは、標準語でもアクセントの下降が生じる。例:なりますぅ(関西)/なります(東京)→なりますぅ(どちらでもない発音) 例:ごはんですぅ(関西)/ごはんです(東京)→ごはんですぅ(どちらでもない発音)
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日本語の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:15 UTC 版)
借用語の他には、いわゆるウ音便や撥音便の関係したものが多い。 あわれ - あっぱれ 古い感嘆詞「あはれ」より。後者は中世初期から用例が見られる。語中のハ行音も二重語を生みやすい要因のひとつ。 こうむる - かぶる 古形は「かがふる」で、前者はウ音便形「かうぶる」に由来。後者は撥音便形「*かんぶる」から不規則的にン音の落ちたもの。ちなみに、同系語「冠(かんむり)」は「かがふり」に由来している。 石灰 - 漆喰 あきらかに借用語のからむ例。「漆喰」は当て字で、「石灰」の語が唐音の経路で借入されて定着したものである。 また、ひとつの英単語が日本語に入って二重化している例が散見される。 借入の段階で狭義化をきたしている例が多く、やや変則的なものも含むが、いくつかの例を挙げておく。 アイロン - アイアン iron 「鉄」。かたや火熨斗、かたやゴルフクラブと、日本語ではいずれも特定の道具名になってしまった。 セカンド - セコンド second 「2番目の」から、野球用語とボクシング用語に。後者については、初期の試合で第2試合に出る選手をリングサイドに置いたことから、second match 「第2試合」に由来するのだという。 ストライク - ストライキ strike 「打撃」より。前者は野球用語やボウリング用語など、後者は労働争議の一形態。 トロッコ - トラック truck 「運搬車」より。 マシン - ミシン machine 「機械」から。原義に近い前者に対して後者は狭義化しているが、sewing machine 「ミシン」の後半をとったものとも言われる。 ほか、「異なる言語からの外来語同士のセット」まで含めれば、「うどん - ほうとう - ワンタン」 「歌留多 - カルテ - カード - チャート」 「襦袢 - ズボン - ジャンパー」 「ゴム - ガム - グミ」 「オブジェ - オブジェクト」 とか、果ては「ホイール - サイクル - サークル - チャクラ」のようなものまで、多様な例を無数に挙げることができるが、これらのケースにおいては同語源性の定義自体が難しくなるし、やや雑多に過ぎ、普通は多重語とは言わない。 また、ときに「分別」(ふんべつ - ぶんべつ)のような「音読みと音読み」の組み合わせのものを例に含める場合があるが、こうした例では多くの場合、「字を並べるだけで新語ができてしまう」という漢字の性質上、同語源であることの立証が難しい。また単漢字語についても、「同じ字であることは同語源であることを必ずしも意味しない」ことに留意する必要がある。
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