リングサイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 05:18 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動リングサイド | ||
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著者 | 林育徳(リン・ユゥダー) | |
訳者 | 三浦裕子 | |
イラスト | 阮光民 | |
発行日 | ![]() ![]() |
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発行元 | ![]() ![]() |
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ジャンル | 純文学、連作短編集 | |
国 | ![]() |
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形態 | 四六判 | |
ページ数 | 320(日本版) | |
公式サイト | 小学館オフィシャルサイト | |
コード | ISBN_978-4093865883 | |
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『リングサイド』(原題:擂台旁邊)は、林育徳(リン・ユゥダー)執筆の文芸作品。2016年夏に台湾で発売され、2021年2月に小学館から日本語版が発売された。
概要
台湾ではマイナーエンターテイメントとされる「プロレス」をテーマに、市井の老若男女の、プロレスを含む特別な、あるいは日常風景を描く連作短編集[1]。
国立東華大学華文文学部大学院創作コース(東華大学華文文學系 碩士班創作組)での卒業制作として執筆を開始。「阿嬤的綠寶石(ばあちゃんのエメラルド)」が第18回台北文学賞小説部門大賞を受賞し、単行本として出版された。
台湾で現実に起こったプロレスの史実を土台に、台湾の田舎町・花蓮を舞台にしており、失われていく風景を交えて描く[2]。著者である林育徳の故郷も花蓮であるが、「特に自分の体験を意識して、小説に書き込んだわけではない」としている[3]。
日本語版では西加奈子、棚橋弘至が帯に推薦のコメントを寄せた。
収録話
- 退任の辞
- タイガーマスク
- 西海広場
- 紅蓮旅社
- 無観客試合
- テーブル、はしご、椅子
- ばあちゃんのエメラルド[4]
- オレンジアナウンサー失踪事件
- パジロ
- 青い夜行列車
脚注
- ^ “『リングサイド』著者 林育徳さんインタビュー「小説は、タイムカプセルだ」(後編)”. 太台本屋 tai-tai books (2021年2月20日). 2021年2月20日閲覧。
- ^ “棚橋弘至も絶賛 “中華圏初”のプロレス小説「リングサイド」日本上陸 ”. ENCOUNT (2021年2月19日). 2021年2月20日閲覧。
- ^ “『リングサイド』著者 林育徳さんインタビュー「小説は、タイムカプセルだ」(前編)”. 太台本屋 tai-tai books (2021年2月20日). 2021年2月20日閲覧。
- ^ “新刊『リングサイド』収録▷「ばあちゃんのエメラルド」まるごとためし読み!” (日本語). 小説丸 (2021年2月3日). 2021年9月4日閲覧。
外部リンク
「リングサイド」の例文・使い方・用例・文例
- リングサイドの席
- リングサイド席.
- (リングサイドから見るように)よく見えること.
リングサイドと同じ種類の言葉
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