与格受動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/07 04:18 UTC 版)
直接(対格)目的語以外に、与格目的語が主語となる受動態を許す言語もあり、与格受動と呼ばれる。日本語や英語は与格受動を許すが、フランス語・ドイツ語・トルコ語・モンゴル語など、与格受動が使えない言語も多い。 日本語の間接受動は、自動詞から受動態を作ることができる。これを許す言語はきわめて限られている。英語やフランス語はもちろん、朝鮮語もこのような受動態を用いることはできない。 日本語の例能動態「妹が 泣いた」 受動態「太郎が 妹に 泣かれた」 cf. * John was cried by his sister.
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