エンナカムイ勢とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > エンナカムイ勢の意味・解説 

エンナカムイ勢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:01 UTC 版)

うたわれるもの 二人の白皇」の記事における「エンナカムイ勢」の解説

オシュトル(ハク) 声 - 藤原啓治ゲーム) / 利根健太朗ゲーム『斬2』・アニメ本作主人公亡き親友オシュトルの意志仮面継ぎヤマト右近衛大将の後を継いだアンジュ帝位奪還のために、オシュトルとしての名声ハクとしての知略生かした指揮でエンナカムイ勢を率いて奔走することとなる。オシュトルに扮してからは、オシュトルが使っていた刀も使うようになるが、以前クオンハク貸した鉄扇を「友の形見」として使い続ける(鉄扇ハクの死を告げたときクオン返したが、クオンその場落としてそのまま去って行った)。 序盤こそ頼りない一面見せるものの、オシュトルとしてのカリスマハク知性徐々にだが発揮させていき、物語中盤差し掛かる頃にミカヅチ決闘の末に仮面の者(アクルトゥルカ)の力を完全に覚醒させる事に成功した。これ以降白兵戦時の戦闘力劇的にアップしヴライミカヅチといった八柱将とも互角以上に戦えるほどにまで成長する。そして仲間たちと共に朝廷軍対抗するため、味方となってくれる国々求めてヤマト国内奔走する。 ネコネとの関係は最初はかつてのオシュトルの代わりという気持ち接していたものの、次第互いに心を通わせるようになった。そして彼女がヴライの手の者にさらわれた際には身を徹して彼女を助け出し何よりも大切な存在として認めたハクであった頃の動物達惹かれる不思議な魅力健在ココポクラリン正体気づいていた様子示唆される過去ホノカ(帝の妻)に対して恋愛似た感情抱いていたと思われるまた、遺跡内のシーンから、クオンには異性としての好意があったと思われる熾烈な戦い通して心身共に鍛え抜かれ名将として成長遂げ国士無双英雄として世界危機救った物語終盤仮面の力を極限まで行使することで勝利を収めながらも魂を消耗しきってオシュトルと同様に塩と化して消滅する。 しかし、常世でハクオロにクオン危機知らされ半ば奪い取る形でウィツァルネミテアの権能受け継ぎ現世帰還クオン救い再び姿を消したその後次元境界に身を置いて時間空間超えながらウルゥル・サラァナと共に人助けをしつつタタリ不死契約から解放する旅を続けている。 オシュトル(ウコン) 声 - 利根健太朗 本来のヤマト右近衛大将前作ヴライとの死闘において仮面(アクルカ)の力を限界以上に引き出した結果、魂を消耗しきって力尽き死亡した身体が塩となって消滅する寸前ハク自分仮面渡しアンジュとネコネを託した本作では回想シーンなどで何度登場。 ネコネ 声 - 水瀬いのり オシュトルの妹。今作ではヒロイン的な立位置にある。「ハクを頼む」という兄の遺言からオシュトル(ハクの手助け行っているが、兄の死に大きく関わった罪の意識と、ハク人生奪ってしまったという思いから塞ぎがちになる。そして精神的に肉体的に追い込まれていき、ハクがオシュトルとして偽り続けていつしかハクという存在、また本当のオシュトルという存在消えていく事への恐れが、更に彼女を追い詰めていく。 その過程もあり序盤目の色や声精気無く朧とした雰囲気漂わせていたが、ハク自身優しさ触れて互いに心を通わせることで徐々にだが元気を取り戻し以前のような振る舞い見せるようになる。そしてハクもう一人大切な兄として認め、彼を最後まで心の底から支え続けたエピローグでは帝都でなくとも学問学べる事、そして今回の戦でエンナカムイへの移住者増えた事もあり、エンナカムイ発展助力し成長した國をハク見せたいエンナカムイ帰國し、城の書庫管理担当する殿学士となり、「家族」であるハク帰って来る事を信じて母のトリコリと共に待つ事にした。 アンジュ 声 - 赤﨑千夏 ヤマト皇女。帝崩御混乱最中何者かの策略で毒を盛られて喉が焼けただれ、声を出せない状態でいる。だが、元々桁外れ生命力持ち主であったことが幸いし、毒から回復した後は、自らも帝位奪還のためにカルラから譲られた(突如放り込まれた)鉄塊如き大剣担ぎ戦場出陣する。本作よりプレイヤー操作一人として加わる。 基本的な性格変化は無いもののヤマト統べる次期としての自覚覚悟を持つようになり、戦場交渉の場にも自ら赴くうになる。そして多く國々味方に付けて、ついに帝都にまで攻め上がりライコウ率い朝廷軍打破してヤマト奪還成功無事に帝に即位したシミュレーションパートでは、攻撃力仲間内随一だが、技に反動ダメージがあり、防御力がウルゥル・サラァナ同様最低値なので、慎重な行動求められるエピローグでは時折シノノンなどの縁者影武者立てて政務任せ、かつて帝がお忍び行っていた「世直し道中」を、ミカヅチムネチカ、そしてキウルと共に行い悪徳領主成敗しながらハク探している。そしてミカヅチ影響か、夜中にこっそり賭場出向く事もあり、その度ムネチカ説教されている。 アプリ版「ロストフラグ」では成長した姿で登場しており、カルラから譲り受けた大剣携えて単身世直し道中をしており、かつて帝が偽名として使っていた「ミト」の名を自身使っている。さらに法術使え大剣火神法術付加する事により灼熱化させて文字通り焼き潰す」などの荒技を使う。また、耽美本への追究は相変わらずで、各所旅しては「友」への土産として購入する。 後に子供時代の彼女も個別扱い実装され、ムネチカと共に作中の世界迷い込む事になる。ミトムネチカに対して子供時代折檻トラウマになっており、「赤の他人」として接していても苦手意識を持つ。 ルルティエ 声 - 加隈亜衣 クジュウリの皇オーゼン末娘15兄妹末っ子で穏やかで内気な性格好意感じていたハクの死を受けて人一倍衝撃受けて塞ぎがちな日々送っていたが、「もう誰も失いたくない」と精神的に成長し改め戦いに出ることを決意。戦を控えたエンナカムイ厨房を預かるようになる。 オシュトルに対し何度ハク重ねて感じることはあったが確信はなかった。ある事をきっかけハクがオシュトルの身代わりとして生きていることを知りそのままオシュトル(ハク)を見守る事となる。 エピローグではクジュウリ帰國しハク生きている事を信じいつの日かクジュウリ訪れる事を待ち続ける事にした。 ココポ 声 - 米澤円 ルルティエが飼っているホロロン鳥前作引き続き、その背に乗ってルルティエは戦う。 ハクにすぐ懐いたのと同様にハク扮したオシュトルにも懐いており、その正体に気がついている模様。 アトゥイ 声 - 原由実 シャッホロの皇ソヤンクケルの娘。物怖じしない明る性格独特な雅言葉で話す。ハクの死を受けて独特な生死観により動揺しなかったが、心の片隅小さな違和感覚えたナコク皇子であったイタク許嫁であることを知り、またイタクに対して良い感情抱いていたためナコク嫁ぐことを思い悩むが、自分気持ちが誰に向いていたのかに気づき、オシュトルの正体を知る。 物語終盤差し掛かる頃、帝として即位したアンジュの命により八柱将に抜擢された。 エピローグではシャッホロ帰國したものの、ハク生きている事を信じハク探す旅に出る事を決意、腕づくで阻止しようとするソヤンケクルや四天王叩きのめしノスリと共に旅に出たちなみにハクに対して彼となら良い子生まれるだろうと子作り計画入れている。 クラリン 声 - 三宅麻理恵 アトゥイのペットで、空中を漂うクラゲのような生き物。一応ヒト言葉理解できるらしい。 前作と同様、シミュレーションパートでは電撃で敵を攻撃することがある。 フミルィル 声 - 儀武ゆう子 前々作『うたわれるもの』で赤ん坊だった人物。かつてトゥスクル内で対立していた部族の間に生まれた子のため、一時ウルトリィが身柄預かっていた。 現在はクオン御側付きで、クオンにとって年の近い幼馴染のような関係。トゥスクル人物だが、クオンがオシュトルらの元に戻ったため、彼女の御側付きとしてエンナカムイ勢に加わることになる。 すぐに服がはだけたり、無意識のうちに色っぽい仕草をしたりして男性の目を非常に引くため、「傾国のフミルィル」と言われるほどである。 シミュレーションパートでは、術による遠近距離攻撃回復ができ、レベル上がるとネコネと同様に攻撃回復1ターン行動可能。また、女に他のキャラからの回復をすると「返礼」のカウンターをし相手周囲回復ができ「シュマリ」という式神召喚するシュマリ自体微力ながら射程長い回復術が使えるエピローグではトゥスクル特使としてクジュウリでルルティエと再会、「傾国」の名は健在で、ルルティエの兄達の心を射止めている。 キウル 声 - 村瀬歩 エンナカムイ皇子で、オシュトルとは兄弟誓い結んでいる。ハクたちの帝都脱出の際に仲間一時別れ、オシュトル直属の手兵やその家族を逃がす役目引き受け、彼らを率いてエンナカムイへと向かう。エンナカムイ到着した後は、オシュトル(ハク)の正体気付かないまま、変わらず義兄として接している。 後にハクこの世を去る直前正体現すと、義兄のオシュトルがすでにこの世のものではなくなっていたことを悟るも、ハクから後事託されその人間的成長評価されていることを知らされると、キウルもハクもう一人義兄として認めて見送る。 エピローグではヤマト大老となった祖父・イラワジの推しエンナカムイの皇になったが、本人のかつての願いアンジュ世直し道中同伴間者として活躍している。アンジュより「先帝から世直しの旅に必要なのは右と左家臣、そしてうっかり間者」として「うっかり」と名付けられた。 ノスリ 声 - 山本希望 没落した実家再興目指しかつてノスリ旅団という義賊の長だった少女。エヴェンクルガの出身であり、義を重んじる正義感の強い性格オウギの姉。 今作では一族再建という使命と目的を果たすために、エンナカムイ陣営大きく貢献していく。ハクへの想い押し殺すようにハクを見送る。そして、それは物語終盤に彼女が八柱将に抜擢されたことにより、ついに果たされる事となる。 エピローグではアンジュからハク捜索の任を与えられ、アトゥイと共にハク探す旅に出る。その際にアトゥイからハクの事をどう思っているのか聞かれ動揺していた。 オウギ 声 - 櫻井孝宏 ノスリの弟。諜報腹芸得意な切れ者ハクたちの帝都脱出の際に撹乱工作をした後は、キウルと共に帝都潜伏していた。その後エンナカムイ仲間元へと向かう。エンナカムイ到着した後は、オシュトル(ハク)を得意の諜報の任で補佐していくが、最初からオシュトルの正体に感づいていた節があるエピローグでは帝の御側付き地位与えられ、時々帝の影武者になっているシノノンやカルラなどのサポート行なっている。 ウルゥル・サラァナ 声 - 佐倉綾音 ハクが帝から褒美として賜った鎖の巫(カムナギ)と呼ばれる双子実際にハク護衛と帝との連絡役を任されているだけでなく、ハク隷属的な忠誠誓っている。エンナカムイ到着時は疲労困憊眠っていたが目覚めた後、ハクがオシュトルに扮しているのに直ち気付き彼の正体を隠すため呪法により助力する以後、「ハク遺言により、オシュトルを新たな主とする」という設定の元、従来通り“主”献身的に尽くそうとする。 主であるハクホノカや帝以外にはあまり感心が無かったが、物語通じて仲間たち対し友情のようなものが芽生え始めた最後次元境界へ姿をくらましたハク追いかけ、その傍ら仕えている。 ヤクトワルト 声 - 江口拓也 剣豪として様々な勇名を馳せる、義に篤い好漢。「陽炎のヤクトワルト」の異名を持つ。ウズールッシャ近くにあるレタルモシリの出身で、シノノンの義父戦闘の際には経験裏打ちされ剣技洞察大い貢献する一作目に登場したゲンジマルがレタルモシリを訪れていた頃に彼の剣術見て学び、それがヤクトワルトの武人としての基礎となっている。 エピローグではアンジュとの公約通り帝都屋敷と禄を与えられ、帝の御側付きとして、時折帝の影武者演じるシノノンの成長見守る事となる。 シノノン 声 - 久野美咲 ヤクトワルトの養女。ヤクトワルトとはまた違った独特な、さらにませた喋り方をする。実父はレタルモシリ元族長のムカルで、ムカルの死後ヤクトワルトの養女として連れられている。キウルによく懐いている。 エピローグではヤクトワルトと共に帝都住み時折世直し道中の旅に出ているアンジュ影武者になり、「夫の帰りを待ついい女」として世直し道中同伴しているキウルの帰り待っているムネチカ 声 - 早見沙織 ヤマト八柱将一人であり、アンジュ東宮傅担っている女傑トゥスクル撤退時の殿としてトゥスクル残り捕虜として軟禁され仮面(アクルカ)を没収される。後にエンナカムイ勢と合流することとなる。本作より、プレイヤー操作キャラの一人として加わる。 シミュレーションパートでは「鎮守ムネチカ」の異名通り防御力高く周囲防御力上げたりZOC発生カウンター攻撃をしたりする能力持ってる武人然とした立ち振る舞いとは打って変わり可愛いものが好き。 エピローグではアンジュ世直し道中御供保護者として同伴、「ムネさん」と呼ばれており、時々こっそり賭場出歩くアンジュミカヅチ説教をしている。 イラワジ 声 - 白熊寛嗣 エンナカムイの皇で、キウルの祖父。オシュトルとネコネからは「御前」と呼ばれている。オシュトルらのことも高く評価しており、危険であることを承知しつつも、彼らと彼らが連れてきたアンジュ快く迎え入れたエンナカムイ善政敷いて平和に統治していたが、自分戦いには向いていないことも承知しており、戦乱前にしてエンナカムイ全権をオシュトルに委ねた終盤で、帝に即位したアンジュによって大老(タゥロ)に抜擢され後任エンナカムイ皇にキウルを推挙した。 トリコリ 声 - 藤田昌代 オシュトルとネコネの母。エンナカムイ町外れ住んでおり、夫亡き後女手一つ二人育ててきた。躰が弱く、目を患っており現在は視力が殆ど無い。 途方もないほどの包容力慈愛持ち主洞察力高く、目の病にもかかわらずハクがオシュトルに扮していることに気づいた。さらにオシュトルの遺志継いで戦い抜こうとするハクの志と深い友情認めハクにとっても“母”として接する。 エピローグ帝都ではなくエンナカムイで働くことにしたネコネに対し服が似合っていると言う場面がある。また物語数回オシュトル(ハク)が目を医者に診せようとする描写があり、トリコリが医者にもう治せないと言われにも関わらずハクが診せようとした事から古代知識技術視力回復したともとれる。

※この「エンナカムイ勢」の解説は、「うたわれるもの 二人の白皇」の解説の一部です。
「エンナカムイ勢」を含む「うたわれるもの 二人の白皇」の記事については、「うたわれるもの 二人の白皇」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エンナカムイ勢」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エンナカムイ勢」の関連用語

エンナカムイ勢のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エンナカムイ勢のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのうたわれるもの 二人の白皇 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS