お返し
お返し(おかえし)は、人から物を贈られたときに、返礼としてその人に物を贈り返すこと。「うつり」、「おうつり」とも。
様々なケースにおけるお返し
結婚の場合は、半紙を20枚ずつ抱き合わせにして水引を結び切りにしておうつりとして、普通は、盆、袱紗、風呂敷などを返すときには、タメ、トメ、などと称して、白紙2枚くらいを四つ折りにしてそえることもある。また熨斗をいれることがあり、附木(つけぎ。硫黄を祝うの意にとって)、転じてはマッチなどが用いられる。
祝賀を受けたときは、当日から3、4週間以内に鰹節、赤飯、鳥の子、真綿、袱紗などをもちい、凶事弔慰のときは、忌明のときに白木綿、タオル、袱紗、まんじゅう、菓子などを返礼とする。
病気見舞いを受けた場合は、鰹節、赤飯など、旅行餞別を受けた場合は、旅行先の土産物、賀寿の祝いに対しては、鰹節、真綿、袱紗、頭巾、反物、掛け物、置物、鮮魚、餅などがよい。古稀、喜の字(喜寿)、あるいは米寿などはめでたい祝いだから、親戚、知人などに祝賀の詩歌、文章、絵画、書などの寄贈を乞い、記念帖などを作り分かつのもよい。また、香典返しもある。
第三者への寄付
お返しをせず、そのかわりに慈善事業団体などに寄付することもある。この場合はその人々にその理由を報じ、謝意を表するのが礼であるとされる。
返礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:59 UTC 版)
ホワイトデーでバレンタインデーの返礼をする事がある。コミックシーモアが2016年2月に調べたアンケートによると、20代から30代の女性が希望するホワイトデーの返礼の金額は、最頻値は「500円未満」の27%、次いで「500円~1,000円未満」の24%であった。。ブライダルジュエリー専門店の銀座ダイヤモンドシライシが2016年2月に調べたアンケートによると、20歳から35歳の男性が、好きな人(本命)へホワイトデーの返礼をする時の平均予算は、最頻値は「500円から1000円未満」の22.0%、次いで「1,000円~2,000円未満」の21.2%であった。また、33.6%の男性が、「貰ったものの金額よりやや多くお返しする」と回答し、次いで28.0%が「同額程度」、次いで14.4%が「お返ししない」と回答した。阪神百貨店梅田本店が2016年1月に調べたアンケートによると、45%の女性がホワイトデーの返礼に「がっかりした」と回答した。また85%の女性が、事前に好みを調べてほしいと回答した。また、同じアンケートによると、男性が返礼するときの予算は、最頻値は「もらった額と同等」の33%、次いで「2倍」の27%、次いで「1.5倍」の25%であった。そして、「女性の好みをリサーチする」と回答した男性は49%であった。
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「返礼」の例文・使い方・用例・文例
- 返礼の贈り物
- 私は彼の好意の返礼に贈り物をした。
- 人を返礼訪問する.
- 返礼する; (ほめられた後で)ほめ返す.
- 返礼のために[として].
- 彼からの贈り物の返礼に.
- …の返礼[返報]に.
- 返礼訪問をする.
- 返礼に何を贈ろうか.
- こればかりの物を貰って返礼をするには及ぶまい
- 返礼に何をやろうか
- こればかりの物を貰って返礼をするに及ぶまい
- こればかりの物を貰ったとて返礼をするのには及ぶまい
- 引き換えに、または返礼として
- 我々は、我々の税の返礼として多くの利益を得る
- 恩義の返礼として与えること
- 返礼する行為
- 誰かの振る舞い、または行動に対する感謝の行いまたは、返礼
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