女性の好み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:46 UTC 版)
美女に弱いのは銀の介・ひろし・しんのすけの三世代とも同じであるが、しんのすけの場合は好みにうるさく、絶対に恋愛対象は女子高生以上と決めており(例:酢乙女あいに幼稚園内で唯一「恋の虜」とならず、またあいの過剰なアプローチにもほとんど無反応)、周囲を呆れさせている。ただし、映画『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』では、14歳の少女つばきに本気で恋をしたという例外もあり、『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』の男性的な外見をしているマタ・タミにもベタ惚れしている描写があった。また、松たか子が19歳の当時には、彼女を例外的に好む趣旨の発言をしたこともある。アニメではみつこという50代の女性に「綺麗なおばあさん」と褒めている描写がある。ひろしくらいの年齢の女性でもストライクゾーンとのこと。作中の人物では大原ななこ(20歳)に恋をしている。そして相手がいくら美人でも、それが厚化粧しているためだったり実は男性だったりすると一転「冷めた態度」へと変貌するが、IZAMだけは例外的に「勘違い」の判明後も好む姿勢を見せていた。埼玉紅さそり隊の面々や神田鳥忍など、付き合いの長い人物に対しては、ごく普通の態度で接している。 また女性用の下着に興味を持っている。例えば、家ではみさえのショーツを帽子代わりにかぶる、ブラジャーをひまわり救出時のロープに利用、あるいは暴走族の車に似せた改造ベビーカー(=かつてはしんのすけが乗っていた)の旗に使う等である。また、お願いされたときに引き受ける際は「ブ・ラジャー(了解を意味する「ラジャー」)」と返事をする。受け答えに関してみさえにしばしば注意されるしんのすけだが、この返事は注意されない。 美人の言う事は全て信じてしまうため、美女の悪人に騙され利用されてしまうこともしばしばある(劇場版、作中の番外編)。しかし、チョキリーヌ・ベスタ、チーママ・マホ、プリリン・アンコック、マイハシなど、家族や知人に危害を加えたり、明らかに悪党であると理解した場合は美人の場合でも(最初は惚れても、後に態度を一変させて)敵対する。 本気で興奮すると「ポッポー」と声をあげ蒸気機関車のような状態になったり、鼻血を出すことがある。 しんのすけが実名で挙げた好みの実在する女性は、小宮悦子や岡本夏生、かたせ梨乃、細川ふみえ、雛形あきこ、山田まりや、さとう珠緒、新垣結衣、安室奈美恵、辰巳奈都子、藤原紀香、深田恭子、小倉優子、安めぐみ、原幹恵、内田有紀などで、グラビア系が多数。小宮、雛形、IZAMはその縁で映画にも出演しており、主題歌も歌唱している。 上記#性格の項目にあるように、奇怪な行動や嗜好で周囲の女子からは「変わった子」「変な子」などと認識されているが、決して嫌われているというわけではなく、普通の子では絶対に無いその強烈な個性に興味を惹かれ、一目置いたり気に止める女子も多く、事実作中では酢乙女あいから好意を寄せられたり、きゃりーや水戸アナといった意気投合する女子も少なくない。
※この「女性の好み」の解説は、「野原しんのすけ」の解説の一部です。
「女性の好み」を含む「野原しんのすけ」の記事については、「野原しんのすけ」の概要を参照ください。
- 女性の好みのページへのリンク