埼玉紅さそり隊
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「クレヨンしんちゃんの登場人物一覧」の記事における「埼玉紅さそり隊」の解説
1980年代のようなレトロなスケバングループ(3人なのでトリオ)で女子高生。原作では4巻、アニメでは「スケバンと対決だゾ」(1993年9月6日放送)から登場。2020年8月15日の放送で、女子校に通っていることが明らかになった。 ふかづめ 竜子(ふかづめ りゅうこ) 声 - 伊倉一恵(第65話Bパート - )、高乃麗(843話Aパートのみ) 埼玉紅さそり隊のリーダーである高校3年生。本名は桶川 竜子(おけがわ りゅうこ)。髪は茶髪で、3人の中で唯一ロンタイではなく、逆に短めのスカートを着用している。スケバンをやっている一方家は厳しいらしく母親(声 - 達依久子)を「お母様」と呼んでおり、自身の部屋も非常に女の子らしい物である。不良少女としての素質はなく、むしろお笑い芸人の素質があり、お銀とマリー共々しんのすけから「お笑い芸人」扱いされ、その観点で「師匠」呼ばわりされている。事実大阪もとよし軍団とのお笑い勝負でお銀、マリー、しんのすけとステージに立った際には会場の観客を爆笑させていた。基本的に「あたいらはお笑い芸人じゃねぇ」や「あたいはお前の師匠じゃねぇ」と否定しているが、話の流れでそれを認める言動を取ることもある。しんのすけが剣道を始めた時、武蔵野剣太を師匠としんのすけが言ったことについて、「しんのすけの師匠は自分だ」と言い、道場に押し掛けたこともあったが、その後逆に剣太に惚れてしまう。しんのすけが言いふらしたせいでみさえや幼稚園の友達からもお笑い芸人だと思われている。しんのすけを突き放した言動を取るものの、しんのすけのペースに巻き込まれ最終的には絡むこととなる展開が多い。女子高生ながら携帯電話(実際は自身の機械オンチが原因)やルーズソックスを嫌っていたが、2009年2月20日の放送ではメンバーに内緒で変わった色の携帯電話を購入しており、ストラップを大量につけている。また女の子らしい一面も多く家では密かにセーラームーンのコスプレをしたり、ウサギやイチゴ、クマ柄のパンツを穿いている。男子高校生の鞄が当たった老婆を助ける、決闘を申し込んだ女子高生の母親が交通事故に遭い、アルバイトをしてお見舞い金を贈る(アニメでは、怪我をした猫を助けるために金を集めた)、母親と喧嘩し不良になろうとした風間を密かに諭すなど情に厚い一面もある。紅さそり隊では恋愛禁止であるが、彼女自身ひろしに好意を寄せ、お銀とマリーにバレてしまい罰を受けることになった。剣太に好意を寄せたこともあり、お銀とマリーからは「リーダーの悪いクセ」と惚れっぽいことを指摘されている。一時的ではあるが四十肩のお京に負けて、埼玉紅さそり隊を解散したことがある。また、女子高生から告白されてラブレターをもらったこともある(相手の視線に悪寒を抱き、自分の命を狙っている刺客だと勘違いして悪夢まで見た。オチで相手が同性愛者であることで悪寒を感じたのだと理解した)。シナリオによっては歌唱力に定評があるという設定だったり、音痴という設定だったりする。 しんのすけのことは基本的に「ジャガイモ小僧」と呼ぶが、みさえの前では「しんのすけ」と名前で呼んでいる。初期ではしんのすけの素行に業を煮やし、みさえに文句を言おうとしたが、しんのすけに怒る様子があまりにも怖かったので引き下がった。 魚の目 お銀(うおのめ おぎん) 声 - 中沢みどり(第65話Bパート)→星野千寿子 埼玉紅さそり隊隊員の高校3年生。髪はオレンジ色で、×印のマスクとロンタイがトレードマーク。やせ気味で長身。 可愛い唇をしていて不良に似合わないため、マスクを着用している。母親との二人暮らしである。42巻では母親が病気で入院し、治療費を稼ぐために白ヘビ宅急便でアルバイトをしていた。そのため、紅さそり隊の集会にはたびたび遅れていたが、その後母親は退院し元気になった。竜子と違いしんのすけの言動にも積極的に対応し、仲はいい模様。 ふきでもの マリー 声 - むたあきこ(第65話Bパート - ) 埼玉紅さそり隊隊員の高校3年生。眉を薄くしており、お銀と同じくロンタイを着用しているが、体形は対照的に太め。魚の目お銀の母親が入院していた時には、2人の気持ちを知っていて困った時期もあるが、とても友人思いな少女である。お銀同様しんのすけの言動にも積極的に対応している。 以上の3人は移動用に90ccのスクーターを所有している。また3人とも高校3年生であるが、「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」では3人も懐かしい匂いに取り憑かれて大人たちに混じって公園のブランコで遊んでおり、オート三輪の列が春日部に来たシーンでもそれに乗り21世紀博へ向かって行っている。 四十肩のお京(しじゅうかたのおきょう) 声 - 松井菜桜子、橘U子 埼玉紅さそり隊のリーダーの座を奪いに来た女子校生。通り名のように本当に四十肩で、肩から上が半分しか上がらない。一見は真面目に見えるが、実際は鶏や鳩の真似をしたり、時代遅れの歌詞を用いた埼玉紅さそり隊のテーマソングを作ろうとするなど根は子供っぽく、それを見ていたお銀やマリーからは軽蔑されていた。リーダーの座を巡って竜子と対決し、偶然が味方したことで勝利して埼玉紅さそり隊の新リーダーになったものの、他の不良グループに果たし状を出した際にその翌日に夕食後の食べ過ぎによる下痢で参加できず、結局は竜子やしんのすけに助けられる始末となった為に一旦はリーダーの座を竜子に返す事にし、いずれリーダーの座をまた奪ってみせると陰ながら囁いた。
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三輪トラックが迎えに来る朝、3人とも公園のブランコで立ち漕ぎをしている。
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