埼玉第八小学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 23:08 UTC 版)
「飛ぶ教室 (漫画)」の記事における「埼玉第八小学校」の解説
安田 オサム(やすだ オサム) 6年2組。本作の主人公。どこにでもいる平凡な少年だが逆境にくじけず頑張るひたむきさを持つ。両親と幼稚園児の妹との4人家族であったが、他の仲間同様家族の安否は不明。ただし母親が山梨へと疎開したことだけは、自宅跡に残された手紙から判明している。作者自身がモデル。第2部では過労により倒れたサトルの代理をつとめる。 みつ子(みつこ) 6年2組。オサムの彼女でオサムからは「みっちゃん」と呼ばれる。男勝りな少女で一人称はボク。その明るさと元気で皆を引っ張っているが、オサムの前では涙を見せる等女の子らしい可愛い一面も見せている。モデルは本田美奈子。第2部での年齢は12才。厚生大臣となる。 サトル 6年2組。知識・統率力共にクラス一で、作者自身が「いるわけない」と言う様な理想的な少年。その能力から生徒達のリーダー格として信頼されており先生を補佐し続け、後には先生の提案による大統領選挙で圧倒的な票を集めて大統領となる。モデルは吉川晃司。第2部での年齢は12才。大統領の他、医学班長兼電気班副長となる。キヨシの緊急手術後、過労のため倒れる。 タロー 6年2組。粗暴だが行動力のある少年。みつ子といつも喧嘩している。タローが掃除をさぼってシェルターに忍び込んだために水爆の襲来を知ることができ、近くにいた生徒達が避難することができた。モデルは衣笠祥雄。第2部での年齢は12才。食料大臣となり、食料調達担当のリーダーとなる。 ノボル 6年2組。食いしん坊だが、心優しく面倒見が良い少年。関西弁を喋る。モデルは笑福亭鶴瓶。第2部での年齢は12才。建設大臣となる。 北川ひろみ(きたがわ ひろみ) 6年2組の担任の女性教師でシェルターに入った中では唯一の大人。学校創設者の娘で、前任者の産休中の代理として1年前に赴任して来た。美人でスタイルも良く、凛とした性格で生徒からも慕われている。シェルターの非常口を確認しに地表近くまで上がった際に、誤って「死の灰」を浴びて被曝。作品は彼女の死とそれを乗り越え再び歩みだす子供達により幕切れを迎える。第2部では故人となっているが、生前に核の冬を生きるための知識をまとめた47冊の未来ノートを残している。 アキラ 4年生。ハムの資格を持つ。サトルに無線機修理のための部品集めを依頼する。第2部では電気班に所属、風力発電の状況を説明する。
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