都々逸 文芸形式としての都々逸

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都々逸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 01:35 UTC 版)

文芸形式としての都々逸

元来から創作も広く楽しまれていた都々逸であったが、明治の頃から唄ものをはなれた文芸形式としても認識されるようになった。 都々逸作家と称する人々も現れ、新聞紙上などでも一般から募集されるようになった。 なかには、漢詩などのアンコ入りも試みられた。

作品例

  • ねだり上手が 水蜜桃を くるりむいてる 指の先(田島歳絵)
  • ぬいだまんまで いる白足袋の そこが寂しい 宵になる(今井敏夫)
  • あせる気持ちと 待たない汽車と ちょっとずれてた 安時計(関川健坊鐘)
  • 内裏びな 少し離して また近づけて 女がひとり ひなまつり(寺尾竹雄)
  • 恋の花咲く ロマンの都 女ばかりに 気もそぞろ 夢もほころぶ 小意気なジルバ 君と銀座の キャフェテラス(サザンオールスターズ[1]

織り込み都々逸

折句の一種あたまに季節のお題などを入れつくった都々逸。NHK文芸選評で放送されている。

脚注

出典

関連項目

外部リンク


  1. ^ 言葉の筋トレ16 白だ黒だとけんかはおよし 白という字も墨で書く成城学園中学校高等学校 2017年2月14日配信 2023年5月21日閲覧。


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