樋口一葉
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文庫本(近年)
- 『樋口一葉 1872-1896』ちくま文庫〈ちくま日本文学〉 2008年(『ちくま日本文学全集 041 樋口一葉』(筑摩書房、1992年)の新装刊)
- 『樋口一葉和歌集』ちくま文庫 2005年 今井恵子編
- 『樋口一葉日記・書簡集』ちくま文庫 2005年 関礼子編
- 『樋口一葉小説集』ちくま文庫 2005年 菅聡子編
- 『にごりえ・たけくらべ』新潮文庫 改版2003年
他に岩波文庫・角川文庫 - 『大つごもり・十三夜 他五篇』岩波文庫、のちワイド版
- 『一葉恋愛日記』角川文庫 1997年 和田芳恵編注
- 『一葉青春日記』角川文庫 1997年 和田芳恵編注
主な作品集
- 『樋口一葉全集』(全6巻)筑摩書房、1994年完結
- 『明治文学全集30 樋口一葉集』和田芳恵編、筑摩書房、1977年
- 『新日本古典文学大系 明治編24 樋口一葉集』菅聡子・関礼子校注、岩波書店、2001年
- 『明治の文学17 樋口一葉』中野翠編、筑摩書房、2000年
- 『全集樋口一葉』前田愛ほか校注、小学館、新装版1996年
1・2巻 小説編、3巻 日記編、別巻 一葉伝説(同時代の評伝)
映像化作品
- 映画
関連作品
- 回想
- 田辺夏子『一葉の憶ひ出』潮鳴会、1950年。
- 田辺夏子、三宅花圃『一葉の憶ひ出』松坂俊夫解說、日本図書センター〈近代作家研究叢書〉、1984年。ISBN 4820503529。
- 薄田泣菫、戸川秋骨、岡野知十、疋田達子、平田禿木、星野天知、馬場孤蝶、三宅花圃、半井桃水、島崎藤村、幸田露伴、田辺夏子、樋口くに『一葉のポルトレ』小池昌代解説、みすず書房〈大人の本棚〉、2012年。ISBN 978-4-622-08099-2。
- 映画
- TVドラマ
- ドラマ青年第三部『樋口一葉』(1962年NHKテレビ 脚本:池田忠雄 主演:小林千登勢)
- 『樋口一葉 われは女成りけるものを…』(1985年NHKテレビ 脚本:大野靖子 主演:大原麗子、石坂浩二)
- 新札発行記念ドラマ『樋口一葉物語』(2004年TBSテレビ 脚本:渡辺千穂 主演:内山理名、永井大)
- 演劇
- 『頭痛肩こり樋口一葉』(1984年初演 こまつ座 作:井上ひさし 演出:木村光一)
- 『書く女』(2006年二兎社 作・演出:永井愛 出演:寺島しのぶ、筒井道隆)
- 『偽伝、樋口一葉』(2006年アロッタファジャイナ 監修:金子修介 作・演出:松枝佳紀 主演:満島ひかり、俊藤光利)
- 『十三夜と一葉日記』(2014年いちまるよん 出演:奥山眞佐子 尺八:本間豊堂)[68]
- 『大つごもりと一葉日記』(2015年いちまるよん 出演:奥山眞佐子 お囃子:高橋香衣)
- 『書く女』(2016年二兎社 作・演出:永井愛 出演:黒木華、平岳大)
- 『樋口一葉没後120年記念公演・にごりえ』(2016年いちまるよん 出演:奥山眞佐子 尺八:本間豊堂)
- 『樋口一葉没後120年記念公演・一葉の母 そして 十三夜』(2016年いちまるよん 出演:奥山眞佐子 浄瑠璃:常磐津和英太夫 三味線:常磐津菊与志郎)
- 『樋口一葉没後120年記念公演・一葉日記 そして 大つごもり』(2016年いちまるよん 出演:奥山眞佐子 お囃子:高橋香衣)
- 『樋口一葉の世界 奥山眞佐子ひとり芝居20周年記念公演・一葉日記 そして たけくらべ』(2017年いちまるよん 出演:奥山眞佐子 浄瑠璃:常磐津和英太夫 三味線:常磐津菊与志郎 お囃子:高橋香衣)[69]
- 小説
- 山田風太郎『からゆき草紙』(『明治波濤歌』収録) - 一葉および『たけくらべ』の登場人物たちが登場。
- 小谷野敦『美人作家は二度死ぬ』 - 一葉が長生きして「忘れられた作家」となったパラレルワールドを描く。
- 漫画他
- 上村一夫『一葉裏日誌』
- 『栄光なき天才たち』(1987年集英社 作:伊藤智義 画:森田信吾)※単行本第2巻に収録
- 『ちびまる子ちゃんの樋口一葉』(2004年集英社 キャラクター原作:さくらももこ 監修:森まゆみ 漫画:高橋由佳利 シナリオ:伊藤智義)
- 杉本亜未『闇の瞬き〜樋口一葉、奇跡の14ヵ月間〜』講談社『週刊モーニング』2014年9号に掲載。
- CD
- CM
脚注
注釈
出典
- ^ 澤田 2005, p. 10.
- ^ a b 「略年譜」(樋口アルバム 1985, pp. 104–108)
- ^ “樋口一葉生誕の地”. 千代田区観光協会 (2021年11月3日). 2021年11月2日閲覧。
- ^ 澤田 2005, p. 9.
- ^ 「歌人・なつ子」(樋口アルバム 1985, pp. 2–21)
- ^ 澤田 2005, p. 13.
- ^ a b 『樋口一葉と甲州』, p. 30.
- ^ 澤田 2005, p. 14.
- ^ 澤田 2005, p. 22.
- ^ 澤田 2005, p. 25.
- ^ 澤田 2005, p. 30.
- ^ 澤田 2005, pp. 32–34.
- ^ 佐佐木信綱「芸術界の人々 樋口一葉」『明治大正昭和の人々』新樹社、1961年、111頁。
- ^ a b “明治大正昭和の人々 12 芸術界の人々1/11”. 江戸期版本を読む. Livedoor blog (2022年10月2日). 2022年10月21日閲覧。
- ^ a b 宮本百合子『婦人と文学』青空文庫
- ^ 澤田 2005, p. 47.
- ^ 澤田 2005, p. 39.
- ^ 澤田 2005, p. 41.
- ^ 澤田 2005, pp. 43–45.
- ^ 村上計二郎著『列伝偉人の結婚生活』日本書院、大正14年
- ^ a b c d e f g h i 「無謀な決断が道を拓いた 樋口一葉の日記をたどる」『日本経済新聞』日曜朝刊「NIKKEITheSTYLE」9-11面(2020年11月29日閲覧)
- ^ 澤田 2005, pp. 45–47.
- ^ 澤田 2005, p. 38.
- ^ a b c 『樋口一葉と甲州』, p. 32.
- ^ 澤田 2005, p. 78.
- ^ 澤田 2005, pp. 56–65.
- ^ 澤田 2005, pp. 85–89.
- ^ 澤田 2005, p. 65.
- ^ 澤田 2005, pp. 94–96.
- ^ 澤田 2005, pp. 106–107.
- ^ 澤田 2005, pp. 127–134.
- ^ 澤田 2005, pp. 138–143.
- ^ 桑原朝子「樋口一葉『大つごもり』に見る信用問題 : 西鶴との比較を手掛りとして」『北大法学論集』第73巻第2号、北海道大学大学院法学研究科、2022年7月、1-40頁、ISSN 0385-5953、CRID 1050293015560520448。
- ^ 『樋口一葉と甲州』, p. 63.
- ^ 澤田 2005, p. 161.
- ^ a b c d 『樋口一葉と甲州』, p. 50.
- ^ 『樋口一葉と甲州』, p. 50-51.
- ^ 『樋口一葉と甲州』, p. 40,50.
- ^ 澤田 2005, pp. 182–188.
- ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』(吉川弘文館、2010年)p.249
- ^ 樋口一葉夭逝す『新聞集成明治編年史 第九卷』林泉社、1936-1940
- ^ 澤田 2005, p. 217.
- ^ 笹沢信『ひさし伝』新潮社 2012年 p.287
- ^ a b c d e 『樋口一葉と甲州』, p. 60.
- ^ 一葉歌集国立国会デジタルコレクション、2022年10月20日閲覧。
- ^ 「大藤村講演會の一幕」『随筆』戸川秋骨著(奎運社, 1924年)
- ^ 村上計二郎『列伝偉人の結婚生活』日本書院、大正14年
- ^ 戦前都道府県知事総覧
- ^ a b “施設概要”. 一葉記念館. 2021年11月3日閲覧。
- ^ a b “過去の展覧会アーカイブ”. 日本近代文学館. 2021年11月3日閲覧。
- ^ “樋口一葉・その文学と生涯”. 日本近代文学館. 2021年11月3日閲覧。
- ^ “常設展のご案内”. 山梨県立文学館. 2021年11月3日閲覧。
- ^ “やまなし文学賞”. 山梨県立文学館. 2021年11月2日閲覧。
- ^ 日外アソシエーツ編『最新文学賞事典2014-2018』日外アソシエーツ、2019年、95-96頁。ISBN 9784816927706。
- ^ “開館15周年記念企画展 樋口一葉展Ⅰ われは女なりけるものを ―作品の軌跡―”. 山梨県立文学館. 2021年11月3日閲覧。
- ^ “開館15周年記念企画展 樋口一葉展Ⅱ 生き続ける女性作家 ―一葉をめぐる人々―”. 山梨県立文学館. 2021年11月3日閲覧。
- ^ “開館20周年記念企画展 樋口一葉と甲州”. 山梨県立文学館. 2021年11月3日閲覧。
- ^ “企画展「樋口一葉没後120年記念 ひびきあう、清方と文学」”. アイエム インターネットミュージアム (2021年11月3日). 2021年11月2日閲覧。
- ^ “樋口一葉没後120年記念 ひびきあう、清方と文学”. 鎌倉市鏑木清方記念美術館 (2021年11月3日). 2021年11月2日閲覧。
- ^ 会社概要 風水国際グループ株式会社
- ^ “特別展「樋口一葉展―わが詩は人のいのちとなりぬべき」”. 神奈川近代文学館 (2021年11月3日). 2021年11月2日閲覧。
- ^ 『樋口一葉展―わが詩は人のいのちとなりぬべき』神奈川近代文学館、2021年、2頁。
- ^ 「女性・ジェンダー」「貧困」「東京」現代につながる樋口一葉/生誕150年 ゆかりの地で記念展『東京新聞』夕刊2022年5月2日1面(2022年5月4日閲覧)
- ^ 旗手勲「日本資本主義の生成と不動産業」国連大学人間と社会の開発プログラム研究報告(1981年、ジェトロ・アジア経済研究所)
- ^ 樋口一葉 和歌(1)
- ^ a b 『読売新聞』2002年8月2日[要ページ番号]
- ^ 佐佐木信綱「芸術界の人々 樋口一葉」『明治大正昭和の人々』新樹社、1961年、114頁。
- ^ 『邦楽ジャーナル』11月号[要文献特定詳細情報]
- ^ 『日本女性新聞』2017年8月15日(第2246号)[要ページ番号]、『山梨日日新聞』2017年8月20日[要ページ番号]。
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