赤壁賦とは? わかりやすく解説

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せきへき‐の‐ふ【赤壁賦】

読み方:せきへきのふ

中国北宋蘇軾(そしょく)が赤壁[二]遊んだおりに作った前後2編の賦。1082年7月同年10月の作。それぞれ、「前赤壁賦」「後(こう)赤壁賦」と題する


赤壁賦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/19 05:34 UTC 版)

赤壁賦(せきへきのふ)は、北宋蘇軾が、1082(元豊5)年、烏台詩案にかかる流罪の地、黄州(湖北省黄岡市黄州区)に在って作った前後2篇の賦。よって、『前赤壁賦』、『後赤壁賦』と分けて称せられることもある。散文的文章で書かれ、黄州城外の長江辺りにある赤鼻磯を赤壁(東坡赤壁とも)の地を三国時代の古戦場に見立てて書かれている[1][2]


  1. ^ 山本和義『蘇軾』19、筑摩書房〈中国詩文選〉、1973年、142頁。
  2. ^ 『東坡題跋』(汲古閣本)巻六の一則「赤壁を記す」に、「黄州の守の居の数百歩を赤壁と為す。或るひと言う、即ち周瑜の曹公を破りし処なり、と。果たして是なるや否やを知らず。」とある。
  3. ^ 清水茂『唐宋八大文』下、朝日新聞社〈中国古典選〉、1964年、121頁。
  4. ^ 近藤光男『蘇東坡』17、集英社〈漢詩大系〉、1964年9月30日、211頁。


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